投稿者 : 悠乃 今井、投稿日 2018 年 5月26日

カジュアルな料理をお洒落にアレンジ! ロスのヒップ&トレンディなメキシカンレストラン

カリフォルニア州、特にロサンゼルではメキシコ料理が大、大、大人気!フードトラックや庶民的なタケリア、お洒落でアップスケールなスポットなど、メキシカンレストランの種類やお値段はピンからキリまであります。

その中から今回は、雰囲気がよく、ヒップでトレンディなレストランをピックアップ。ご予算は$サイン4個中、「$$~$$$(中~上)」のお店を中心にご紹介します。

シルバーレイクにはお洒落なメキシコ料理レストランがいっぱい!

街全体が独特なアーティスティックな雰囲気に包まれる「シルバーレイク」。レストランやカフェも、他のロサンゼルの地域とは一風変わったスタイルのお店が多いです。

レストランが軒を連ねる大通りもいくつかあり、その中でも特に注目したいメキシコ料理レストランがこちらの2軒です。

キャンドルライトでロマンチックディナー:ミ・コラゾン

「ミ・コラゾン」に近付くなり目に飛び込んでくるのがこちら!お店の外の壁一面に埋め込まれた、ハート型の鏡の数々。

ミ・コラゾン
写真提供:White Oaks Communications

それもそのはず、「ミ・コラゾン」とはスペイン語で「私のハート」という意味なのです。その名の通り、心がこもったおもてなしに力を入れているお店で、スタッフのみなさんはとてもフレンドリー。また、オーガニックライスやビーンズ、オーガニックチキンやグラスフェッドビーフなど、ゲストのことを考えて食材にもこだわっています。

ミ・コラゾンの店内

ミ・コラゾンの店内

ディナータイムは、照明を絞ったキャンドルの光がユラユラ揺れる店内で、ロマンチックなひと時が楽しめますよ。

エローテサラダ

メキシコのストリートフード、焼きとうもろこしのような「エローテ」を食べやすいようにアレンジした「エローテサラダ(9ドル)」。自家製チリパウダーの辛さと特製クリームのなめらかさが絶妙です。

ガーリックシュリンプ

こちらの「ガーリックシュリンプ(15ドル)」にはハバネロが入っているのですが、ピリっと辛い程度でお酒がすすみます。


(右)写真提供:White Oaks Communications

ハイビスカスを使ったカクテルなど、見た目にも美しいお料理やカクテルも充実。

ベジタリアンエンチラーダ

ズッキーニ、黄色のスカッシュとベルペッパーが詰まった「ベジタリアンエンチラーダ(12ドル)」。エンチラーダのソースは、トマトベースのレッドソース、トマティーヨのチリベルデとモーレソースから選択が可能です。

人気No1メニューは、鉄板の上でジュージュー音を上げながらサーブされる「ファヒータ」。

ファヒータ

種類は「グラスフェッドビーフ(24ドル)」、「オーガニックチキン(25ドル)」、「ジャンボエビ(26ドル)」と「ベジタリアン(19ドル)」を用意しています。

小麦のトルティーヤに、グリルしたピーマンやオニオンと一緒にはさみ、サワークリーム、サルサ、ピコ・デ・ガヨやワカモレなどをトッピングして召し上がれ。

ミ・コラゾン(Mi Corazon)
住所:2609 Hyperion Ave, Los Angeles, CA 90027
公式サイト(英語):http://mi-corazon.net/
電話番号:(323) 522-3320
営業時間:16:00-22:00(月―木)16:00-24:00(金)、10:00-24:00(土)、10:00-23:00(日)

大人の隠れ家:カシータ・デル・カンポ

「カシータ・デル・カンポ」は、ホットピンクに包まれたポップな外観とインテリアが印象的な、落ち着いた大人の隠れ家的なレストラン。

カシータ・デル・カンポ
写真提供:Three Fold Agency

ゲストは中高年の方が多く、店内は席と席の間隔を広めにとったゆったりとした空間。ちょうどいい音量のBGMが流れているので、おしゃべりに花を咲かせながらお食事をするのによさそうなスポットです。

