圧倒的なスケールを持つグランド・キャニオンの絶景を堪能した後は、パワースポットと名高いセドナへ向かいます。

噂に聞く、セドナのパワーとはいったいいかなるものなのでしょうか?途中ルート66で栄えた町、フラッグスタッフでノスタルジックな街並み散策も楽しみながら、いざ出発!

ヒストリカルルート66に立ち寄って、セドナへ向かう

ヒストリカルルート66に立ち寄って、セドナへ向かう

グランド・キャニオンから州道64号線を南下し、ハイウェイ40号線を左折、フラッグスタッフで17号線に入り50㎞ほど南下すればおよそ2時間でセドナへ到着します。

ハイウェイで向かってもいいのですが、40号線と平行して走っているのが、ルート66。これは、イリノイ州のシカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ全長3755kmの道路。高速道路の発達により、1985年に廃線となりましたが、東西を結ぶ流通の要として当時の経済活動やカルチャーに発展に大きく貢献しました。ルート66はアメリカの魂そのものだという人も。アメリカ人だけでなく、世界各国からかつての面影を求めて、ル-ト66を巡る人が少なくありません。

ルート66を全て走るのはちょっと大変ですが、グランド・キャニオンからセドナへ向かう途中、ハイウェイを降りて一部区間を走ってみるのも乙なもの。

途中にあるフラッグスタッフという町はかつてルート66の恩恵を受けて多いに賑わい、今も当時を忍ばせる建物が残っています。まずは100年以上の歴史を持つフラッグスタッフ駅へ行ってみましょう。

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駅前の駐車場は送り迎え専用ですが、裏手のストリート沿いには2時間まで駐車OKのスペースがあります。駅には観光案内所が併設されており、町の歴史的建造物やランドマークを記した散策マップがあるので、それを手に入れましょう。ルート66に関するお土産も豊富に揃えています。

ヒストリカルルート66に立ち寄って、セドナへ向かう

ヒストリカルルート66に立ち寄って、セドナへ向かう

ウォールボードのマップに自分の出身地にピンをさしてみて。意外に日本からもいっぱい来ています。マップ片手に町を散策し、映画に出てきそうなモーテルやダイナーなど、まさに“古き良きアメリカ”と呼ぶにふさわしい町並を楽しんでみてはいかがでしょうか。

いよいよ、世界随一のパワースポットとして誉れ高いセドナへ

いよいよ、世界随一のパワースポットとして誉れ高いセドナへ

フラッグスタッフからセドナは約30マイル、50分。なんとなく写真などのイメージから勝手に赤土の荒野で砂漠のようなところだと思っていましたが、実はセドナの標高は約1370メートル。避暑地として有名な那須高原が標高1050メートル程度なので、それよりも高いところにあるのです。セドナへ向かう途中は、グランドサークルの風景と少し異なることに気づきます。これまで見ることの少なかった広葉樹林が生い茂り渓谷の底には清らかな小川が流れている。水に恵まれた土地だということが分かります。

冬場は雪が積もることもあるそうですが、年間を通じて温暖でからりとしていて、セドナより南部からは避暑に、北部のより標高の高い町からは避寒客が訪れるため、リゾート地として発展しました。

セドナには無料のパーキングがいっぱい!

セドナの町に入り、最初に現れるのは、ザ・ワイと呼ばれるセドナのメインストリート。道路の両脇には各国のレストランや土産物屋などが建ち並びます。

いよいよ、世界随一のパワースポットとして誉れ高いセドナへ

スペイン、メキシコ、イタリアン。これまでハンバーガーかステーキ、もしくはピザ以外の選択肢がほぼなかったので、食の豊かさに心躍ります。このエリアに観光案内所があるので、まずはここを散策してみましょう。

観光地だし、駐車場が高いんじゃないの?と心配になりますが、セドナには無料のパーキングがたくさんあります。メインストリート沿いのパーキングは「1HR LIMIT(1時間以内無料)」となっていますが、路地に入る3時間とか1日無料のものがあります。下の写真は、メインストリート沿いのパブリックパーキング。

いよいよ、世界随一のパワースポットとして誉れ高いセドナへ

3時間まで無料で駐車できるパーキングスペースもあります。観光案内所には、地図やレストランガイド、アクティビティリストなど様々な情報が揃っています。

まずはランチ。久しぶりの多彩な味覚に胸が高鳴る

旅に必要な情報を手に入れたら早速ランチ。「オアハカ」というメキシカンレストランでエンチラーダ(13.95ドル)をオーダーします。

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トウモロコシでつくった皮に、肉とか豆とかジャガイモとかとちょっと辛いソースを包んだものにチーズが載っていて、さらにライスが添えられるという、結局はおおざっぱな料理でしたが、レッドロックが見渡せるナイスロケーションでそこそこ楽しめました。

