近年ニューヨークでは、新しいスタイルのフードホールの開店が相次ぎ、評判を呼んでいます。バラエティ豊かな話題の店がずらりと並び、その日の気分で食べたいものを選べるのだから、人気も当然。食事どきは大行列もめずらしくありません。インテリアもきれいで、ひとりでもグループでも利用しやすいのが魅力。

今回はNY観光の途中に立ち寄りたい、おすすめフードホールを3軒ご紹介します。

驚くほど広いハドソン・イーツで、選りすぐりのグルメを

ハドソン・イーツ(Hudson Eats)
Ph/ニューヨーク市観光局

開発著しいロウアーマンハッタンで、天を突く高層ビル、ワン・ワールド・トレード・センターから大通りを挟んで向かいにある大型商業施設が「ブルックフィールド・プレイス(Brookfield Place)」。ここの2階を占める「ハドソン・イーツ(Hudson Eats)」は、2014年夏のオープン以来、観光客はもちろん、ローカルにも大人気のフードホールです。

ハドソン・イーツ
ハドソン・イーツ

訪れると、その規模の大きさにびっくり! 営業しているのは14店舗。その一つひとつが独立店や小規模チェーンで、高い評価を得ているところばかり。ざっと眺めて歩くだけでも、現在のニューヨークで何が流行っているかが伝わってきます。

例を挙げると、ロサンゼルス発祥で人気沸騰中の「ウマミ・バーガー(Umami Burger)」、斬新なアジア風サンドイッチの「ナン・パン(num pang)」、地元の良質な素材だけを使用したデリ「ディグ・イン(DIG INN)」、60種類の新鮮な具材を好みで組み合わせられるサラダ専門店「チョップト(CHOPT)」、手作りのかわいらしいカップケーキ「スプリンクルズ(Sprinkles)」などなど。

ドス・トロス・タケリア(Dos Toros Taqueria)

どれも魅惑的で迷いに迷いつつ、サンフランシスコ出身の若い兄弟が始めたという、メキシカン専門店の「ドス・トロス・タケリア(Dos Toros Taqueria)」に並んでみました。

注文したのはチキンのケサディーヤ(7.58ドル)。目の前で焼かれたばかりの熱々の生地に、チキン、トマト、レタスなどがどんどん載せられていきます。「サルサは入れる? グアカモレは? ソースはどれにする?」と矢継ぎ早に聞かれて、もう何でも入れて!状態。香ばしいチキンに新鮮な野菜、こくのあるチーズやソースが一体になって、おいしい~。ボリュームも満点で大満足でした。

ブルー・リボン・スシ・バー/青結寿司(Blue Ribbon Sushi Bar)

「ブルー・リボン・スシ・バー/青結寿司(Blue Ribbon Sushi Bar)」では、カウンターで食べられる正統派寿司のほか、手軽な弁当ボウル(16ドル)も。魚料理+野菜+ご飯または蕎麦、それぞれを選んでカスタマイズできる丼です。マグロとズッキーニのポキ(ハワイ風マグロの漬け)がフレッシュ!

ランチタイムには、周辺のオフィス街で働くニューヨーカーが大勢押し寄せて混雑しますが、テーブルが充分たくさんあるので、席が見つからないということはないでしょう。大きなガラス窓からは光がふんだんに射し込み、ハドソン川や対岸のビル群の景色が眺められて、すがすがしい気分。スタイリッシュな造りなので、セルフサービスのフードホールといっても、わびしい雰囲気はまったくありません。

ル・ディストリクト(Le District)

また、1階にはフランスのハムやチーズ、総菜、スイーツなどがふんだんに並ぶ「ル・ディストリクト(Le District)」も。まるでパリのマルシェに迷い込んだかのような、おしゃれ空間です。ちょっとしたカフェやバースペースもあるので、こちらもぜひ覗いてみて。かわいいパッケージのお菓子や紅茶、瓶詰めなどは、お土産にもよさそうです。

ブルックフィールド・プレイス(Brookfield Place)
住所:230 Vesey St., New York
営業時間:月~土曜10:00~21:00 日曜11:00~19:00(ハドソン・イーツ)、月~土曜8:30~23:00 日曜8:30~22:00(ル・ディストリクト)
休み:なし
公式サイト(英語):https://brookfieldplaceny.com/

タイムズスクエアからすぐの好立地、シティ・キッチン

シティ・キッチン(City Kitchen)

