MBKに行かずしてバンコクの魅力を語ることなかれ! ここが楽しいMBK
バンコクを代表する老舗ショッピングモールといえば、やはりここをおいてはありません。MBKことマーブンクロンセンターです。
2017年には大規模リニューアルを実施し、こざっぱりとした姿で旅行者の前に新しい姿を現しました。開業から30年以上が経過してもなお旅行者を惹きつけずにはいられない魅力はいったいどこにあるのでしょう。MBKの魅力をクローズアップしてみました。
そもそもMBKってこんな場所
MBKとはマーブンクロンセンター(Mahboonkruong Center)の略。1985年にオープンしたバンコクの老舗中の老舗ショッピングモールです。
ガイドブックでは必ずのように取り上げられているMBKの魅力を以下にまとめてみました。
1.主要駅からの近さ
BTSナショナルスタジアム駅に直結しているだけでなく、BTSサイアム駅からも歩いてすぐ。抜群の地の利は大きな魅力です。
2. 巨大な売り場面積
MBKはまさに巨艦店舗。地上8階建てのビルに広がる売り場面積はトータルで8万9000平方メートル。東京ドームの約2倍もの広さです。開業当時はアジア一の規模だったとか。とんでもない広さはMBKの魅力です。
3. 約2500もの店が営業中
広大な売り場に2500もの店がぎっしりと詰まっているのがMBK。レストランなどは比較的広い店もありますが、ほとんどが数平方メートルしかないような小型店。ナイトマーケットに並ぶ小型のブースをイメージするとわかりやすいと思います。
そんな小さな店がここまで押し合いへし合いぎっしりと並んでいる場所はそう例がありません。MBKは屋内型の超過密マーケットなのです。
4. あらゆるジャンルの店が勢揃い
MBKには、食品からファッション、雑貨、デジタルガジェット、家具、ゲーム、映画館、フードコート、レストラン街まであらゆるジャンルのお店が揃っています。似たようなお店に見えて、よく見ると微妙に違いがあって、それぞれに個性的。ベタなお土産ものからオシャレなアロマ製品まで、散策しがいがあるショッピングモールです。
5. 国際色豊か
MBKには世界中の観光客が訪れています。とくに目立つのは中東やヨーロッパからの観光客。彼ら彼女たちが買い物に興じている光景を見ると、バンコクが世界最強の観光都市の1つであることを実感できます。ぜひ国際色豊かな客層に混じってお買い物を楽しんでください。
MBKはお土産探しにうってつけ
約2500もの店が入っているMBKはお土産探しにはぴったり。ただ、「ないものはない」ほど充実しているため、買い物するにはちょっとしたコツが必要です。
まずはおおよそのフロア構成を把握しておきましょう。
G階:靴、洋服、食品+催事場
2階:バッグ、洋服、小物、金行(ゴールド製品のショップ)
3階(BTS駅との直結フロア):ファッション雑貨、宝石
4階:菓子・珍味、デジタルガジェット、ゲームソフト・DVD、銀行
5階:家具、カメラ、インテリア小物
6階:土産品、小物、Tシャツ、フードコート、レストラン
7階:ゲームセンター、レストラン街、映画館
以上がだいたいのフロア構成。「だいたい」としたのは、くくりが明確でなく、さまざまなカテゴリーの店がフロアに入り混じっているのがMBKだからです。
例えばTシャツは5階と7階以外のフロアであればどこかに必ず販売している店があります。フロアごとに販売商品が棲み分けられていないのです。
カウンターで可愛いかごバッグが販売されているというカフェに遭遇するケースもあります。ごちゃごちゃしたおもちゃ箱のようなMBKは、小さな発見を探し求めながらぶらぶら散策するのが一番です。
もし目当ての商品が見つかったら、「即購入」をするか、お店の場所をしっかりメモしておくことをおすすめします。広大な売り場なので、一度その店を離れると戻ってくるのは至難の業。見つからない可能性もあるので、念には念を入れましょう。
こんなモノが手に入る! MBKで買いたいおすすめグッズ
なんでもありのMBK。じっくり見て回ると個性的なユニークグッズが手に入ります。ここではおすすめのお店や商品を紹介しましょう。
RAYAMANEEのアロマ製品とココナツ型スプレー容器
