台北から日帰りで楽しめる九份(ジィウフン)。長い石段や狭い路地、赤い提灯や屋台などレトロな街並みが魅力です。

とても小さな街に観光客が大挙して訪れる人気スポットのため、夕暮れ時から日没後は混雑必須!混雑をうまく回避する方法はあるのでしょうか?幻想的な雰囲気の余韻にひたったまま九份から台北へ帰るために知っておきたいポイントをまとめました。

帰りのバスは時刻表を必ずチェック。乗れなかった場合に備えておこう

九份

九份へ行くなら、バスを利用するのが便利です。台北から現地ツアーもたくさんありますが、ゆっくりと街を散策し、茶芸館で台湾茶を味わって、花文字を書いてもらったり・・・・そんな人は、個人で訪れるのをおすすめします。バスを利用する人は、「台北市内から九份へ、片道115元の公共バスで行こう」必読です。

台北から九份行きのバスは、平日でも10分~15分おきに出発しますが、注意したいのが帰りの時間。九份から台北行きの帰りの時刻表をみるとほぼ10分間隔で運行していたバスの本数が、18時を過ぎると20分間隔になり本数が減っていきます。また、中距離を走るバスなので、夕方の渋滞ラッシュに巻き込まれ、大幅に到着が遅れることも。時刻表どおりに運行しないこともよくあります。

基隆汽車客運
公式サイト(中国語):http://www.kl-bus.com.tw/
時刻表:1062 台北中崙 – 中山高 – 金瓜石 http://www.kl-bus.com.tw/content/routeContact.aspx?t=2&id=5

この本数の減ったバスに幻想的な夜景を楽しんだ観光客が集中するので、バス停は大混雑。

”整列乗車”という文化がない台湾なので、早めに並んでいても意味はありません。バスが来れば、乗り込んだが勝ち!人を押し分けて乗り込むパワーがないといつまでたっても乗車することができないかもしれません。

また、何とか乗り込むことが出来たとしても台北市内まで立ったまま、という可能性もあります。せっかくのノスタルジックな九份の雰囲気もこの混雑具合にいつまでも余韻にひたっていられないのが個人で行く場合の難点といえるかもしれません。

バスが来ない、バスに乗れない、混雑したバスで台北まで戻りたくない、そんなときはどうしたらいいでしょう?

1. タクシーで台北へ戻る

手っ取り早いのは、タクシーを利用すること。九份から台北市内までは1台1,000元ほどが相場。4人の相乗りとなるので、一人250元(750円)ほどで戻ることが出来ます。夜は渋滞するので、事前に料金の確認は忘れずに。人数が集まらないと出発しないこともあるので、周りにいる人に声をかけてみるのがよいかもしれません。

2. 始発・金瓜石まで行ってバスに座る

間隔は減りますが、バスは21時ごろまであります。混雑しているのに並ぶのも嫌、タクシー利用はちょっと心配、そんな人はバスの始発となる金瓜石まで行ってしまうのも手です。行きに下車した「九份老街」のバス停から「1062 台北中崙-金瓜石」のバスに乗り2駅(15元)で終点です。時間のロスはありますが、確実にバスに座ることが出来るはずです。

3. 九份から瑞芳へ。鉄道で台北へ戻る

鉄道を利用して九份から台北へ戻る方法もあります。九份の最寄の鉄道は瑞芳(ルイファン)。「九份老街」から「瑞芳火車站」までは急な坂道を下ってすぐ。バスを利用する場合は、15元。タクシーを利用する場合は、180元です。どちらも10分ほどで到着します。

瑞芳に停車するバスはいくつかあるのもポイントです。乗車時に「瑞芳(ルイファン)?」と運転手に確認しておけば安心です。なお各路線の時刻表・バス乗り場については、バス会社(基隆汽車客運)の公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。

  • 1062 台北中崙-金瓜石
  • 788 基隆 – 深澳坑 – 金瓜石
  • 827 瑞芳 – 福山宮 ※
  • 856 瑞芳 – 福隆 黃金福隆線 ※
  • 825 瑞芳 – 金瓜石 (休日のみ運行)
  • 826 猴硐 – 水湳洞 (休日のみ運行)※

※18時以降の運行はなし。

「瑞芳火車站」で下車すれば、台湾鉄道(台鉄)の駅舎はすぐ目の前。EasyCard(悠遊カード)があればそのまま改札を通ることが出来ますが、席の指定が出来ないので注意。確実に座りたい人は窓口でチケットを購入しましょう。英語は通じない場合があるので、メモを渡すのが確実です。「到 台北 2帳(台北まで2枚)」と書いて渡せば、理解してくれるはずです。

自強号であれば台北(臺北)までは約40分(76元)。ただし、鉄道の本数は1時間に1~2本程度のため、接続が悪いと1時間近く足止めとなる可能性も。日本語でネット予約も出来るので、時間をチェックして計画的に予定を立てましょう。

台湾鉄道
公式サイト:http://www.railway.gov.tw/jp/

4. 九份から基隆へ。鉄道で台北へ戻る

九份から港町・基隆(ジーロォン)へ行き、鉄道で戻ってくるというのも混雑回避の一つの方法です。

「九份」から基隆行きの「788 基隆 – 深澳坑 – 金瓜石」に乗ってバスで約60分ほど(30元)。基隆には、基隆廟口夜市があり、港町ならではの海鮮料理がおいしい屋台が集まっています。時間に余裕のある人は、基隆で夜市グルメを堪能してから台北へ戻るのもよいでしょう。

基隆から台北へは鉄道利用なら約40分(64元)。バスなら國光客運の「1813 基隆-臺北」を利用すれば約1時間(55元)です。

夜景を楽しむなら日没時間も事前にチェック!

九份

赤提灯が灯る幻想的な九份の街並み散策が目的の場合、日没の時間も忘れずにチェックしておきましょう。

日没時間の目安
夏期(5月~9月):18時~19時ごろ
冬期(10月~4月):17時~18時ごろ

夜景ももちろんきれいな九份ですが、高台にあるため基隆湾(ジーロンワン)を見下ろせ、天気がよければ遠くの山々まで見渡せる景勝地。この眺めは昼でなければ楽しめません。

夕陽の名所でもあるので、日没の2時間前には到着しゆっくり観光を楽しむのがおすすめです。九份の街は小さいので1時間もあればのんびり過ごすことが出来ます。しかし、日没前はツアーバスが集中するため、目的の写真スポットまで行くのにも時間がかかるかもしれません。撮影スポットをしっかり下見しておきましょう。

 

観光客を魅了してやまない九份ですが、人気スポットだけに混雑は覚悟して挑みましょう。あまりの混雑にクタクタになってしまった、なんていう思い出にならないよう、帰り方も事前に調べて楽しい九份観光を!

混雑が苦手な人は、午前中の出来るだけ早い時間帯に到着し、午後には台北に戻ることをおすすめします。赤提灯は灯っていなくても九份の赴きある雰囲気は十分味わえますよ。

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