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また、アメリカでは多くのレストランでソフトドリンクは飲み放題です!何杯でもついでくれるのでお得ですね。

オアハカ Oaxaca
住所:321 N.Hwy.89A
電話:(928)282-4179
営業時間:10:00~21:00
公式サイト(英語):http://www.oaxacarestaurant.com/

ボルテックスに行き、セドナでパワーを感じよう

腹ごしらえを終え、一息ついたところで、はたとここはセドナだと思い出しました。敏感な人ならばすでにパワーをびしびしと感じているかもしれませんが、残念ながら私はそういう類のものに疎い方なので、まだなにも感じられていません。

ボルテックスと呼ばれるパワーが溢れているところに行けば、こんな私でもパワーが感じられるかも。そう、セドナではパワースポットのことをボルテックスと呼ぶのです、本来は渦という意味なのですが、その昔ヒーラー達がここを訪れたときに、渦巻くようにパワーが溢れていたことからそう呼ぶようになったとか。

代表的なボルテックスは、カセドラルロック、ベルロック、ボイントンキャニオン、エアポートメサの4つ。まずはボイントンキャニオンに行ってみることにしました。

仙人に会えるかも! ボイントンキャニオンでパワーをチャージ

ボイントンキャニオンはウェストセドナからさらに北西へ行った、町の外れにあります。こちらの駐車場は有料。車を空いたスペースに停めたあと、券売機でチケットを購入します。セドナのボルテックスなど、この看板があるところは共通で利用でき、1日券が5ドル、一週間券が15ドル。

仙人に会えるかも! ボイントンキャニオンでパワーをチャージ

購入したらダッシュボードの上に見えるように置いておきます。ときどき係りの人が見回りに来ているよう。ダッシュボードの上に置いていないと罰金を取られるのでくれぐれもきちんと支払いましょう。駐車場にはトイレがありますが簡易式のもの。比較的清潔ですが手を洗う水道などはないので、ウェットティッシュなどを用意しておくと良いでしょう。

トレッキングシューズを履いて、水を持ったら出発。トレイルを全て歩こうと思うと5km程度ありますが、カチーナウーマンと呼ばれる岩までは片道1㎞程度。その岩の辺りが最もパワーが強いそうなので、とりあえずそこを目指すことにします。

入り口辺りで地図を見ながら少しまごまごしていたら、いきなりおじさんに話しかけられました。

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「わあ、ありがとう」と言って石を受け取ります。一瞬、金銭を要求されるのではないかといぶかるのは、まだあなたの心がセドナの豊かさに触れていない証拠。セドナにはそんなさもしさはありません。ハートのおじさんは、じゃっと手をふり歩き去ります。

灌木が茂る快適な道を歩きすすめること20分。

灌木が茂る快適な道を歩きすすめること20分。

安心してください。特にパワーを感じやすい体質でなくても、おそらく目指しているカチーナウーマンと言う場所はあれだろうなという岩を見つけることができますよ。だってそそりたつ岩の形がとても特徴的なんだもの。

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周辺の岩場には、パワーを求めて世界各国から集まった面々が思い思いにリラックスしています。私も見よう見まねで瞑想をしてみます。

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すると、さっきハートをくれたおじさんが現れ、岩場をひょいひょい登り、あっという間に頂上まで辿り着いたかと思うとおもむろにケーナを取り出し曲を奏で始めます。やだ仙人みたいになってる。

コンドルが飛んでいきそうな、もの悲しい音色がボルテックス全体に響き渡ります。一曲終わる毎におじさんが「大地の精霊を呼び起こす音楽」だとかなんとか次の曲の説明をするのですが、岩の上から響き渡る朗々とした声もまた非日常感満点。

静かに瞑想をしたい人には少し迷惑な気もしますが、30分ほどの独演会の後、やりきった感を全体に漂わせ、ひょいひょいと岩を降りておじさんは帰って行きました。どうやら、彼はここの名物らしくときどき現れるそうなので、これから行く人はびっくりしないようにしてくださいね。

ちなみにおじさんの登っていた岩に私ものぼってみようと思いましたが結構難しかった。

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あと、もらった石をうっかりiPhoneと一緒のポケットに入れておいたら、iPhoneの液晶がシャギシャギになってしまったのでそれだけは注意しましょう。

そんな感じのボイントンキャニオン。行ってみた感想は、かなり興味深かったし、明るい気分になったので、やはりパワーに溢れているところなのだと思います。

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Photo:Masashi Yoshikawa