ばらまきにも使える!イタリアのスーパーでお土産を探そう
海外旅行で会社や友人へのばらまき土産を購入するなら、やはり定番は現地のスーパーマーケットではないでしょうか。可愛らしいパッケージのお菓子や珍しい食材も多く、ただ眺めているだけでも楽しいもの。これまで、スーパーで購入できるお土産としてはワインやチーズ、オリーブオイルなどを紹介してきましたが、今回はそれ以外にもたくさんある、スーパーで購入できるおすすめのお土産をご紹介します。
サクサクした食感がたまらない!タラッリ
タラッリとはイタリアでよく食べられている固焼きパンのこと。乾パンやクラッカーなどと味は似ていますが、もっと歯ごたえがしっかりしていてサクサクしているのが特徴。イタリアではビールやワインのおつまみとしてそのまま食べたり、生ハムやオリーブなどとあわせて食べたりします。
もともとの発祥はカンパーニャ州やプーリア州など南部とされていますが、最近ではイタリアのどこでも見かけることができます。オリーブオイルが利いたプレーンのほか、ペペロンチーノ(唐辛子)、フェンネル、ピッツアなどさまざまな味があるので、食べ比べてみるのもおすすめ。素朴な味わいで、食べ始めると止まらなくなる系のスナックです。
【価格】およそ2〜3ユーロ(260〜390円)
お土産ならパスタよりもパスタソースを!
イタリアのお土産としてよく聞くのはパスタですが、日本で見かけない形のものは壊れやすくかさばりやすいのが難点。ばらまき土産として購入するなら、手軽に渡せるパスタソースがおすすめです。
定番はトマトソースやジェノベーゼなど。特にジェノベーゼはパスタだけでなく、ジャガイモやアスパラなどと合わせるとちょっとしたおつまみにもなるので使い勝手も抜群。少し変わったものを探しているなら猪肉やウサギ肉のボロネーゼ(ミートソース)なんてものもあります。ほんの少しクセはありますが、とても美味しいですよ!
【価格】およそ2〜3ユーロ(260〜390円)
本場の味を手軽に再現できる、リゾット
日本に比べるとあまりインスタント食品が普及していないイタリア。それでも最近は忙しい人が増えてきたためか、スーパーで見かける機会も増えてきました。手軽にイタリアの味を楽しめるとあってお土産にも最適ですが、その中でもおすすめしたいのがリゾットです。インスタントなので手軽に作れるうえ、イタリアの味をかなり忠実に再現できます。
作り方は水500mlと袋の中身を鍋に入れ、中火にかけて15分ひたすらかき混ぜるだけ。メーカーによって水の量が多少異なる場合もありますが、基本の作り方はすべて同じなのでイタリア語のパッケージでもご心配なく。コツは水の状態から中身を入れることと、15分間休まずかき混ぜること(休むとすぐ焦げます)。味はさまざまなものがありますが、トリュフやポルチーニ茸など、イタリアらしい具材の入ったものがおすすめです。
【価格】およそ1〜2ユーロ(130〜260円)
チョコレート系の定番といえば、ヌテッラ
イタリアらしいお土産を探すなら、やはりヌテッラ(ヘーゼルナッツのチョコスプレッド)も欠かせない選択肢のひとつ。イタリアでは朝ごはんのお供としてクッキーやトルタに添えたり、クレープの具として食べるのが一般的ですが、トーストに塗ったり、カフェオレに入れたりとさまざまな使い方ができます。
イタリアではよく食べられているので500gや1kgなどの大瓶もありますが、お土産として購入するなら1回使い切りの個包装パックや割れの心配がないプラスチックの小瓶に入ったタイプがおすすめ。万人受けする味なので、人を選ばず渡せるのも嬉しいポイントです。
【価格】およそ1〜7ユーロ(130〜910円:サイズによって異なります)
ちょっと特別感のあるお土産にはマキネッタを
イタリア人が一息つくのに欠かせないエスプレッソを淹れるためのマキネッタ(直火式コーヒーメーカー)も、スーパーで購入できるお土産のひとつ。ビアレッティ(Bialetti)などのメーカー品はそれなりのお値段がしますが(とはいえ20ユーロ程度です)、スーパーでよく見かけるノーブランド品は5〜10ユーロ程度ととてもリーズナブル。もともとシンプルな構造なので、メーカー品でなくても使用に問題はありません。
見た目も可愛らしいので、ちょっとした小物入れとしてもおすすめです。身近な友人や休暇中に仕事を変わってくれた同僚などに、少し特別感のあるものを渡したい場合の選択肢としていかがでしょうか?
【価格】およそ5〜10ユーロ(650〜1300円)
事前に買うものを決めておけば、お土産選びもスムーズ!
ばらまき用は自分へのお土産と異なり、「会社でも配りやすいもの」「食べるのに手間がかからないもの」など配慮する点も多く、悩み始めると意外と時間をとられてしまいます。限られた時間を有効に使うためには、事前に購入するものをざっくり決めておくといいでしょう。ぜひ、お土産選びの参考にしてみてくださいね!
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