カシータ・デル・カンポ 店内
写真提供:Three Fold Agency

名物のフルーツマルガリータ(各11ドル)は、ストロベリー、ピーチ、バナナ、クランベリー、メロン、スイカ、マンゴーやザクロなど、多彩なフレーバーを用意。

フルーツマルガリータ
写真提供:Three Fold Agency

特に一押しのアペタイザーがこちら。直訳すると「溶融チーズ(Queso Fundido)」と言う名の「とろけるジャックチーズ(11ドル)」。

とろけるジャックチーズ

写真のチョリソかマッシュルームから選べます。トルティーヤチップスをディップしたり、小麦のトルティーヤに包んでタコスのようにいただきます。一見、かなりこってりしてそうですが、チョリソの甘辛さとスパイシーなサルサを付けて食べると結構パクパクいけますよ。

定番の肉料理の他には、シーフードメニューも充実。

カニのエンチラーダ

グリーントマティーヨソースとサワークリームにアボカドスライスがトッピングされた「カニのエンチラーダ(19ドル)」

マヒマヒのグリル プランテン添え

「マヒマヒのグリル プランテン添え(21ドル)」は、身がしっかりしていて食べ応えがあります。

スープとサラダ

自家製フラン

ほとんどのメインには、メキシカンライスとビーンズのほかに、スープかサラダが付いてきます。プレート料理はかなりのボリュームですが、お腹に余裕がある方は、自家製「フラン(6ドル)」も召し上がってみてください。甘すぎず、〆に最高です。

カシータ・デル・カンポ(Casita Del Campo)
住所:1920 Hyperion Ave, Los Angeles, CA 90027
公式サイト(英語):https://www.casitadelcampo.net/
電話番号:(323) 662-4255
営業時間:11:00-23:00(日―水)、11:00-24:00(木)、11:00-26:00(金、土)

ヒップでちょっとアップスケールなレストランならダウンタウンがおすすめ

ダウンタウンは全体的に上品なレストランが多いので、メキシカ料理店も落ち着いた雰囲気のヒップなお店が人気です。

観光ついでに立ち寄れる!:メキシカンローズ

ロサンゼルス・コンベンション・センターやステイプルズ・センター周辺はいつもワイワイしていて、レストランやバーが徒歩圏内にたくさんあります。バスケットボールの試合やコンサートが開催される日などは、まるでお祭り騒ぎのような人出です。

メキシカンローズ

そんな賑やかなエリアの一角にあるのが、広々としたモダンでシックな「メキシカンローズ」。

イベントの帰りに寄るお客さんも多いことから、マルガリータ、テキーラやワインなど、アルコールメニューがとても充実。

メキシカンローズのカクテル

お店の看板ドリンクは、「フローズンザクロ(12.50ドル)」という名の鮮やかなレッドのマルガリータ。ロサンゼルのバーは、結構アルコールドリンクの値段が高い割にはお酒が薄いことが多いのですが(笑)、「メキシカンローズ」のドリンクは、とても強いです。

カクテル

また、ワカモレを始め、アペタイザーやデザートの中にはテーブルで調理したり、仕上げるものもあり、お料理の演出にも力をいれています。

ワカモレ

とろけるようになめらかなアボカドをふんだんに使用し、手際よくテーブルで作ってくれる「ワカモレ(15.50ドル)」は、顔くらいのビッグサイズ!

ケソ・フンディード

「ケソ・フンディード(14ドル)」:レストランで手作りされるライムとトマト味のトルティーヤにくるんでいただきます。

カルネアサダ

柔らかくてジューシーなメキシコの牛肉料理「カルネアサダ(28ドル)」はマスト。

ぺスカド プリマベラ

「ぺスカド プリマベラ(25ドル)」:ホロホロの白身魚とトマトガスパチョがベストマッチ。

トレスレチェケーキ

「トレスレチェケーキ(10ドル)」、「フラン(10ドル)」や「チュロス10ドル」など、メキシコ料理定番のスイーツも用意。アルコールが入った「メキシカン ホットチョコレート(13ドル)」と合わせてどうぞ。

*料理の写真提供:小山陽子

メキシカンローズ(Rosa Mexicano)
住所:800 W Olympic Blvd, Los Angeles, CA 90015
公式サイト(英語):https://rosamexicano.com/
電話番号:(213) 746-0001
営業時間:11:30-22:00(日―水)、11:30-22:30(木)、11:30-23:30(金、土)

