パリ市内で主に日曜に開かれる朝市場も楽しめますが、パリから、ひと足伸ばすと、パリ郊外の地元ならではの食べ物との巡り合いもあります。パリ市内から半日ぐらいで、ちょっと郊外の市場・マルシェを垣間見てみたいという方におすすめなのが、パリから約30分でアクセスできる、モー(meaux)という街の市場・マルシェ。モー(meaux)は、良質な土壌に恵まれ、穀物の生産や牧草地に向いており、チーズの王様とよばれるブリーチーズをはじめとする各種チーズをはじめ、マスタード、はちみつなどが絶品の街です。

パリ市内からモー(meaux)へのアクセス

パリ 東駅(Gare de l’Est)

パリの東側に位置するモー(Meaux)へは、東駅(Gare de l’Est)から電車で約30分。おおよそ1時間に2本程度は電車があるので、あまり時間に神経質にならず、旅の計画がたてられて便利です。

モー(meaux)行き電車

東駅(Gare de l’Est)で切符(2018年1月時点:片道8€)を買い、電光掲示板にてモー(meaux)行き電車のホーム番号をチェックし、改札へ。すべて自由席になので、好きな席に座って発車時間を待つだけです。

モー(meaux)行き電車の車内

電車のタイプは新しいものから少し古いタイプまで、その時次第。中には、カラフルな色合いのシートで、天井の照明が赤・パープル・黄色と変化するおしゃれな電車もあります。

モー(meaux)駅から市場・マルシェは、歩いてすぐ

モー(meaux)駅

モー(meaux)駅で電車を降り、駅を出ると、正面に優雅に流れるマルヌ川が見えます。改札はひとつしかないので、迷う心配はありません。

マルヌ川

駅を背中にして、マルヌ川を川沿いに左側に約5〜7分ほど歩くと、テントが賑やかに立ち並ぶ橋に到着。モー(meaux)市場は、橋を渡るところから始まっています。

モー(meaux)市場

毎週土曜日に開催される、モー(meaux)市場。屋根のあるモー(meaux)市場を取り巻く橋の上などのエリアでは、テントがはられ、洋服やファッション小物・雑貨が売られています。

モー(meaux)市場

屋根付きのモー(meaux)市場は、野菜やチーズ、肉、魚、お菓子を売るエリアです。橋を渡ってすぐにある花屋さんでは、パリ市内で買うと倍の値段になりそうな綺麗な花がひと束10ユーロきる値段で売られています。

モー(meaux)名物のブリー・ド・モーは外せない!

モー(meaux)のチーズ屋さんガノー(GANOT)

モー(meaux) 名産のチーズ、“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”。熟成の期間によって味が変化する、フランスでも人気の白カビタイプのチーズです。数あるモー(meaux)のチーズ屋さんでも「ガノー(GANOT)」が美味しいと評判で、市場の店には行列が絶えません。

ブリー・ド・モー(Brie de meaux)

「ガノー(GANOT)」のショーウインドウには、様々な種類のチーズから自家製ヨーグルトまで並びますが、やはり多くをしめるのは、“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”。白く直径30センチを超える大きな円形のチーズで、外は硬く、内側はとろっとしています。「“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”、シルヴプレ」と伝えると、今日(オージョルディ)食べるか、明日(ドゥマン)食べるかを聞かれます。あとは、ジェスチャーで切り分けて欲しいサイズを伝えれば、希望のサイズに小さく切り分けてくれます。“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”は、そのまま食べても良し、薄く切ってパンにのせてトーストしても最高の味わいです。

ブリー・ノワール(Brie Noir)

4週間熟成された通常の白いタイプの“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”は、くせがなく比較的さっぱりした味です。「ガノー(GANOT)」では、この“ブリー・ド・モー(Brie de meaux)”をさらに5ヶ月熟成させた、“ブリー・ノワール(Brie Noir)”もお見かけします。水分はほぼ飛び、茶色く固くなった外皮とみっちり詰まった中身は、切るとねっとりとしており、塩気のきいた深い強い味わいになっていて、甘口のワインとよく合います。

野菜や果物も新鮮でいきいき

数軒並ぶ野菜ブース

数軒並ぶ野菜ブースには、地元でとれた自慢の新鮮野菜がこれでもかと並べられています。ポワローねぎやなすなど、パリ市内のスーパーでも見慣れた野菜や果物から珍しい食材まで。モー(meaux)の野菜や果物は、どれも色鮮やかで勢いを感じるものばかりで、しかも、お値段もパリに比べると格安です。

新鮮な野菜

特に新鮮さを感じるのは、レタスやクレソン類。ひとつあたりのボリュームも大きく、葉っぱもいきいきしていて、見ているだけでシャキシャキ感が伝わってきます。レタスは、2つで1.5ユーロとこれまたお値段も魅力的(ひとつでも買えます)。力強い新鮮さは1週間ほど続くので、ホテルに冷蔵庫があれば、滞在期間を通して食すのにぜひお試しいただきたいところ。また、モー(meaux)市場にはキノコなどの専門店や、春にはアスパラガス専門店もお目見え。グリーン・ホワイトのピカピカなアスパラガスに、見ているだけでもテンションが上がります。

その他にも、モー(meaux)の名産のブースが並ぶ

モー(meaux)名産のケーキ

モー(meaux)名産のひとつ、はちみつをふんだんに盛り込んだ、しっとり感のあるケーキ。子供にも大人気のケーキは、程よい甘さで、いちじく味などバリエーションも豊か。お店のおじさんが気前よく試食させてくれるので、ついつい止まらなくなっていまします。欲しい厚みを伝えると切り分けて、グラム売りしてくれます。

他には、馬肉専門店も。パリ市内ではなかなか見かけないので貴重なお店です。地元でも人気のため早い時間に売り切れてしまう日もあるとか。試したい方は朝早く訪問するのがおすすめです。馬肉は、焼いてステーキで食べても美味しいとのこと。

お昼はモー(meaux)市場内のパエリヤを

モー(meaux)市場内のパエリヤ

フランスの市場・マルシェの定番料理”パエリヤ”は、モー(meaux)市場でもお見かけします。市場内に広がる香ばしい匂いについつい惹かれますパエリヤは、ちょっと塩気が強めですが、エビなどの魚介類もたっぷりでほっとする味わいです。

持ち帰り用パエリア

パエリヤやフランスの冬の定番料理タルティフレット(チーズがたっぷりかかったポテトグラタンのようなもの)などは、大小サイズのタッパーで購入。市場内には食べるスペースがありませんが、近くの公園で広げるか、しっかりしたタッパーなのでホテルに持ち帰ることもできます。

■モー(meaux)市場
meaux観光の公式ホームページ(フランス語):http://www.ville-meaux.fr/
最寄り駅:東駅(Gare de l’Est)から出るSNCF Transilienのモー(Meaux)駅から徒歩7分
開催日時:毎週土曜日朝から夕方まで(店によるが朝は8:00くらいから)
住所:Halle Du Marché couvert, 77100 Meaux

旅行中であまり野菜を買う必要がなくても、見ているだけでパリとは違う雰囲気が味わえ、モー(meaux)市場は楽しめます。また、モー(meaux)市場のまわりには、マルヌ川沿いにパティ公園、ノートル・ダム寺院などのスポットも。地元のスーパーでは、レア商品、モー(meaux)名産、コニャック入りポメリーマスタードも買えますので、市場に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

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