投稿者 : 直子 澄田、投稿日 2015 年 10月23日

台湾・高雄の観光はレンタサイクルがおすすめ!高台の絶景目指して爽快サイクリング

日本からの直行便が増え、注目度急上昇中の台湾第二の都市、高雄。海に面した平野に発展した高雄は、街自体は広範囲に及んでいるのですが、見どころは意外にコンパクトに収まっています。

そんな高雄巡りでオススメの交通手段は、自転車! 高雄の町は起伏が少ない上、街中にレンタルサイクルスタンドが点在していたり、自転車専用道路があったりして、サイクリストに優しい街なのです。それでは、高雄サイクリングの旅にしゅっぱーつ!

まずはレンタサイクルを借りよう

高雄のお土産ならこれを買え!やみつき必至の「木侖」のナッツバー

高雄の街中には無人の自転車スタンドがあり、クレジットカードがあれば誰でも借りることができます。借りた自転車はどのスタンドでも返却することができるのでとても便利。最悪、サイクリングの途中で力尽きてしまっても、最寄りの自転車スタンドで乗り捨てすることができます。

この自転車スタンド、C-bike のある場所は、公式サイトの右下にあるMAP からみることができます。結構いっぱいあります。

[one_half]高雄のお土産ならこれを買え!やみつき必至の「木侖」のナッツバー[/one_half]

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<借り方>
観光客 ならばクレジットカードで利用可能。

借り方はカンタンで、クレジットカードを読み取らせた後、1番の「自転車を借りる」を選び、クレジットカードの裏面の 3桁の番号を入力、そして借りたい自転車の番号を押して確認ボタンを押します。

その後90秒以内に借りたい自転車の番号のところまで行き、赤いボタンを押して自転車をリリース。

これで自転車を使うことができます。

 

<返し方>
返却はステーションの空いたホルダーに自転車を差し込みます。

ランプが緑になるのを確認したら、再び機械にクレジットカードを読み取らせます。

これで返却完了です。

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高雄市公共腳踏車資訊網(Kaohsiung City Public Bike)
公式サイト(中国語・英語):http://www.c-bike.com.tw/

宿泊先のホテルでレンタサイクルのサービスがある場合も

また、ホテルでも宿泊客に無料の自転車を用意しているところが多数あります。今回の取材で利用したホテル、「カインドネスホテル リーオウヘ ナイト マーケット七賢」は、無料でレンタサイクルを利用できます。こちらのホテルは、建物が新しくキレイで、高雄駅から徒歩約15分、六合夜市までは徒歩約5分と立地は抜群でとてもオススメです。

宿泊先のホテルにレンタサイクルがないかもぜひ確認してみてください。

[one_half]打狗英国領事館文化園区[/one_half]

[one_half_last]打狗英国領事館文化園区[/one_half_last]

高雄市内から高台を目指す!爽快サイクリングへLet’s Go

今回は「カインドネスホテル リーオウヘ ナイト マーケット七賢」を出発し、海沿いの高台にある打狗英国領事館文化園区まで行くコースをご紹介します。

これが今回のサイクリングルート。

日中はかなり暑くなるので、サイクリングは朝、早めの方がオススメです。

大人気の朝食店「興隆居」の絶品肉まんで朝ごはんを食べる

大人気の朝食店で朝ごはんを食べて、アートに触れる

まずは、ホテルを出て西へ。ホテルの朝食もかなり美味しいので悩ましいのですが、地元で大人気の朝食店「興隆居」はやっぱりはずせません。お店の詳細は「1日3食じゃ食べきれない! 台湾高雄は庶民派グルメ天国」をご覧ください。

ホテルの朝食を抜くという決断の出来なかった人は、湯包(小さめの肉まんみたいなもの)と豆乳だけでもぜひ食べてください。

高雄随一のデートスポット「駁二藝術特区」でアートを楽しむ

肉汁溢れる湯包を堪能したら、愛河を渡って高雄市立歴史博物館の前を通り過ぎ、港の方へ向かいます。

港の先端には、古い倉庫群を改装したアートスポット「駁二藝術特区」が。ここは高雄随一のデートスポットらしいです。倉庫の中で企画展が催されていることもあり、この日もお洒落メガネをかけた台湾の文化系女子がアートに触れて感性を磨いていました。夜になるとバーやレストランもオープンするみたいです。

自転車専用道路を快適サイクリング!

