ニューヨーク旅行中なら、セレブな夜も意外にリーズナブル!

オシャレして、赤いじゅうたんの上を優雅に歩いてみたくありませんか?世界最高峰のひとつであるメトロポリタン歌劇場のオペラシーズンは、9月下旬から5月初旬まで。その間にニューヨークへ行くなら、オペラ鑑賞デビューのチャンスです!

予算は4千円から!メトロポリタン歌劇場の座席選びとチケット購入方法

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photo by Daniel Hackney

メトロポリタンオペラのチケットは、日本からでも手軽に公式サイト(英語)で買うことができ、便利です。座席の値段はとても細かく分けられているので、ピンポイントで希望の席をクリックして、表示される値段と席からの見え方の画像をチェックしながら選びましょう。この時点ではまだ購入確定にはなりませんので、高額の席を押してしまっても大丈夫です。気に入る席をゆっくり探してください。

購入したチケットは、観劇当日に劇場内のチケット売り場「ボックスオフィス」で受け取る「ウィルコール(Will Call) :予約済みチケット」扱いとなるので、発送や紛失の心配がありません。チケット購入に使ったクレジットカードや購入確認画面を印刷したものを持って行くと、受け取りがスムーズになります。

「オペラのチケットって高いんじゃないの?」と思われがちですが、メトロポリタンオペラハウスの一番安い席は3~4千円です!会場内で一番高額となる中2階席の前列は5万円ほどしますが、ファミリーサークルと呼ばれる最上階からだって同じ舞台が観られます。一流のオペラ歌手の生声は、ちゃんと届くのでご心配なく!また、名前は「ファミリーサークル」ですが、家族向けの席というわけではありません。最上階の客層は、音大の学生や全演目を観るコアなファンが中心です。

ただし、少し注意したいのは手すり。最上階は細い手すりがちょうどメインの歌手の姿に被る場合があるため、避けたい場合は見晴らし画像を必ずチェックしましょう。画像の内容は精密ではありませんが、だいたいどのエリアから手すりが視界に入るのかが確認できます。

各座席エリアの値段の目安

また、「予算は抑えたいけど、舞台はできるだけ近くから観たい!」という場合は、左右の壁面にあるサイド/サイドBox席がおすすめです。壁面の席は、左右どちらか手前側が死角になりますが、気にしない人にとっては安くてお得感があります。さらに、土日は同じ演目でも値段が上がるため、ニューヨーク旅行のスケジュールが許す限り、平日を狙いましょう!

・ 1階 オーケストラ / 85~350ドル
・ 2階 バルテール / 135~500ドル
・ 3階 グランドティアー / 95~375ドル
・ 4階 ドレスサークル / 85~250ドル
・ 5階前方 バルコニー / 30~150ドル
・ 5階後方 ファミリーサークル / 25~45ドル
※料金は変動しますので、目安としてご使用ください

メトロポリタンオペラ当日券の取り方

チケットはオペラ常連の音大生も購入するため、発売と同時に安い席から売れてしまいますが、当日でもまだ空席が残っていることもあります。スケジュールが定まらずチケットの手配は現地でと考えている人は、現地入りしてからインターネットで、またはオペラハウス内のチケット窓口まで行き、空席のチケットを購入しましょう。

完売公演を観たい場合は、当日に販売される立見チケットがおすすめです。販売開始となる10:00までに購入の準備を! 土曜の昼公演分以外なら、オンラインでも買えるので便利ですが、事前にアカウントを作ったりログインしたりしておくのをお忘れなく。

なお、立見席のチケットは「スタンディング・ルーム・チケット(Standing Room Ticket)」といいます。料金は以下のとおりです。座席はありませんが立つ場所は決まっており、もたれられる手すりがあります。

・ 1階 オーケストラ / 25~30ドル
・ 2階 バルテール / なし
・ 3階 グランドティアー / なし
・ 4階 ドレスサークル / なし
・ 5階前方 バルコニー / なし
・ 5階後方 ファミリーサークル / 20ドル

さらに、当日になってから売り出される特別チケットには「ラッシュ・チケット」というものもあります。こちらは、日曜公演以外の取り扱いで、夜公演の場合は12:00(土曜のみ14:00)、昼公演の場合は開演4時間前に発売です。座席は通常、1階席の立見席より前方となり、一律25ドルと破格です。7日間に1公演限り、1度の購入手続きで2枚まで購入できますが、チケットは早い者勝ち、購入方法は「オンラインのみ」となりますのでご注意ください。

