マンハッタンにトレンディーなバジェットホテルが登場

ニューヨークはマンハッタンのチェルシー地区近くに、新しいバジェットホテル「Riff Hotel」がソフトオープンした。元々、「Chelsea Star」として運営されていたこのホテルだが、昨年１１月頃から大規模な改装工事を開始し、この度リフホテルとして新たなスタートを切ることとなった。

場所は、３０丁目と８番街の角。その名の通り、リフホテルは音楽は勿論、８０年代を象徴した「ポップ」や「グラマー」をテーマにしている。当時のミュージック、ファッション、アートなどからインスピレーションを受けており、マドンナやボーイ・ジョージなど、当時のポップスターの拡大された写真やヴィンテージレコードなどがホテル中に飾られている。

ホテルは４４室を持ち、各部屋は小さめながらモダンでクールな空間。共用バスルーム付きのシングルルームから、少し広めの「ロックスター・アパートメント」など、様々なタイプの客室を用意しており、料金は一泊９９ドルから２５０ドルと、マンハッタンにしてはかなりのお手頃価格。１階にはアートギャラリーも併設されており、今後はコートヤードにバーもオープンする予定である。

さらに、ホテル経営社は２０１５年に「Riff Downtown」という３６室のアパート式ホテルのオープンも予定している。ホテルは、同じく８０年代に金融や貿易、クリエイティビティーの中心地として栄えたウォール街・トライベッカエリアに位置する。ロフト型の部屋にはキッチンや洗濯機、乾燥機などを完備。屋上には巨大なルーフトップテラス＆バーも用意される。