アメリカの国立公園ときいてピンと来る方は少ないかもしれませんが、ご存知グランドキャニオンも、間欠泉で有名なイエローストーンも、全部国立公園です。

アメリカでは「世界遺産」よりも国立公園の方がずっとメジャー。国立公園は全米に59あり、国によって厳重に管理されています。どこもアメリカが誇る豊かな自然を満喫できるのですが、一部を除いて公共交通機関の利用ができない不便な立地も多いので、アクセスはクルマがベスト。

今回はアメリカ国立公園の基礎知識と、事前に知っておくと役立つ情報をご紹介します。

アメリカの国立公園は入園料が必要

アメリカの国立公園は入園料が必要です。料金は公園によって異なりますが、クルマ一台あたりか、クルマ以外での入園の場合、1人いくらというように設定されています。

国立公園は入園料が必要

グランドキャニオンの場合、クルマ1台1週間有効で25ドル、1人の場合は12ドル。国立公園の入り口にはゲートがあるので、そこで入園料を払います。

大きな公園では支払いにクレジットカードが使えるところもありますが、現金を用意しておいた方が安心です。入園料は1週間有効なので、レシートは捨てずに取っておき、再入園の際に提示します。

もしも複数の国立公園を廻る予定があるなら、1年間有効の「アメリカ・ザ・ビューティフル・パス」を購入するのも手。80ドルで1年間有効。同じクルマの 乗車している人全員に適用されます。国立公園はもちろん、国定公園、国立史跡など2,000ヶ所に入園できます。

このパスも国立公園のゲートで購入でき、 入園の際には、パスとパスに記名した人のパスポートの提示が求められます。

アメリカ・ザ・ビューティフル・パス

まずはビジターセンターで情報をゲット

国立公園はとにかく広大。訪問者の多くは、雄大な自然の景観を見たり、自然の中をトレッキング楽しみにやってきます。ところが大自然の中にあるため、大雨や強風で道が閉鎖されていることも。そういう情報が全て集まるのがビジターセンターです。

まずはここに立ち寄り、最新の情報を手に入れましょう。

まずはビジターセンターで情報をゲット

まずはビジターセンターで情報をゲット

ビジターセンターには、マップや園内の見どころのほか、書籍、バッチ、Tシャツなどのお土産も揃います。

カフェテリアが併設されているところもあります。一部の味自慢のレストランを除いて、高い上に味もそんなに・・・・・という感じですが、自然の中で食べればそこそこ美味しく感じます。メニューはだいたい同じで、サンドウィッチ、ハンバーガーなど。

カフェテリアが併設されているところもあります。一部の味自慢のレストランを除いて、高い上に味もそんなに・・・・・という感じですが、自然の中で食べればそこそこ美味しく感じます。

メニューはだいたい同じで、サンドウィッチ、ハンバーガーなど。

スタンプを集めて楽しもう

私が国立公園巡りをするきっかけとなったのがこれ。国立公園のパスポートです。

スタンプを集めよう

スタンプを集めよう!

スタンプを集めよう!

1冊の本に、アメリカの国立公園の所在地や特徴が記されており、スタンプを押す欄があります。実は全ての公園にスタンプ台が設置されており、そのスタンプを集めるというもの。全部のスタンプを集めるなんてムリムリ、とは思うものの、訪れた公園のスタンプがたまっていくのは楽しいもの。公園内のビジターセンターで、スタンプと別にシールも販売されており、それを貼る欄もあります。

スタンプを集めて楽しもう

良い思い出になるので、これから国立公園巡りを考えている人は、ぜひ最初にパスポートブックを手に入れてみてはいかがでしょうか。

国立公園内のガソリンは高い!

国立公園内では、ガス欠にならないよう注意が必要です。アメリカの地形は半端なくて、海抜1,900メートルからマイナス80メートルに一気に下る、なんていう驚きのアップダウンがあるところも。思いの外早くガソリンがなくなるので、公園に入る前に満タンを心がけましょう。

国立公園内のガソリンは高い!

国立公園内にもガソリンスタンドはありますが、公園の外と比べて1ガロンあたり1ドル以上も高くなります。

国立公園内のトイレには手洗い用の水道がない!?

ビジターセンターに併設されているトイレは水洗で清潔ですが、その他のところではくみ取り式のトイレが設置されています。

国立公園内のトイレには手洗い用の水道がない!

バイオ処理されているので、特に不衛生さは感じませんが、ちょっと困るのが手を洗う水道がないこと。私はペットボトルの水を使っていましたがちょっともったいないので、ウェットティッシュか、アルコールジェルのようなものを持参するといいかもしれません。

国立公園内に泊まるなら早めの予約を

雄大な自然を満喫するなら国立公園の中に泊まるのが一番。人口の光の少ない国立公園内から見 る夜空には無数の星が瞬き、静寂の空を染める朝焼けは息をのむほどの美しさです。当然、そんな国立公園内の宿泊施設は大変な人気で、いずれも設備に比べて 割高です。行くと決まったらとにかく早めの予約を。人気の宿になると3ヶ月前でも満室ということもあります。

特にブライスキャニオンの中に ある「ブライス・キャニオン・ロッジ」や、デス・バレーの中にある高級リゾート「ファイナンスクリーク・イン」などはぜひ泊まってみたいホテル。全ての宿 を国立公園内にする必要はありませんが、どこか1ヶ所だけでも泊まってみると良い思い出になると思います。

国立公園内に泊まるなら早めの予約を
国立公園内に泊まるなら早めの予約を

もちろん、食事だけ立ち寄ることも可能です。こちらは、「ブライス・キャニオン・ロッジ」のダイニング。ランチは、ハンバーガー11.50ドルなど比較的リーズナブル。ゆったりした雰囲気の中、カフェテリアよりずっと美味しい料理が味わえます。

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