定番家庭料理にモダンなツイストをプラス:YXTAコシナ・メキシカーナ

お洒落なカフェが集結するダウンタウンのアートディストリクト周辺にある「YXTA コシナ・メキシカーナ」は、モダンでトレンディーな空間。オープンなスペースで、クリエイティブなカクテルやメキシコの定番料理をアメリカ風にアレンジしたモダンな創作メニューを提供しています。

YXTAコシナ・メキシカーナ

さわやかで飲みやすい「メキシカンミュール(12ドル)」と「スモーキーノパール」。

YXTAコシナ・メキシカーナのカクテル

「スモーキーノパール」はホットピンクの鮮やかな見た目と一変して結構強めで、メスカル特有のスモーキーな風味が口いっぱいに広がります。

セビチェ
写真提供:小山陽子

白身魚、エビ、コーン、チェリートマト、セラーノ、アボカド、マンゴーをミックスした具沢山の「セビチェ(14ドル)」は、柑橘系の酸味とマンゴーの甘さが混ざり合うさっぱりした一品。

ワカモレ
写真提供:小山陽子

おにぎりのように真ん丸にした「ワカモレ(11ドル)」を平らなお皿でサーブしたり、お洒落な盛り付けが特徴です。

メイン料理で特におすすめは、数量限定メニューの「チリレジェーノ(17ドル)」。

チリレジェーノ
写真提供:小山陽子

ポブラノペッパーにメキシカンチーズを詰めて揚げた家庭料理です。ポブラノペッパーはマイルドなトウガラシなので辛くはありません。

ヨーロピアンシーバスのグリル
写真提供:小山陽子

豪快にまる事一匹をグリルした「ヨーロピアンシーバスのグリル(36ドル、2人前)」は、ライスやトルティーヤもついくるのでシェアするのによさそうです。

フラン

ブレッドプリン チュロスアイスクリーム添え
写真提供:小山陽子

「フラン(11ドル)」と「ブレッドプリン チュロスアイスクリーム添え(11ドル)」。ブレッドプリンはずっしりしていて結構ボリュームがあるので、お腹に少し余裕を残しておくといいでしょう。

YXTA コシナ・メキシカーナ(YXTA Cocina Mexicana)
住所:601 S Central Ave, Los Angeles, CA 90021
公式サイト(英語):http://www.cocinasycalaveras.com/about-yxta/
電話番号:(213) 622-5540
営業時間:11:30-21:00(月、火)、11:30-22:00(水―金)、16:00-22:00(土)
定休日:日曜日

まだまだメキシコ料理レストランはある!ハリウッド周辺からサウスベイまで

北はノースハリウッド、スタジオシティやハリウッド、東はサウスベイまで、メキシコ料理レストランはロサンゼル中に星の数ほどあります。その中から厳選した2軒がこちらです。

今どきのカジュアル創作メキシカン:メルカドタケリア スタジオシティ

まずご紹介するのは、多数のレストラン、カフェ、ブティックが軒を連ねる大通り「ベンチュラ・ブルバード」沿いにある「メルカドタケリア スタジオシティ」。ハリウッド、サンタモニカ、ビバリーグローブなど、ロサンゼルのメジャーなエリアに店舗を構える「メルカドレストラン」の姉妹店です。

メルカドタケリア スタジオシティ

メルカドタケリア スタジオシティ 店内

メキシカンスタイルのプロレス「ルチャリブレ」がテーマのバーのような店内には、カラフルなプロレスマスクのアートを多数ディスプレイ。カジュアルなインテリアに伴って、メニューも今どきの創作料理が中心です。

カクテル

スモーキーなメスカルの風味が生かされた「エル・ディアブロ(13ドル)」や、写真左のパイナップルを使ったカクテルなど、日替わりカクテルも用意。

メキシカンコーン

タキートス・デ・パパ

定番のエローテ「メキシカンコーン(8ドル)」とマッシュポテトが中に入った「タキートス・デ・パパ(11ドル)」。アツアツ、ほくほく、カリッカリ… 最強のアペタイザーです。連れのハーフメキシコ人の友人も絶賛していました。

ロブスタータコス

オアハカチーズとピコ・デ・ガヨがトッピングされた「ロブスタータコス(17ドル)」。アペタイザーのタキートスと同様、メルカドタケリアのフラワートルティーヤの独特な触感がクセになります。私のような揚げ物が好きな人にはたまりません。

