投稿者 : シドー、投稿日 2014 年 10月30日

錦織圭も戦った全米オープンテニス会場、ラケット持ってNYへ!

錦織圭選手の決勝進出という記録的な活躍に沸いた2014年の全米オープンテニス。決勝ともなれば、テレビにかじりついて観戦した人も多かったのではないでしょうか。そこで思わず自分もラケットを振りたくなった方には朗報。プロテニスの観戦以外にもあの会場の楽しみ方があるのをご存知ですか? 大会オフシーズンは、ラケットを持って訪れるチャンスです! 

ナショナルテニスセンターとは?

全米オープンの会場は、ニューヨークのクイーンズ区にある巨大なテニス施設。マンハッタンからも、電車での移動が便利です。正式名称は、USTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナルテニスセンター。広大な敷地の中に、屋内、屋外、スタジアム、合わせて34面の硬式テニスコートがあります。

3つのスタジアムコート

テレビで全米オープンを観戦していると必ず映る噴水とその後ろの大きな液晶モニター。あれが会場内で一番大きなアーサー・アッシュ・スタジアム正面の風景です。世界最大のテニススタジアムだけあり、収容人数は軽く2万人を超えます。あと2つは、ルイ・アームストロング・スタジアムと、それに隣接したグランドスタンド。1997年にアーサー・アッシュが建てられるまでは、ルイ・アームストロングがセンターコートの役割を果たしていました。

屋根付きスタジアムへ、改装計画中!

毎年ヒヤリとさせられるとおり、雨や風はテニスの大敵です。その問題を解決してくれるのが、開閉式の屋根。タイムズ紙によると、USTAはスタジアムに屋根を設置する計画を進めているとのこと。ルイ・アームストロングの観客席増設なども含め、その改装費用は総額5億5000万ドル(約550億円)です。

全米オープンテニスは世界の大イベント!

会期中のナショナルテニスセンター内は、世界中から集まるテニスファンでいっぱい。独特の張りつめた静寂の中で選手の発声とボールを打つ音が繰り返され、1球決まる度に上がる歓声と拍手。生でしか味わえないあの一体感と興奮こそ、たくさんのテニスファンが観戦旅行のリピーターになる理由です。

入場券とスタジアムチケット

テニス観戦というとスタジアムの指定席チケットを想像しますが、意外に使えるのがGrounds Admissionという「入場券」。確かに、このチケットはアーサー・アッシュ・スタジアムにだけは入れません。スター選手は初戦からセンターコートを使うのも事実です。しかし、それ以外の全てのコートで試合が観戦できます。座席は原則として早い者勝ち(ルイ・アームストロング・スタジアムについては指定席チケットを持っている人が優先)。見たい選手のコートを調べ、その入り口前に並んで開場を待ちましょう。最前列での観戦も夢ではありません。

大会オフシーズンの会場でテニスができる!

現地に暮らす人にもあまり知られていない、ナショナルテニスセンターの利用状況。なんと、全米オープンなど大会の会期中以外は一般に貸し出されているのです。さすがにスタジアムコートには入れませんが、それを背景にした眺めは壮観。旅行者でもあの会場のフィールドコートでプレーできると思うと嬉しいですね。テニス好きにはたまらない特別な経験となるに違いありません。

  1. オンラインで利用者登録をし、ニューヨーク旅行(現地時間)に合わせてコートを予約
  2. ラケット等テニスの準備をしてニューヨークへ(アメリカ現地での購入も可)
  3. 予約日当日に、宿泊先ホテルから電車で会場へ

おおまかな手順は、たったこれだけです。朝6時から深夜まで使えるためタイトなスケジューリングに強く、原則として定休日もありません。また、大会には利用されていませんが、雨天に強い屋内コートも人気です。

全米オープンは、例年8月末から9月にかけて開催。また、会期中でなければ、自分がプレーする貴重なチャンスだということをお忘れなく。昔ラケットを握っていた方も、現役プレーヤーの方も、ぜひラケットを持ってニューヨークへ!

[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/New-York.d178293.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]ニューヨークの旅行・ツアーを検索[/button]

[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/New-York-Hotels.d178293.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]ニューヨークのホテルを探す[/button]