自然の中でたっぷり遊べる!子連れ海外旅行におすすめのケアンズ
成田・関空からLCCのジェットスター航空が直行便を運航するケアンズ。フライトタイムも約7時間半と短く、さらに時差がわずか1時間と少ないので、子供への負担が少なく海外旅行が楽しめます。
そして何より世界遺産に登録されているサンゴ礁の海と緑豊かなジャングルの存在が大きいです。素晴らしい大自然が残るケアンズは、子供たちにたくさんの楽しみと学びの場を与えてくれます。オージースタイルでのびのびと過ごせば、旅の終わりにはひと回りもふた回りも成長した子供たちの姿を目にするでしょう。
子連れにおすすめ!ケアンズのアクティビティ
1.グレートバリアリーフでシュノーケリング
Photo by Tourism & Events Queensland
ケアンズは世界最大のバリアリーフとして世界遺産にも登録されているグレートバリアリーフの玄関。ダイビングやシュノーケリングといったマリンスポーツを目的に世界中から観光客が訪れます。
そんなワールドクラスの海に親しめるのもケアンズの魅力。本格的に楽しむなら、アウターリーフと呼ばれる、透明度が高く、魚が多い沖合へ行く1日ツアーに参加するのがおすすめ。いくつかの会社がケアンズ発のクルーズツアーを開催していて、沖合に浮かぶポントゥーンと呼ばれる固定式の浮桟橋まで連れて行ってくれます。このポントゥーンをベースに、シュノーケリングやダイビングはもちろん、子供でも参加できるグラスボトムボートや水中展望室などを楽しめます。
乳幼児も参加できますが、おすすめなのは年長~小学生ぐらいから。クルーズによってはシュノーケリングレッスンもありますが、ある程度シュノーケリングの経験があって海を怖がらないお子さんのほうがより楽しめると思います。
2.近場の島で手軽にマリン&ジャングル体験
Photo by Sean Scott/Tourism & Events Queensland
1時間30分から2時間ほどかかるアウターリーフへの1日ツアーに比べ、片道約50分で行ける島がグリーン島とフィッツロイ島。いずれも美しい海を目の前にし、ビーチでのんびりしたり、シュノーケリングやカヤックといった各種マリンスポーツを楽しめるのが魅力です。島の多くを熱帯のジャングルが覆っており、子供でもちょっとしたトレッキングが楽しめます。アウターリーフへ行くツアーよりもぐっとリーズナブルなのもポイントです。
ビーチで遊べるという点では、乳幼児のお子さん連れにもおすすめ。アクティブキッズは、海でもジャングルでも使えるマリンシューズを持っていくといいでしょう。
3.乗り物大好き!ボーイズにはキュランダ鉄道&スカイレール
Photo by Tourism and Events Queensland
ケアンズ旅行のハイライトのひとつに挙げられるのが、ケアンズの郊外に広がる熱帯雨林の町、キュランダへのデイトリップ。アクセス方法はいくつかパターンがありますが、おすすめは往路にレトロなキュランダ観光鉄道を利用し、復路をスカイレールと呼ばれる森の上を飛ぶように走るケーブルカーを利用する方法。
観光鉄道はケアンズ駅から約2時間かけてゆっくりと山を登っていきます。鉄道好きな男の子はきっと大興奮するはず。でも、やんちゃ盛りのキッズだと、途中少し退屈するかもしれません。そんな場合は、ケアンズ郊外のスミスフィールド駅とキュランダ駅を約45分でつなぐスカイレールを往復とも利用するのが無難かもしれません。
Photo by Skyrail Rainforest Cableway
キュランダは数時間で回れる小さな町です。コアラを抱っこできるキュランダ・コアラ・ガーデンズや、色とりどりの鳥に囲まれ、餌をあげられるバードワールド・キュランダなど、子供が楽しめる施設がそろっています。規模が大きすぎず、子供と一緒に回るのにもぴったり。ハンドクラフトのショップやアートギャラリーが多く、そんな店舗をのんびり見て回り、お気に入りの一品を見つけるのもおすすめです。
● キュランダ観光鉄道(日本語):http://www.ksr.com.au/KSRJapan/Pages/Default.aspx
● スカイレール(日本語):https://www.skyrail.com.au/ja
● キュランダ・コアラ・ガーデンズ(英語):http://www.koalagardens.com/
● バードワールド・キュランダ(英語):http://www.birdworldkuranda.com/
4.親子で楽しめる!コアラが抱っこできるのはここ!
