アメリカドライブ旅行で心強い味方になるのがモーテル。「motor」と「hotel」を組み合わせた言葉で、その名の通り、ドライブ旅行者に嬉しい設備が整ったホテルです。

「モーテル」という響きから、なんとなくドラッグの売買や銃を持った殺人鬼が潜んでいそうな気がしますが(映画の見過ぎ?)、全くそんなことはなく(当然だ)、むしろヘタなリゾートホテルよりずっとキレイで快適なところも。今回はモーテルの基本設備と活用方法をご紹介します。

モーテルってどんなホテル?

モーテルってどんなホテル?

まず、ドライブ旅行者が気軽に、安く泊まることのできるホテルというのがモーテルの基本コンセプトなので、荷物を運んでくれるポーターやルームサービスというようなサービスはありません。基本的に全てセルフサービス。ですが、煩わしさが一切ないので、慣れるとこれほど快適な宿はない、と思ってしまうほどです。

安心なのは日本でも有名なチェーン系列。ベストウェスタンホリデイインエクスプレスなどは、部屋の清潔さや、設備、朝食の質など、安定していて安心です。その他、スーパーエイトモーテル6などをよく目にします。

モーテルのアメニティ&基本的な設備をチェック

基本的な設備は以下の通り

バストイレ、テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、コーヒーメーカーは完備

・ バストイレ、テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、コーヒーメーカーは完備

・ バストイレ、テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、コーヒーメーカーは完備
・ バストイレ、テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、コーヒーメーカーは完備

ほぼ全てのモーテルでユニットバス、テレビ、冷蔵庫、コーヒーメーカーは完備しています。

冷蔵庫は空のものがおかれていて、持ち込みは自由。また、電子レンジが付いているモーテルもあります。最初はなんで電子レンジ?と思うのですが、理由はすぐにわかります。なぜなら、近くに夕食が食べられるレストランがないから。スーパーで仕入れた冷凍食品、お総菜などを温めて食べろということです。モーテルでは夕食を出す設備はないので、設備に電子レンジ有りとなっていたら、それは近くにレストランがないということの暗示かもしれないと疑いましょう。

シャンプー、コンディショナー、石けん

シャンプー、コンディショナー、石けん
シャンプー、コンディショナー、石けん、ボディーソープもたいていあります。

ホテルによっては、コンディショナーがないところも。歯ブラシはありません。

Wi-Fiは無料

Wi-Fiはほぼどこでも使えます。利用料もたいてい無料。

チェックインの際にパスワードを教えてもらえるのでそれでアクセスします。

コインランドリー

コインランドリー

大体のところでコインランドリーを備えています。長旅になるとこれは大変助かります。

利用料は、洗濯機が1.5ドル〜3ドル、乾燥機は30分で1.5ドル~。25セント硬貨を投入して使います。

異様にたくさんの硬貨が必要となるのですが、フロントで両替してくれるので遠慮なくお願いします。

アイスベンダー

アイスベンダー

氷も無料。

部屋にアイスボックスがあるのでそれを持参して氷を入れます。

無料の朝食

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無料の朝食
無料の朝食

モーテルはほぼ無料の朝食付き。カフェなどで朝食を食べると10ドルくらいかかるので、これは大変助かります。

朝食のメニューは、ベーグル、トースト、デニッシュなどのパン、ベーコン、スクランブルエッグなどのホットミール、ヨーグルトやバナナ、リンゴなどの果物、飲み物はコーヒー、オレンジジュースなどが用意されています。ホテルによっては自分で焼けるワッフルやパンケーキもあってなかなか楽しめます。

フィットネスジム

フィットネスジム

これも結構な確率で目にします。

マシンが2、3台並んでいるだけですが、アメリカ人はフィットネス好きなんですね。

プール&ジャクジー

プール&ジャクジー

屋外にプールとジェットバスがあることも。私が訪れたのは10月下旬、場所によっては外気温が4℃くらいの日もあったのですが、なんと屋外プールがオープンしていました。

アメリカ人はプールも大好きなんですね。ちなみにジェットバスの方は温水なので、もし入るならこちらへどうぞ。

モーテルは予約したほうがよい?

そこそこの規模の街ならばいくつかモーテルがあるので、事前に予約しなくても大丈夫。ですが、事前に予約しておくと安心できます。

チェックインに必要なのは、「パスポート」「クレジットカード」の2点。チェックインの際に宿泊カードも記入しなくてはなりません。乗っている車の車種と色を書く欄があることが多いので、メーカーと車種は把握しておきましょう。

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2階建てのモーテルの場合、アップステアーズ(2階)かダウンステアーズ(1階)か希望を聞かれます。よっぽど騒音に神経質でない限り、1階がオススメ。

なぜなら車を部屋に横付けして荷物が運び込めるし、なにより2階建てのモーテルにはたいていエレベーターがないので荷物を運ぶのに苦労します。

チェックアウトもとてもスピーディー。なにしろ提供しているサービスがないのだから、精算に手間取りません。カギを返して終わり。とても合理的で素晴らしいシステムです。

超私的! モーテルの旅をより快適にする便利グッズ

モーテルは必要最小限の設備を用意し、セルフサービスにすることで価格を抑えているので、例えばバーとかディナーを提供するレストランはありません。

田舎の街のモーテルに泊まる場合、歩いて行ける範囲にレストランがない、という事態に陥ることがたまにあります。もちろん車を20分も走らせれば、ピザ屋とかステーキ屋とかなにかしらあるのですが、メンバー全員がアルコールを摂取するタイプの人間だった場合、どちらかが1日の終わりの至福の一杯を我慢するか、2人とも我慢するかという過酷な選択を迫られます。

それならならば、ホテルの部屋で食べてしまうというのも一案です。

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最初に申し上げた通り、そういう立地にあるモーテルには電子レンジが付いていることが多く、またたいていどんな小さな街にもデリを備えたスーパーが1つはあり、味はさておき、チキングリルとかピザとかそういった類のものが買えます。

またアメリカは冷凍食品大国。巨大な冷凍庫の中にありとあらゆる冷凍食品が並んでいます。注意してみて見ていると、お皿付きのパスタがあり、食器不要で調理することのできるものがあります。

そういうものを買い込んで食べるのも、またアメリカの田舎らしくて一興です。スプーンやフォーク、塩・コショウなどはデリでもらえるので、すかさず手に入れておきましょう。

また朝食の際に使った残りを捨てずにとっておいてもいざというとき役立ちます。

また、たいていのものは持って行かなくても大丈夫なのですが、個人的にぜひ推奨したい必須アイテムがあります。

それは、栓抜き!

アメリカでは日本より一足お先に地ビールブーム真っ盛り。リカー売り場では、たいてい地元のビールが売られています。ハイネケンやバドワイザーでは味気ない。ぜひ地元のビールを堪能したいところなのですが、これがたいてい瓶ビールなのです。なので、ビール好きであればぜひ栓抜きはご持参を。味気ない部屋での食事もちょっと楽しくなるはず。私は忘れないよう常にリュックにつけて持ち歩いています。

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そうそう、アメリカのスーパーでは酒販の際の年齢チェックが厳しく、たとえ37歳でもIDの提示が求められます。パスポートは忘れず持って行きましょう。まあでも、もし忘れてしまった場合でも「37歳なのに」と訴えると「ほんとに?17歳に見えるよ」と気持ちいいアメリカンジョークで返してくれるので、かえってアメリカが好きになったりします。

下記は実際にスーパーで買って部屋で調理したある日の夕食。

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アイスボックスを活用すれば、冷えていないビールも、シャワーを浴びている間に飲み頃になりますよ!

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