青く澄み切った空、マリアナブルーと称される透明度の高い美しい海。サイパンは日本から直行便でわずか約3時間半の常夏のリゾートアイランド。治安も良好で日本語を話す従業員も多いので、海外デビューや家族旅行、女子旅に友旅、一人旅でも安心して楽しめる旅先です。

マリアナス・コーヒー

そんなサイパンで、ジワリジワリと話題となっているのがサイパン産コーヒー。ハワイのコーヒーを売っているんでしょ?なんて声が聞こえてきそうですが、実のところサイパンは、コーヒー栽培に適した島。それを実証したのがおよそ100年前の日本人なのです。

忘れ去られたコーヒーを復活させたアメリカ人

サイパン タポチョ山

ここからは少し歴史の旅にでかけましょう。第一次世界大戦後、日本の信託統治領となったサイパンは太平洋戦争が終わるまでの間、日本の統治下にありました。その間、「南洋興発」という製糖業を主とする企業が立ち、サイパンに移住した多くの日本人が働いていました。同時にサイパンの中央にそびえるタポチョ山は当時「コーヒー山」と呼ばれ、麓に広がるジャングルでコーヒーが栽培され、日本に輸出されていました。

しかし敗戦を機に日本はサイパンから撤退。コーヒーの木はジャングルに置き去りにされ、いつしか存在すら忘れられてしまいました。しかしコーヒーの木は激しい戦火を逃れ、ジャングルの中で誰に気に留められることもなく、ひっそりと自生していたのでした。

コーヒー農園

そんな過去を知り、サイパンで2001年からコーヒー農園を始めたのが、米国カリフォルニア州出身のジョーダン夫妻。情報源はアメリカ本土の大学でミクロネシアの歴史を学んでいた愛娘でした。実際にタポチョ山のジャングルの中に入り、野生化したコーヒーの原木が赤い実をつけているのを見て、サイパンでのコーヒー栽培を決心したと言っています。

ジョーダン夫妻

タポチョ山に自生するコーヒーの木は、今のところ販売するまでに至っていませんが、ジョーダン夫妻曰くハワイのコナコーヒーよりもはるかに美味しいそうです。
夫妻が営むコーヒーブランド、マリアナス・コーヒーでは、現在、農園で苗木から栽培したサイパン育ちの「Saipan Estate」をはじめ、中南米やアフリカ、インドネシアから輸入した豆をブレンドし自家焙煎したコーヒーを販売しています。

お土産にぴったりなマリアナス・コーヒー

ジョーダン夫妻が一日のシチュエーションに合わせてブレンドした、香り豊かな4つのオリジナルコーヒーはきっと喜ばれるお土産になるでしょう。
マリアナス・コーヒーは、サイパンの中心「ガラパン地区」にある下記のお店で購入が可能です。

・ ABC Stores
・ Duty Free Shoppers Garapan & Airport
・ Joeten Garapan

Saipan Blend(Dark Roast)1Pack(8oz / 227g)で11ドル前後(約1,120円)。販売店によって値段に若干違いがあります。

マリアナス・コーヒー

サイパン産の希少なコーヒー豆「Saipan Estate」は、ハイアット・リージェンシー・サイパンのギフトショップのみでの販売。

Saipan Estate(Dark Roast)1Pack(8oz / 227g)で40.00ドル(約4,060円)。

海外からの複合型リゾート誘致にも成功し、2020年までに大型リゾートホテルが完成する予定のサイパン。華やかさも加わって、ますます魅力あるリゾート地となることが期待されます。サイパンを訪れたら、ジョーダン夫妻のコーヒーを思い出してくださいね。

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※1USドル(US) = 101.33 円 2016年9月現在
協力:マリアナ政府観光局