私は様々な国を一人で旅するのが好きなのですが、実は事前に調べて行こうと思ってなくて(マイナーすぎで情報が少ない国も多い為)、行ってみたらすごく良かった国ってけっこうあるんです。そんなあまり知られてないけれど、おすすめの国を紹介します。

幸せを体感できる国ニカラグア

幸せを体感できる国ニカラグア

グアテマラを旅行中、次の行き先の空港券を探しているとニカラグアを発見。航空券が一番安く中南米でも比較的治安も良いという理由と、その場のノリで行ったのがきっかけでした。
ニカラグアについて調べてみると、観光についての情報は著しく少なく、観光地や観光客はほぼいないという説明をネットで見つける程度。

実際に行ってみて感じた、お勧めポイント
・とにかく人が穏やかで優しい
・外国人を見慣れないせいか、なぜか目が合うだけで歓迎される
・おすすめはニカラグア湖に浮かぶオメテぺ島(Ometepe island)

幸せを体感できる国ニカラグア

特に、オメテぺ島は偶然グーグルマップで見つけた場所で、未だかつて「湖に浮かぶ街」に行ったことが無かったので、行ってみました。特別有名な観光地ではなく、観光客は皆無に近い状態。

その為、現地の人から常に大歓迎され、自宅に呼んでもらいご飯をご馳走してもらったり、ニカラグア全土のサッカー大会にオメテペ代表として出場させてもらったり、オメテペ山へのキャンプに誘われたりと、通常の観光地では体験できないようなディープな経験をすることが出来ました。

まさに体験型の旅でした。

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世界有数のリッチを味わいたい方におすすめ、アゼルバイジャン

世界有数のリッチを味わいたい方におすすめ、アゼルバイジャン

トルコの西隣にあるアルメニアに長く滞在していた時、そろそろ飽きてきたな…と思い移動することを決心。東に隣接するアゼルバイジャンへ! そこでは、想像以上のオイルマネー効果に圧倒されました。

そんなアゼルバイジャンのお勧めポイント
・リッチすぎる新市街
・カスピ海からとれる豊富な海産物
・歴史を感じる旧市街

リッチな国とは聞いていましたが、2012年首都バクーに誕生したフレームタワー(Flame Towers)を始め、街には近未来的な建物が建ち並びまさに異世界のようでした。驚くべきことに全席冷房完備のサッカースタジアムまで建設中のようです。

アゼルバイジャンは、天然ガスや石油の産地で、世界有数の資源大国です。故にUAE同様、近年の発展は目覚ましく、オイルマネーをどっぷり感じることかできる国なのです。おまけにカスピ海に面していることから海産物が豊富で、特にキャビアの産地としても有名。

近未来的な建物に入る高級レストランで、大粒のキャビアを食べながら、これまた名物のアゼルバイジャン産の白ワインを嗜む!リッチな気分を味わいたい人にお勧めです。

世界有数のリッチを味わいたい方におすすめ、アゼルバイジャン

旧市街は12世紀に作られた城塞や、石畳の街並みに日干しレンガ造りの民家が今尚残っていて、歴史を感じられる場所となっています。隣接する新市街と旧市街のこの緩急が、急成長していることを感じさせてくれます。

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世界で唯一首都が分断された国キプロス

世界で唯一首都が分断された国キプロス

ロンドンに住む友人と会う事になり、待ち合わせ場所としてまだ行ったことがなかったキプロスをチョイス。

地中海に浮かぶキプロスは、首都が北と南で分断された世界唯一の国です。 北はトルコが領有権を主張していて、南はギリシャが同様に主張しています。そのため北と南では全く違う素顔を見ることができます。

そんなキプロスのお勧めポイント
・1国で2国分味わえる
・北は観光地ではないが、地元の人たちが歓迎ムードで迎えてくれる
・南の透明度が高すぎるアヤナバの海

北は南国リゾートと言った感じではなく、いわゆる中東らしいカオスな町です。

世界で唯一首都が分断された国キプロス

観光客のほとんどが南に行くため、北は地元の人で溢れています。故にオメテペ同様、観光客慣れをしていない地元民は非常に歓迎してくれ、人情ある街を感じる事ができます。南のリゾート感に飽きたら北で現地の人とラク(RAKI:トルコを代表する蒸留酒の一つ)を酌み交わしたりするのも首都を分断されたキプロスならではの楽しみ方です。

南は世界を代表するリゾート地となっていて、ヨーロッパ中から観光客が集まりいつもにぎわっています。

アヤナバ(Ayia Napa)の海

特にアヤナバ(Ayia Napa)の海は非常に透明度が高く、私の人生の中でも3本指に入る程でした。崖の上にあるジャンプスポットは、海の透明度が高いためスリル満点です。勿論私も飛んでみましたが、どこからが海なのか分からない程で、呼吸を止めるタイミングがつかめないくらいでした。アヤナパに行ったら是非共試してみてください。

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平和がいかに尊いか教えてくれる国ボスニアヘルツェゴビナ

平和がいかに尊いか教えてくれる国ボスニアヘルツェゴビナ

クロアチアを旅行後、ギリシャで友人と会う約束がありましたが、思ったよりクロアチア観光がはやく終わってしまったので、ボスニアヘルツェゴビナにも寄ってみることに。

寄ってみて感じたお勧めポイント
・親切で優しい人々
・美味しい料理
・ヨーロッパなのにユーロでないので物価が安い

この国は旧ユーゴスラヴィアの一部で、首都は第一次世界大戦の発端になったサラエボ(Sarajevo)です。数々の戦争や紛争の傷跡が生々しく残るこの街は、世界史を語る上で外せない場所です。