大人気の朝食店で朝ごはんを食べて、アートに触れる

倉庫の海側は、かつての線路跡がアスファルトで覆われ、サイクリングロードになっています。木漏れ日の中のサイクリングは最高!道路沿いに置かれたオブジェも目を楽しませてくれます。

まるで青空博物館みたいな旧高雄駅の跡地

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旧高雄駅の跡地を抜けて、爽快シーサイドラインへ

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[one_half_last]旧高雄駅の跡地を抜けて、爽快シーサイドラインへ[/one_half_last]

駁二藝術特区の海沿いのサイクリングロード沿いを北上していくと、2008年に廃線となった旧高雄駅の跡地に出ます。かつての車両の保管場所は広々とした芝生エリア。トリケラトプス?オオサンショウウオ?型の樹木があったり、廃車となった車両が置かれていたり、まるで青空博物館。

旗津半島へのフェリー乗り場へ到着!かき氷屋でひと休みするのもよし

[one_half]かき氷で有名な「海之水」[/one_half]

[one_half_last]かき氷で有名な「海之水」[/one_half_last]

旧高雄駅を抜けると地下鉄西子湾駅にでます。この辺りは、旗津半島へのフェリーに乗る人々で賑わいます。フェリー乗り場周辺には、かき氷で有名な「海之水」を始め、かき氷屋が多数。喉が渇いていたら、ここで一息入れてもいいでしょう。

高雄のかき氷は、「価格は日本の1/3以下!超絶美味なマンゴーかき氷食べ比べ in 台湾・高雄」を参考にどうぞ。

快適なシーサイドラインをサイクリング!

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快適なシーサイドラインをサイクリング

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[one_half_last]快適なシーサイドラインをサイクリング[/one_half_last]

道路の突き当たりには旗津フェリー乗り場がありますが、ここを右折し歩道橋を渡ります。

ここからは、ここからは快適なシーサイドラインをサイクリング。左手に高雄港から出港した大きな貨物船が行き交う様子を見ることができます。ところどころ道路が狭いので、クルマには気をつけて。

英国領事館まであと一息!高台までは徒歩で向かいます

今回の目的地は、高台にある英国領事館文化園区です。旗津半島側から高雄市街を見たときに気になる、あのレンガ造りの建物。自転車は麓にある自転車置き場に停めて、景観歩道を歩いて登りましょう。

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英国領事館文化園区

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[one_half_last]民家の間を抜ける、良い雰囲気の路地はそこそこの急勾配。[/one_half_last]

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英国領事館文化園区

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[one_half_last]息も切れた頃、視界が開け、レンガ造りの建物が姿を現します。[/one_half_last]

いよいよ英国領事館を見学!

入場料66元(約240円)を支払って中に入ると、美しく手入れされた庭園が広がり、真っ青な海が眼下に広がります。

快適なシーサイドラインをサイクリング

なんとも美しいレンガ造りの建物は1865年、まだ清朝時代に建てられたもの。高雄最古の西洋建築物で、文化財として指定されています。

建物自体はイギリス人の設計者による建築ですが資材などは中国大陸から取り寄せて作られたもの。建物の周りには回廊式のバルコニーがあり、その一部はティーラウンジになっています。

[one_half]優雅にハイティーを楽しむ[/one_half]

[one_half_last]優雅にハイティーを楽しむ[/one_half_last]

海風を感じながら、さながら当時の領事夫人のように優雅にハイティーを楽しむこともできます。

地下はかつて監獄として使われていたそう。元々は貯蔵室として作られていたものを監獄にしたとかで、一番天井の低いところではまっすぐ立つことすらできません。これはひどい。

また、建物の一部は資料館となっており、高雄の歴史資料や地形のジオラマが展示されています。改めてドラマティックな高雄の地形に感激。自然のいたずら、砂州が作った天然の良港の奇跡と、その景色を存分に堪能できる高台にわざわざ英国領事館を建てたイギリス人のこだわりをご覧ください。

[one_half]英国領事館文化園区[/one_half]

[one_half_last]英国領事館文化園区[/one_half_last]

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ところで、この施設はバラをモチーフにしているらしく、併設のショップのアイテムは、バラの紅茶、バラのジャム、バラのクッキー、バラ柄のハンカチ・・・・・・と、バラづくし。

バラ好きにはたまらないセレクションとなっています。

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英国領事館文化園区

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ティーラウンジはお値段がそこそこ張るので、気軽に楽しむならテラスのカフェがオススメ。

ここもバラ押しで、領事夫人のローズウォーター100元や、ローズアイスティー120元があります。

せっかくなので、ローズハウスアイスティー120元を頼んでみました。

 

あっまーーーーーい!

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[one_half]英国領事館文化園区[/one_half]

[one_half_last]まあでも、木陰を吹き抜ける風は気持ち良いし、なかなか素敵な場所です。

ちなみに入館券の半券を持っていくと割引が受けられるので、忘れずに持っていってくださいね。[/one_half_last]

帰りは往路を戻るのですが、ちょうどお昼時。駁二藝術特区の近くには、「港園牛肉麺」や、「鴨肉飯」という名店があるので、ランチを食べて戻るとベストです。

それでは楽しいサイクリングをお楽しみください!

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