ミッドタウンのど真ん中、タイムズスクエアやブロードウェイ劇場街から歩いてすぐという至便な立地に、2015年にオープンしたのが「シティ・キッチン(City Kitchen)」です。わざわざ訪れたいような話題の店が一堂に介しているのも嬉しいし、観光の途中やミュージカル前にささっと食事を済ませたいときにも重宝します。

ルークス(Luke's)

ここで選んだのは、「ルークス(Luke’s)」のロブスターロール(チップス、ソーダ付きで19ドル)。ぷりぷりとしたロブスターの身がパンの上にこんもり盛り上がり、香り高いバター、さわやかなスパイスがからんで、たまらないおいしさ! サンドイッチにしては少しぜいたくなお値段ですが、ロブスターならではの唯一無二の旨みは、体験する価値大といえるでしょう。

黒帯(KURO-OBI)

Ramenという言葉もすっかり定着したニューヨークで、こちらには一風堂のフードホール初出店となる「黒帯(KURO-OBI)」が入り、本格ラーメンが行列することなく味わえると評判になったそう。看板メニューのKuro-obi(12ドル)は、クリーミーな鶏白湯スープにガーリックオイルやピリ辛味噌が加えられて、さすがの深みを感じさせるコク。厚切りのチャーシューも絶品です。

そのほか、ハンバーガー「ホイットマン(Whitmans)」、メキシカン「ガブリエラズ・タケリア(Gabriela’s Taqueria)」、地中海風サンドやライス「ボックス(BOX)」、寿司「アズキ(Azuki)」、ブルックリン発やみつきドーナツの「ドウ(DOUGH)」の計7店。便利な場所だから、何度も通って制覇したいですね。

シティ・キッチン(City Kitchen)
住所:700 8th Ave. at 44th St., New York
営業時間:日~水曜6:30~21:00 木~土曜6:30~23:30
休み:なし
公式サイト(英語):http://citykitchen.rownyc.com/

高級ホテル地下にあるザ・プラザ・フードホールはスイーツも充実

ザ・プラザ・フードホール
ザ・プラザ・フードホール

老舗高級ホテル「ザ・プラザ・ホテル」の地下に広がっているのが、気軽に訪れられるフードホール。日本のデパ地下みたいな雰囲気で、目も舌も満足させてくれる高品質グルメが集まりつつ、購入したものをイートインスペースですぐ味わえるカジュアルさが魅力。セントラルパークのそばという立地もあって、家族連れにも人気です。

専用の入口は、ホテル正面に向かって右側に回ったところ、左側に回ったところの2カ所にあります。

ヴィヴ・ラ・クレープ(Vive la crepe!)
ヴィヴ・ラ・クレープ(Vive la crepe!)

ここでは、おしゃれな焼きたてクレープの「ヴィヴ・ラ・クレープ(Vive la crepe!)」へ。トマト、モッツァレラチーズ、バジルのクレープ(9ドル)は大人の味わい。ほかにも生ハムやスモークサーモンなどの総菜クレープや、もちろんスイートクレープのラインアップも充実してます!

その他、ロブスターロールの「ルークス(Luke’s)」がこちらにも。ブルックリン発、個性派サンドイッチの「ナンバー・セブン・サブ(No. 7 Sub)」も要チェックです。

気になるスイーツは、トップパティシエによる「パティスリー・バイ・フランソワ・パイヤール(Patisserie by Francois Payard)」、ミルクレープが人気の「レディ・エム(Lady M)」、カラフルなカップケーキの「ビリーズ・ベーカリー(Billy’s Bakery)」、昔ながらのユダヤ系アメリカ菓子がそろう「ウィリアム・グリーンバーグ・デザーツ(William Greenberg Desserts)」、最高級ショコラの「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(La Maison du Chocolat)」と百花繚乱。甘党なら見逃すわけにはいきません!

ザ・プラザ・フードホール(The Plaza Food Hall)
住所:5th Ave. at Central Park South, New York
営業時間:月~土曜8:00~21:30 日曜11:00~18:00
休み:なし
公式サイト(英語):http://www.theplazany.com/dining/the-plaza-food-hall/

流行りのフードホールは、手軽で便利なだけでなく、最先端グルメの見本市のような場所だと納得いただけたでしょうか? ニューヨークで何を食べたいか迷ったら、まずはフードホールに足を運んでみるべし!

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取材協力:ニューヨーク市観光局