世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2019も発表 日本人は世界で一番「短い休暇」が好き おススメの旅行スタイルは「ステイケーション」

世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディア(www.expedia.co.jp)では、毎年恒例である有給休暇の国際比較調査を実施しました。その設問から見えた「日本人の休暇の取り方」をご紹介します。

日本人は世界で一番「短い休暇を複数回」取得する割合が高い

エクスペディアで世界19ヵ国の国際比較調査を実施したところ、日本人は世界で一番「複数回の短い休暇」を取得する人の割合が高いことが分かりました。また、休暇を取るうえで理想的なスパンを聞いたところ、日本人の半数以上が「毎月」取りたいと考えていることが分かりました。その割合も世界で最も高く、日本人は長期休暇よりも、短い休暇を頻繁に取得する傾向にあるようです。

 

 

短い休暇を取る日本人にぴったり!新しい旅のスタイル「ステイケーション」

世界で一番、「短い休暇を複数回」取得する割合が高い日本人。そんな日本人にぴったりなのが、「ステイケーション」という新しい旅のスタイルです。
「ステイケーション」とは、滞在を意味する「Stay」と休暇を意味する「Vacation」を組み合わせた造語で、遠出をするのではなく自宅近郊の宿泊施設に滞在(Stay)して、気軽に楽しむ休暇(Vacation)のことです。海外では広く知られていますが、2019年3月にエクスペディアが実施した調査※では、知名度は10%未満、意味を説明したうえで実際に行ったことがある人は16%という結果で、日本ではまだ浸透していません。
自粛制限が緩和されつつも感染に注意した行動が求められ、withコロナに合った旅行スタイルを求める方も多くいらっしゃるかと思います。「ステイケーション」は、車や電車で1~2時間程度以内の場所で宿泊するため、移動が少なく、かつ、渡航費を抑えることができます。その移動に伴う費用の分をいつもより贅沢なホテルを利用することで、近くでも旅行気分を味わいリフレッシュをすることが可能です。例えば、ずっと憧れていた夜景のキレイなホテルや大きなプールのあるホテル、食事の美味しいホテルなどに泊まって、近場でありながら非日常な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。なお、エクスペディアでは皆様の安全を第一に考えています。
政府や各都道府県の要請や状況を確認したうえで旅行の計画を立てることを推奨致します。

 

※アンケート概要:新しい旅行の形「ステイケーション」に関する調査発表
■調査対象:10年以内に旅行をしたことがある20代~50代の男女 計400名
■調査期間:2019年3月9日~11日 ■調査方法:インターネットリサーチ

世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2019の結果も発表!

日本人の好きな休暇スタイルに加え、世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2019の結果も発表いたします。なお、この調査は2019年に実施したものであり、昨今の状況が反映されていないことはご了承ください。

有給休暇取得日数、有休取得率、ともに日本は世界19ヶ国で最下位

[調査結果]https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2019/
2019年の世界各国の有給取得状況を調査したところ、今回も日本の有給休暇取得日数は10日、取得率は昨年と変わらず50%で、ともに世界19ヶ国の中では最も低い数値という結果になりました。特に有休取得率は、下から2位となったマレーシアとオーストラリアの70%から大きく開き、世界各国と比べて日本の有休取得率は未だ低いことが分かります。

日本では、2019年4月1日から年5日の有給休暇の取得が義務付けられましたが、今回の調査期間は2019年10月下旬~11月中旬になります。義務化の開始日は2019年4月以降、各社の有給休暇付与日によって異なるため、今回はまだ大きく反映されておらず、影響が見られるのは次回以降の調査になると考えられます。

ただし2020年は、仕事をしたくても休業せざるを得ない人もいれば、会社から休暇取得を推奨されるも自宅から出られない人もいたりと、今までとは状況も大きく異なっています。有給休暇の傾向にも影響があるかもしれません。

 

日本人が休みを取らない理由1位は「緊急時のために取っておく」ため

 日本人が休みを取らない理由として、最も多かった回答が「緊急時のために取っておく」でした。世界各国では支給されることが多い傷病休暇ですが、日本ではあまり一般的ではないことが影響しているのかもしれません。
続いて「人手不足」、「仕事をする気がないと思われたくない」が2位、3位に続きました。有給休暇を取得する上でも職場の空気を読む日本人の様子が伺えます。

 

世界最下位!「上司が有休の取得に協力的」と回答した割合

 上司が有給休暇を取得することに協力的であるかを聞いたところ、「協力的」と回答した日本人は53%と、世界で最も低い割合となりました。
2018年の調査(43%)と比較して10%上昇していることから、有給休暇取得の義務化に伴い職場の協力体制も少しずつ整えられている傾向にあるのかもしれませんが、世界的にみると、未だに意識の違いがあることは明らかです。

<参考>
有給休暇・国際比較調査2018 URL https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2018/

35歳以上と大きな感覚の差が!日本のヤング世代の約7割が「休み不足」

「休み不足」を感じているかについて聞いたところ、 50歳以上のシニア世代や35歳以上から49歳までのミドル世代において「休み不足」を感じている人は約5割であるなか、18歳から34歳のヤング世代は約7割にも上りました。

若い人が上の世代の人達よりも、休みを求めている傾向が浮き彫りになりました。

 

休暇と仕事に対する考え方、若者とシニアとで大きな差が

休暇が仕事に与える影響について聞いたところ、18歳から34歳のヤング世代は「より前向きな姿勢になれる(60%)」、「仕事に対するモチベーションが上がる(62%)」と回答。35歳以上の人達と比べて、「休暇は仕事に良い影響を与える」と考えている人が多いことが分かりました。

また、ヤング世代は上の世代に比べて、「より多くの休暇をもらえるなら仕事を変えてもよい」と考えている人の割合も高い結果となり、若い人達はワークライフにおいて、休暇の取得を重視しているようです。

さらに、先ほどの有休取得率の結果を世代別にみると、ヤング世代の有休取得率は75%と全体の取得率より高く、昨年の結果(50%)よりも高くなっていました。
昨年施行された有給休暇の義務化は、若い人達の休暇取得をサポートしているのかもしれません。

 

■アンケート概要

■サンプル数: 計11,217名/19ヶ国
■調査対象: 日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、香港、インド、マレーシア、シンガポール、韓国、タイ、台湾
■調査期間: 2019年10月22日~11月15日 ■調査方法: インターネットリサーチ ■調査会社:Northstar
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます。