広大なアフリカ大陸の3分の1の面積を占めるサハラ砂漠。砂砂漠としては世界最大の面積を誇り、テレビ番組でもよく取り上げられる秘境の地です。旅情をかき立てられる場所なだけに、行ってみたいとひそかに考えている人も多いのではないでしょうか。

サハラ砂漠には、それほどたくさんではありませんが、バスをはじめとした交通手段や街もあります。そのため、砂漠の中を旅することも可能ですが、かなりのハードさを覚悟する必要があり、綿密な準備も必要です。

しかし、1泊2日程度の短い旅なら、誰でも簡単に訪れることができるのをご存知ですか?今回は、現地発のツアーで訪れることができる、サハラ砂漠の旅をご紹介。移動手段はもちろん、ラクダです!

拠点はモロッコの古都、マラケシュ

旅の拠点となるのはモロッコ中部にある古都、マラケシュ。城壁にぐるりと囲まれた旧市街地(メディナ)が世界遺産に登録されていることもあり、モロッコを旅行する人は必ず訪れると言っても過言ではないでしょう。

マラケシュにはジャマ・エル・フナ(フナ広場)やスーク(市場)、タンネリ(なめし革工場)など見どころが数多くありますが、サハラ砂漠の旅の拠点としても有名な街です。ほとんどの現地のホテルや旅行代理店では、どこでもツアーをアレンジすることができます。

街中を歩いていると「もう砂漠行ったん?」「ラクダはらくだー(楽だ)」と怪しい日本語で話しかけられることがよくありますが、彼らはこうした旅行代理店の客引きのお兄さんたち。
もちろん、彼らを頼ってツアーを申し込むこともできますが、料金や内容はそれぞれ異なります。十分に比較して、できれば信用できる旅行代理店か、滞在しているホテルで申し込んだ方がいいでしょう。参考までに、ツアー料金の目安は700〜1000DH程度(約8500〜12000円、2015年4月現在)。通常は英語を話せるツアーガイドが同行しますが、ツアーを申し込むタイミングによってはフランス語しか喋れないガイドが同行することもあります。念のため申し込み時に確認しておきましょう。

ラクダ旅は優雅じゃない!?

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マラケシュから砂漠までは少し距離があるため、ツアー当日は、まずバスやジープなどを利用して砂漠の入口まで移動。そこでラクダに乗り換えると、いよいよ砂漠の旅がスタートします。

ラクダに乗って旅をする、と聞くと優雅でのんびりとしたイメージがあるかもしれません。ところが、ラクダは足が長いため上下に大きく揺れ、最初は振り落とされないようにするだけで精一杯。おまけに途中で立ち止まったり、場合によっては座り込んでしまったりと、運行はラクダの気分次第でもあります。うまくいかないこともあるかもしれませんが、それも砂漠の旅の醍醐味と考えて、のんびりと楽しみましょう。

ちなみに、砂漠の陽射しはきつく、小さな砂埃が常に舞っているので、帽子やマフラーは必ず持っていきましょう。日本から持ってくるのを忘れてしまったという人は、現地でターバンを調達するのもおすすめ。砂漠の民の気分に浸ることができるだけでなく、陽射しや砂埃をシャットアウトできる優れものです。

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旅の大変さを吹き飛ばす景色が広がる

砂以外は何もない、という印象を持たれがちな砂漠。しかし、実際はテントで暮らすベルベル人の集落があったり、オアシスには小さな街もあったりと、思った以上に人の営みがあります。もし、ツアーが1泊以上のものであれば、こうした砂漠の生活を体験することもできるでしょう。
特に、ベルベル人のテントで一夜を過ごすのは、ほかではできない貴重な経験になります。ツアーを申し込む際には、こうした集落を訪れることができるかどうか、ぜひ確認しておきましょう。

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また、砂漠の旅では朝日や夕日も大きな見どころの。特に、砂一面の世界の中を静かに沈んでいく夕日は、ぼーっと見ているだけで心が満たされるような幻想的な光景です。ツアーメイトと一緒に、カメラを持って出かけてみましょう。

ほんの1〜2日とはいえ、ラクダに乗って砂漠を旅するのは思った以上に大変なもの。お尻が痛くなったり、あまりの大きな揺れにジェットコースターのようなスリルを味わったりすることもあるかもしれません。しかし、それでも砂漠の中で一夜を過ごし、美しい景色を眺めることができるのは貴重な経験になります。マラケシュを訪れた際は、ぜひサハラ砂漠に出かけてみてください!
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