ワイン!ワイン!ワインずくめのロサンゼルスの旅♪

いざラスベガスへ行くことに決めても、「カジノって入りにくい」「どうしたらよいかわからない」と思っている人は多いのではないでしょうか?
アメリカ人でも初めてでは勝手がわからないカジノ。日本人ならなおさら、慣れていなくて当たり前です。そこで、初心者がそつなく気分よくカジノを楽しむためのルールを、事前に予習しておきましょう!
photo by Nan Palmero
カジノ初心者がデビューしやすい時間帯は、平日の昼間です。空いているため気後れすることなく、自分のペースで楽しめます。ただし、カジノに向かう前に、以下のルールだけは押さえておいてくださいね。
アメリカでは、飲酒と同じく、ギャンブルの年齢制限も21歳からとなっています。20歳からではないので、間違えないようにご注意ください!21歳未満の方はカジノへの立ち入りも禁止です。年齢を証明するためにも、カジノへ行くときは必ずパスポートを持っていきましょう。また、子どもだけをホテルの部屋に残してはいけないため、お子様連れの場合は必ずベビーシッターや託児所を利用する必要があります。
ラスベガスのカジノには、ドレスコードがありません。夜は比較的オシャレをしている人が多いものの、Tシャツやサンダルでも自由に出入りできます。その一方で、日本人女性に気を付けてもらいたいのが冷房です。これでもかというほどクーラーが効いている場合が多いため、羽織るものを持参することをおすすめします。
年齢制限以外にも、カジノには覚えておきたい禁止事項が2つあります。
1つめは、カジノ内での写真撮影。見とがめられると、カメラからデータを消される場合があります。そして2つめは、ディーラーの背後に立つことです。通常はディーラー同士が背中合わせになるようにテーブルが配置されていたり、ロープなどが張られていたりしていますが、場合によっては簡単に通り抜けできるようになっていることも。ちょっと通り抜けるだけでもディーラーの背後に回ることは禁止ですので、ご注意ください。
photo by Images Money
カジノに入ったら、まずは両替機の場所をチェックしましょう。昔は銀行窓口のように人が対応していたチップ(※)交換や両替、換金も、いまはほぼ全てその機械が対応しています。フロアはスロットマシンのコーナーと、テーブルゲームのコーナーに大きく分かれているので、お好みのほうへどうぞ。もちろん両方やってみるのもOKです。
※カジノで使うコイン型のチップ(chip)と心付けのチップ(tip)を聞き間違わないようにご注意ください。
カジノ内には、トレーにお酒やソフトドリンクを乗せたサーバーがうろうろしています。スロットでも、テーブルでも、ゲームをプレー中に限り飲み物は無料です。勧められたものを受け取るもよし、声をかけて飲みたいものをオーダーするもよし、好きなだけ利用しましょう。
ただし、席から立ち上がるとゲーム中断とみなされるため、自分で取りにいくのはNGとなります。また、ドリンクを受け取るときに、チップとして1ドル渡すのがマナーです。
テーブルゲームは気が引けるという人でも、スロットマシンなら大丈夫。現金が使え、チップに換える必要もありません。ただし、台は選びましょう。入口付近には高額賭け金のマシンが並んでいるため、100ドル(約12,000円)持っていても1分でなくなってしまいます。
実は、カジノの奥のほうにはたいてい1セントから賭けられるスロットマシンがあるので、そちらである程度長く楽しむのが得策です。
スロットマシンは、原則としてマシンに現金を入れてプレーします。紙幣やチケット(後述)を入れられるので、事前の両替は不要です。
通常はマシンごとに横や斜めなど「1列」の賭け金が決まっています。たとえば上中下段3列に賭けると選択した場合、スピン1度で、1セントの台なら3セント、5ドルの台なら15ドルということになります。賭ける列は、スピンの度に変更可能です。
換金の際や台を変えたいときは、「CASH OUT」または「PAY OUT」などと書かれたボタンを押します。バーコードと残金が印字されたチケットが出てくるので、換金機か次にプレーする台に入れましょう。
テーブルゲームに挑戦したい人は、とにかく優しそうなディーラーを探しましょう。初心者であることを最初に伝えておけば、ゆっくりと説明しながらゲームを進めてくれるはずです。ミニマムベット(最低賭け金)がテーブルに表示されているので、席に座る前にその確認もお忘れなく。
なお、テーブルゲームで使うチップは、以下のとおりです。カジノそれぞれでデザインが異なるため、お土産として持って帰る人もいます。
また、ディーラーには、勝っても負けても、とりあえず席を立つときにはチップを5ドル渡すのがマナーです。
ラスベガスでカジノデビューを飾るための暗黙のルールガイド、いかがでしたか?初めてでも、どうぞお気軽に!せっかく世界屈指のギャンブルの街に行くからには、ぜひカジノにチャレンジしてみてくださいね。
Cover photo by Zdenko Zivkovic