メトロポリタンオペラと、セレブな夜の過ごし方

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photo by Kai Schreiber

やっぱり気になる服装

オペラを観にいくとなると、誰でも気になるのが服装。メトロポリタンオペラにドレスコードはありませんが、どうせならしっかりオシャレして出かけたいですよね!高額な席では、タキシードの男性にエスコートされたドレス姿の女性をよく見かけます。一方、一番安い席で派手なドレスを着ている人は滅多にいません。会場内で浮かないオシャレのレベルは、ビジネスカジュアルから友達の披露宴に出席する程度のドレスまで、と考えておくとよいでしょう。

休憩時間に楽しみたいメトロポリタンオペラ内にあるレストラン&バー

観劇当日は、たいてい1部終わるごとに休憩を挟みます。休憩スケジュールは演目によって異なりますが、30分休憩が入る場合も多いもの。そんなときはお手洗いだけでなく、ホールのドリンクバーでカクテルを飲むのも豪華な会場の雰囲気を楽しむコツです。バーテンダーにはドリンク代とは別に、チップの1ドルも渡すことをお忘れなく。

また、オペラの上演中はチケットを持っていても会場に出入りすることができません。映画やミュージカルと違い、途中でトイレに行きたくなっても中座は不可!メトロポリタンオペラハウスに遅れて到着した場合も、開演時間を1分でも過ぎると第1部が終わるまで外で待つ羽目になりますのでご注意くださいね。

なお、メトロポリタンオペラハウス内には、中3階に「グランドティアー・レストラン」があります。オペラハウスの豪華な吹き抜けホールで食事を楽しめる高級レストランです。テーブル数が少ないので、利用したい場合はチケット購入時に必ず予約しましょう! 予約方法は普通のレストランとほぼ同じですが、違うのは「観劇日時」をたずねられることです。

開演前(プレ・カーテン)の食事の予算は、1人約100ドル~。オードブル(高級キャビア)とデザートを省略し、メニューのファーストコースとセカンドコースから1つずつ選ぶ人が多いという印象です。

また、こちらのレストランは休憩時間にも食事をすることができますが、この場合は事前にメニューまで選んで予約しておく必要がありますのでご注意ください(デザートだけ休憩時間に食べるなど、混んでいなければ当日でも予約可能)。食べる時間を確保するため、休憩開始時には予約した料理をテーブルに並べておいてくれます。

メトロポリタンオペラ(Metropolitan Opera)
公式ホームページ(英語):http://www.metopera.org/

 

寝ちゃいそうで心配!?初心者がオペラを最大限に楽しむコツ

メトロポリタンオペラの座席の前には、個人用の字幕モニターがあります。表示できるのは原則としてイタリア語やドイツ語などの原語と、英語訳です。でも、そんな小さな画面を見るより、当日は舞台に集中するのが一番!舞台装飾や音楽を純粋に楽しめれば、オペラ鑑賞デビューは成功です!

逆に、せっかくオシャレをしていても、途中で居眠りしてしまったら恥ずかしいですよね。そこで、初心者が眠くなる危険を最小限に抑え、オペラを楽しく観られる秘訣をご紹介しておきましょう!

  1. チケットを買う前に、滞在中の演目の邦題をインターネットで調べる
  2. 聞いたことのある邦題の演目があれば迷わずそれにする
  3. 知らない演目しかない場合は、上演時間が短いものを優先して次のステップに進む
  4. 演目のあらすじを日本語で読む
  5. 動画共有サイトで、タイトル(原題)を「aria」と一緒に検索する
    例:演目が「カルメン」の場合、検索バーに入力するのは「Carmen aria」
  6. 5で観られるのはそのオペラのなかで最も有名な「見せ場」となる歌のため、しっかり聴き込んでおく
  7. .余力があれば、全幕観ておくくらいの勢いで予習する
  8. 少なくとも6までをこなしたあと、気に入った演目のチケットを買う

タイトルを知らないオペラでも、調べてみると歌は聞いたことがあるというケースもありますので、根気よく自分に合う演目を探しましょう。初心者がオペラを楽しむためには、事前の予習が必須です。

言葉がわからなくても大丈夫!格式高いオペラの雰囲気にひたって、ニューヨークでしか体験できないセレブな夜を楽しんでくださいね。

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Cover photo by Alan Strakey

記事公開日 2015/10/07
最終更新日 2016/10/21