タイには多くのアロマショップがありますが、MBKにしかないのがRAYAMANEEです。
ラベンダーやローズ、バタフライピー、レモングラスなどさまざまな香りのボディクリームやハンドクリーム、化粧水などが揃っているRAYAMANEでおすすめするのは、ココナッツの香り豊かなボディローション。甘い香りとなめらかなテクスチャーにうっとりすること確実です。
ココナツをまるごと使ったころんとしたスプレー容器も楽しいアイテム。すべて手作りなので、1つ1つ形が違います(300バーツ=約1200円)。
中にお好みのローションを入れれば日本に戻ってからも南国気分を味わえるはず。お土産として贈っても喜ばれそうです。
RAYAMANEE
場所:MBKのG階、2階、6階の3店舗
TEL:G階店 02-048-4500、2階 02-048-0537、6階 02-048-4683
公式サイト(英語):https://www.facebook.com/rayamaneembk/
革張りの象のキーホルダー
キーホルダーなどベタでチープな土産品を売る店はMBKにあふれていますが、中にはワンランク上の商品を扱うお店もあります。見つけたのは6階の土産物コーナー。この一画はあまり混雑していないので、ゆっくりお土産を探したい方にはおすすめのフロアです。
タイのシンボルでもある象にオストリッチの革を貼り付けたキーホルダーです。可愛くて上品。しかも軽いスグレモノ。チャームとしても使える金具がついています。値段は199バーツ(約670円)でした。
ココナツ味・マンゴー味の既視感があるお菓子
タイのお菓子もお土産にはぴったりですよね。ここでは、タイのJaikoというメーカーの「LUXKY」というお菓子をピックアップしてみました。
ご覧のようにどこかのお菓子にそっくりですよね。味はマンゴー味とココナッツ味の2種類。食べてみると意外にいけます。さほど甘くなくて食べやすい仕上がりです。
値段は1箱99バーツ(約340円)と高めですが、量も多く、日本のポッキーの2倍程度入っています。タイ土産の選択肢の1つとしていかがでしょう。
タイの民族刺繍をアレンジしたポーチ類
MBKだけにあるお店ではありませんが、2階にあるLofty Bambooもおすすめのショップの1つ。
タイの伝統的な刺繍を施したポーチや洋服、アクセサリーなどセンスの良いファッション雑貨が揃っています。
ポーチはサイズが大小いろいろ揃っていて、価格は200バーツ〜300バーツ程度(約700円〜約1000円)。丁寧な作りなので長く使えそうです。
Lofty Bamboo
場所:2F
TEL:02-048-7121
公式サイト(英語):https://www.loftybamboo.com/
フードコートを見逃すな!
MBKのフードコートは実力派。ごちゃごちゃした全体のイメージとは裏腹にきれいで清潔、しかも安くても美味しいお店が揃っています。
各種麺料理、チャーハン、トムヤムクン、ソムタム、ガイヤーン(グリルした鶏肉)、カレー、カオマンガイ、マンゴーもち米といったタイ料理から、ツバメの巣、バクテー、インドのカレー、日本のうどんや鉄板焼きまでインターナショナル色豊かなラインナップ。価格は1品おおよそ50バーツ(約170円)前後です。
代金はクーポンで支払います。フードコートの入り口近くにクーポン売り場があるので、そこでクーポンをまず調達しましょう。BTSのラビットカードでの支払いも可能です。
フードコートの使い方について詳しくは下記で紹介しています。
安くて便利で美味しい!バンコクのフードコート徹底攻略法をお教えします
席がいっぱいでも少し待っていると必ず空きが出るのでご心配なく。窓の近くの席を確保できれば、明るい陽光のもとで食事ができますよ。
お腹を満たしたら、また売り場へと繰り出して、宝物を見つけにいきましょう。
リニューアルを機に外観が一気にきれいになったMBK。でも、そのごちゃごちゃとした独特の魅力はまったく色あせていません。何も買い物をしなくてもなんとなく楽しい不思議な空間です。ぜひ、足が疲れにくい靴を履いてお出かけください。
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