シェフホゼのカルニタス

お店の人気メニューのひとつ「シェフホゼのカルニタス(25ドル)」。

お肉はとろけるように柔らかいのでナイフは必要ありません。サイドに付いてくるカリフラワーのローストはしっかり味付けされているのでお酒とよく合います。アペタイザーとしても販売されているのでぜひ食してみてください。

どんなにお腹が一杯でも絶対に食べていただきたいのがこちら。

フラン

今までアメリカで食べたフランの中でもトップ1、2に入る絶品です。アイスクリームのようになめらかな舌ざわりとほどよい甘さ。お腹一杯だったことも忘れて完食してしまいました。

メルカドタケリア スタジオシティ(Mercado Taqueria – Studio City)
住所:11929 Ventura Blvd, Studio City, CA 91604
公式サイト(英語):http://www.cocinasycalaveras.com/about-mercado-taqueria/
電話番号:(818) 358-3423
営業時間:17:00-22:00(月―木)、17:00-23:00(金)、16:00-23:00(土)、16:00-22:00(日)

オアハカの料理とメスカル専門店:マドレ オアハカンレストラン&メスカレリアinトーランス

「マドレ オアハカンレストラン&メスカレリア」は、メキシコの中でも特にオアハカの伝統料理とメキシコ特産蒸留酒の「メスカル」を提供する専門店。

写真提供:Carla Choy Photography

日本食レストランや日本のスーパーなどが多いトーランスエリアにあり、フルサービスのバーを併設しています。店内はワイワイと賑やかで、ガラスショーケースやバーにはアルコールのボトルがこれでもか!とびっしりとディスプレイされています。

350種類以上のユニークなメスカルやスピリッツを中心としたアルコールメニューを用意。

写真提供:White Oak Communications

メスカルにパッションフルーツ、ラズベリーとグレープフルーツジュースをミックスしたフルーティーな「フローズ(10ドル)」は女性から人気のドリンクの一つです。

ソフトドリンクは、サボテン果実とナッツがトッピングされた自家製「オルチャータ(2.99ドル)」がイチオシ。

アメリカのメキシカンレストランで販売されているオルチャータは結構甘いものが多いのですが、同店のオルチャータはスパイスが効いていてほどよく甘く、まさに絶品です。連れもあまりの美味しさに、即2杯目を注文していました。

「チキンタキートス(8.95ドル)」と「エビのケソ・フンディード(12.95ドル)」などの定番アペタイザー、ファヒータやタマーレの他に、多彩なエンチラーダとタマーレメニューを用意しています。

「マドレのエンチラーダ(18ドル)」は、モレやベルデなど4種類のソースが一皿で楽しめます。薄切りの牛肉のグリルも添えられていてボリューム満点です。

「シエテマレス(18.95ドル)」は、魚、エビ、カニ、タコ、ホタテなどの海の幸をふんだんに使用したベジタブルスープ。真っ赤なスープの色は一見辛そうですが、実際はマイルドです。

 

「メスカルフラン(7.95ドル)」は、未成年者は注文禁止(!)の大人向けのデザート。

メスカル独特の香りとほろ苦さがある、ここでしか味わえない一品です。

マドレ オアハカンレストラン&メスカレリア(Madre Oaxacan Restaurant and Mezcaleria)
住所:1261 Cabrillo Ave #100, Torrance, CA 90501
公式サイト(英語):http://www.madrerestaurants.com/
電話番号:(310) 974-8005
営業時間:11:00-23:00(日―木)、11:00-26:00(金、土)

ほとんどのメキシカンレストランでは、着席するとまず無料サービスでトルティーヤチップスとサルサソースが出されます。トルティーヤチップスの薄さや硬さ、サルサの辛さや種類などはそれぞれのお店の個性の見せ所です。おかわり自由のところが多いのも嬉しいところ。

また、メイン料理に付いてくるトルティーヤは、小麦かコーンのどちらかを選択できることが多いです。コーントルティーヤはパサパサしていて好き嫌いが分かれるので、メキシコ料理初心者の方には小麦のトルティーヤが無難です。ちなみに、チリベルデソースで煮込んだ豚肉料理のようなソースをふんだんに使った料理は、コーントルティーヤとの相性がいいですよ。

今回ご紹介したレストランは、お友達同士、カップル、ビジネスディナーなど、様々なシーンで使えるスポットばかりなので、ロサンゼルスにお越しの際にはぜひ訪れてみてください。

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