Sarajevo war tunnnel

特にSarajevo war tunnnelは当時の 戦争に戦略として使われたトンネルが当時のまま残っており、実際にトンネルを歩くことができます。街にも紛争時の銃痕が数多残っており、とにかく戦争や平和について考えさせられる国です。

そんな悲劇の国ボスニアヘルツェゴビナですが、人々は陽気でとても親切です。またオスマン帝国に統治されていた時代があり、世界三大料理のトルコ料理の影響を受けているため食事は何を食べても非常に美味しいです。特に、おすすめしたいのが、ボサンスキロナッツ(ボスニア風じゃが)。お肉もじゃがいももとろっとろで柔らかく、トマトベースの味がしっかりと染み込んでいます。

おまけに紙幣がユーロではないこともあって、ヨーロッパの中では非常に物価が安いです。
親切な人、美味しい食べ物、物価が安いと、まさに旅行には持ってこいの国だと思います。

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グルメと広大自然を満喫できる チリ・パタゴニア(一部アルゼンチンも含む)

グルメと広大自然を満喫できる チリ・パタゴニア(一部アルゼンチンも含む)

南米を旅していたある時、出会った日本人の友人に、チリのビーニャデルマルの年越し花火を勧められたことがありました。もちろんそれなりに魅力は感じていたのですが、「花火なら日本でも見られるしなぁ」と渋っていたら、そこに拍車をかける様に「格別に美味しい海鮮も食べられるよ」と言われ、南米特有の肉料理に飽き飽きしていた私はチリに行くことを即決しました。

行ってみて感じたお勧めポイント
・豊富な海産物が激安なのに美味しい!
・美しい大自然を満喫できるアクティビティがある

地球のほぼ反対側に位置するチリはご存知の通り、非常に縦長な地形を有する国です。つまり海に接している部分の割合が非常に高いのです。そんな海に恵まれているチリでは海鮮料理が豊富。特にビーニャデルマル(通称ビーニャ)はチリ中部にある小さな港町で、新鮮な海鮮が激安で食べられると旅人界隈で有名なスポットです。

日本にも輸出されているサーモンは脂がのっていて非常に美味しい上、ウニやアワビも100円程度で買うことができます。旅行中、日本の味が恋しくなった方は、サンティアゴ等の都市部で醤油・わさび・白米を購入して現地で刺身とごはんを食べるのをおすすめします!

チリを南下して行くとパタゴニア地区にさしかかります。

ブランドpatagoniaのモチーフとなったフィッツロイという山

パタゴニア地区には、ブランドpatagoniaのモチーフとなったフィッツロイという山があります。ここは日帰りでも登れる山なのですが、朝焼けが特に美しいため、テントを持ってキャンプすることをお勧めします。

朝陽に照らされたフィッツロイは黄金色に輝き「ゴールデンフィッツロイ」と呼ばれる程で、数ある南米の絶景スポットの中でもトップクラスの美しさを誇ると思います。テントやキャンプに必要な道具は、麓のエルチャルテン(El Chaten)という街で格安でレンタルできるので装備をしていなくとも心配ありません。

巨大氷河群のロスグラシアレス公園(Los Glaciares)

巨大氷河群のロスグラシアレス公園(Los Glaciares)ではなんと氷河の上をトレッキングすることができます。地球温暖化により世界中の氷河が減少する中、この氷河は成長と崩壊を繰り返しているため、「生きた氷河」とも言われています。特に氷河が轟音と共に湖へ落ちる姿はただただ圧巻です。人間の手によっては到底作り出すことができない自然の迫力を感じられる場所です。

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これからチャレンジしようと思っている方に情報が少ない国に行く際の注意点

情報が少ない国々を旅するときはいつも良い意味で予想を裏切られます。そこが醍醐味でもありますが、そうは言ってもトラブルはできるだけ避けたいですよね。そこで、最後にここだけは注意した方が良いポイントをまとめました。

・通貨:日本円が両替できるか 米ドルが両替できるか 街にATMがあるかを事前確認
この情報によってレートの悪い空港でいくら両替をしておくかを決めることができます。
情報の無い国で一文無しになることほど恐ろしいことはありません。観光地化されていない国の通貨両替環境は良くないことが多いので事前に調べておくことが必要です。

・宿:行き当たりばったりな旅をする際、宿の予約はしたくないが最低限ホテル検索サイトでどの辺りに宿が多いかを事前に検索
私自身自由度の高い旅をしたいため、基本的に宿は予約しません。ただどこに多く宿が存在するのか調べておく必要があります。現地で使える携帯が無かったり、Wi-Fi環境が無い場合は、googlemapやmaps meのオフラインマップで行き先を保存しておくことも重要です。

・治安:治安の悪い場所はどこの国でもありますが、そこを避けて目的地に行けるか
ニカラグアのオメテペについてこの記事で取り上げましたが、首都マナグアは非常に治安の悪い地域として有名です。しかし事前に調べた際、マナグアの郊外にある空港からマナグア市内を通らずにオメテペに行くバスがあることを見つけました。この様に治安が悪い地域があると言うだけで諦めるのではなく、迂回する方法があるかを探すことは、様々な国を存分に楽しむ為に必要なことです。

・言語:英語をしゃべる人がどのくらいいるか
観光地化されていない国は、英語を話す人が少ないことが多いです。そのような場合はその国の言語の辞書をダウンロードすることも必要です。また相手の国の言葉を話すこと、また、話そうとする姿勢だけで現地の人とより仲良くなれることもあるのでおすすめです。

皆さんも治安には十分注意し、是非コアな国もガンガン楽しんじゃってください!

文・写真:片岡力也