Photo by Tourism & Events Queensland
オーストラリアといえば、コアラですよね。ケアンズのあるクイーンズランド州は観光客にコアラの抱っこが許されています。先に紹介したキュランダ・コアラ・ガーデンズのほかにも、ケアンズ周辺にはコアラを抱っこ&記念撮影できる施設が4か所あります。
まずケアンズ市内ですと、プルマン・リーフ・ホテル・カジノの屋上にあるケアンズ・ワイルドライフ・ドーム。街中にあり営業時間も20時までと長いので、散策のついでにコアラと記念撮影できるのが魅力です。
ケアンズ・ワイルド・ライフ・ドーム
公式サイト(日本語):http://www.cairnszoom.com.au/japan/
次にケアンズ北部、パームコーブとポートダグラスの中間地点にあるケアンズ最大の動物園、ハートリース・クロコダイル・アドベンチャーズ。ここでは1日4回、コアラとのフォトセッションが開催されています。ワニの餌付けも迫力モノですよ。
ハートリース・クロコダイル・アドベンチャーズ
公式サイト(英語):http://www.crocodileadventures.com/
キュランダにあるコアラと抱っこ&記念撮影できるもうひとつの施設が、レインフォレステーション・ネイチャー・パーク。コアラ抱っこのほかにもアボリジナルのダンスショーや水陸両用車のアーミーダックツアーなどさまざまなアトラクションがそろっているのが魅力です。
レインフォレステーション・ネイチャー・パーク
公式サイト(日本語):http://www.rainforest.com.au/jpn/index.html
最後にケアンズ北部のポートダグラスにあるワイルドライフ・ハビタット。ここではコアラ抱っこ&記念撮影のほかにも、鳥に囲まれて朝食やランチを楽しむなど、ユニークなプログラムがそろっています。
ワイルドライフ・ハビタット
公式サイト(英語):http://www.wildlifehabitat.com.au/
コアラの抱っこには身長制限を設けている施設があります。施設によって異なりますが、目安は120cmからで、おおむね小学生からといったところ。身長制限を設けていないところでも、大人の話を理解し、しっかりとコアラを抱けることが条件になります。小さなお子さん連れの方は気を付けてください。
5.まだいる!オーストラリアのかわいい動物に会いたい!
コアラのほかにも、上記の施設ではオーストラリア固有の珍しい動物に会えます。コアラに代表される有袋類が有名で、カンガルーやワラビー、ウォンバットなどに超接近できるのも魅力。なかにはカンガルーに餌付けできるところもありますよ。
動物たちとの触れ合いは、子供たちの心を豊かにしてくれます。飼育員による英語解説もありますが、ママ・パパは事前にちょっとお勉強して、オーストラリアの動物の特異性を現場でわかりやすく説明してあげるといいでしょう。旅がより豊かなものになるはずです。
子連れに最適!コンパクトな街を楽しむポイント
Photo by Tourism & Events Queensland
ケアンズはリゾートエリアとして知られていますが、市内周辺には泳げるビーチがありません。そのかわりに造られたのが、海際の無料の屋外プール、ラグーン。砂を敷いてビーチにようにした部分もあり、深さも80~150cm。子供から大人までのんびりとできる開放的なプールです。
プール周辺には芝生が広がっていて、ピクニックを楽しむオージーの姿も。プールにはライフガードが常駐し、シャワー&更衣室、ロッカーも完備。ちょっとした売店もあるので半日はここで過ごせます。
ケアンズの市内はとてもコンパクトで、道も碁盤の目のように配置されているので歩きやすくなっています。ショッピングならばケアンズ駅に隣接した大型ショッピングセンター、ケアンズ・セントラルがいちばん。子供の「買って~」がさく裂しそうなトイショップからキュートな子供服、オーストラリアならではの水着や水遊びグッズもそろいます。
おみやげ探しなら、エスプラネード沿いのナイトマーケットがおすすめです。小さな土産物店が所狭しと並び、にぎやかな雰囲気。17時頃から23時頃まで営業しています。
一方グルメはというと、子連れでも気軽に入れるようなリーズナブルな店が多数。日本食レストランもあります。高級店だけでなく、市内に点在するショッピングアーケードのフードコートにも気軽なレストランがあるので、子連れにはありがたいところ。ラーメンやうどんといった手軽なメニューがそろい、味もまずまずです。
ケアンズのホテル選びのポイント
Photo by Tourism & Events Queensland
アクティブに歩き回るなら、ケアンズ市内のホテルがおすすめです。特にグレートバリアリーフのデイツアーを積極的に楽しむなら、クルーズ船が出港するマリーン・ジェッティ周辺のホテルがいいかもしれません。一方でリーズナブルに収めたい人は、少し郊外に出るといいでしょう。郊外のホテルといってもタクシーで10分程度。あまり歩き回らないで済むので、逆に子連れにはいいかもしれません。
子連れであれば、キッチン&ランドリー付きのコンドミニアム(アパートメント)をチョイスするのも手です。市内にも使い勝手のいいコンドミニアムが点在しています。エクスペディアのケアンズ・ホテル検索で「アパートメント」をチェックして、探してみてくださいね。
ケアンズのベストシーズンは乾季の5~11月。12~4月は風雨が強くなるので、海のツアーは船酔いに注意。ツアー自体がキャンセルになることもあるので、ご注意ください。
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Cover photo by Tourism and Events Queensland
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