週末に伊豆諸島に行くなら絶対に神津島をおすすめする理由

週末に伊豆諸島に行くなら絶対に神津島をおすすめする理由

伊豆諸島は東京都が管轄する太平洋に浮かぶ離島で、船だと竹芝から最速で1時間45分、飛行機だと調布飛行場から25分で行くことができ、関東近郊から気軽に綺麗な海で遊ぶことができると人気の観光先です。エリア内には100を超える島がある中、現在有人島は9つで、私はその中の6つの島に訪れたことがあります。
手つかずの自然が残る小さな島だと、日本一人口の少ない村と言われる青ヶ島や、天然温泉の聖地式根島などがあるかと思えば、離島とは思えないほど開発され何不自由なく旅をすることができる伊豆大島や八丈島があったりと、島によって全く違った表情を見せるのも伊豆諸島の面白さです。
「少しくらい不便でもいいし、食べ歩きなどは我慢するのでとにかく自然を楽しみたい」という方には最初にあげた青ヶ島、式根島の2島をおすすめしますし、「いやいやお洒落なカフェは旅に必須だし、買い物もしたいし、勿論ウォシュレット付きの高級ホテルに泊まりたい」という方には後者の伊豆大島、八丈島の2島をおすすめします。
正直私の場合は多少の不便は構わないので、手つかずの自然を堪能したい前者派なのですが、美味しいものには目がない生粋の食いしん坊でもあります。食べ歩きは旅の醍醐味であり、私にとって欠かすことはできません。今回紹介する神津島は、秘境感溢れる美しい自然を堪能しつつも、カフェや居酒屋バーなど夜遊びスポットも豊富とまさに良いところどりをしたような島なのです。

海あり山ありグルメあり! なんでも揃うオールマイティな神津島

神津島は人口1,800人程の伊豆諸島の中では中間くらいの大きさの島です。
アクセスは3通り
・東京から大型客船さるびあ丸で12時間
・ジェット船で約3時間45分
・調布飛行場から飛行機で45分

島内には高速道路などはなく、コンビニもありません。しかしこの島は飲食店が多く、人口当たりの飲食店は他の島より遥かに多いと感じます。また日本全国数多くの離島をまわってきた私ですが、ほとんど見かけることのなかった100円均一まであります。観光客が多いからなのか、それとも他の要因なのかわかりませんが、とにかく利便性の高い島であることが分かります。まずはそんな神津島の絶景スポットからご紹介します。

ここが東京であることを忘れさせてくれる絶景スポット

今回は神津島を3日間旅して見つけた、絶景スポットの中から特におすすめのものを3つご紹介いたします。

激しい道のりの先に現れる天国のような泉「千両池」

千両池は実際には池ではなく海なのですが、岩場で囲まれており、囲まれている部分だけ海の色とは異なるエメラルドグリーンに輝いており、神津島でも1、2を争う絶景スポットなのです。しかし、この日は晴天にも関わらず、観光客は0。そう、この千両池はアクセスが悪いのです。駐車場で車から降りた後20分ほど激しい崖を下りなくてはなりません。そうとは知らずサンダルでやってきた私は、滑る斜面を下りるのにかなり苦戦しました。

この写真の右側にある岩をひたすら降りて池の近くまで到着しました。途中ロープがありますが、油断は禁物です。必ず歩きやすい格好で行ってください。とは言え、一苦労した後の絶景はより感動的です。時間があり、体力に自信がある方は是非ともおすすめです。

千両池
行き方:神津島空港から車で10分
住所:東京都神津島村葱の場

登山初心者も楽しめる神津島のシンボル「天上山」

神津島のシンボルといえば天上山です。高さは571.8mとそれほど高くなく、足場も良いので登山初心者の方でも簡単に登ることができます。山頂には表砂漠と裏砂漠と言われる砂漠と、千代池という池があります。砂漠と池が両立するなんて不思議な場所ですよね。

雨が長い間降らないと千代池は現れないようなので、登山中の地盤のことなども考えると雨が降った3日後くらいがベストだと思います。この日は埼玉から旅行に来ている小学生が100人くらいいたため、彼らに仲間に入れてもらい楽しい登山となりました。「こんな山1日3回のぼれるぜ!」と小学生が豪語していたようにとても登りやすい山なので、体力に不安がある方も体調と相談しながら挑戦してみる価値はあると思います。

天上山
行き方:神津島空港から車で20分
住所:東京都神津島村天上山

夕陽を独り占めするなら「はるか展望台」

夕陽はいつ見ても良いもので、特に何にも遮られずに水平線に沈んでいく夕陽を見るのはこれ以上ないほどの贅沢です。ここ、はるか展望台は夕陽を独り占めできるだけでなく、目の前にはベンチとテーブルまでもが用意されています。近くの商店で缶ビールでも買ってここで沈みゆく夕陽をただのんびり眺める。至福のひとときになること間違いありません。

はるか展望台
行き方:神津島村役場から徒歩2分

地元の方も通う、島ならではの絶品グルメを楽しめるお店

上記でも触れたように、神津島には数多くの飲食店が点在しています。ここでは滞在中に行った飲食店の中でも特におすすめしたいお店3つをご紹介いたします。

島に着いたらまず腹ごしらえ、ボリューム満点「よっちゃーれセンター」

よっちゃーれセンターは、神津島の港のすぐ目の前にある施設の二階にあり、一回はおみやげ屋となっています。今までの経験上この手の建物の食堂にはアタリはないと思っていましたが、この店に関しては例に当てはまりませんでした。人気の「煮付け定食」は、近郊で水揚げされた立派な金目鯛の煮付けに、小鉢が4点ついて、てんこ盛りのご飯と味噌汁がセットでたったの1,000円と驚きの価格! またこのような施設の食堂は大抵観光客で溢れているのですが、ここでは地元の方が多く、地域に愛された名物食堂のようです。船の中では食事は我慢し、神津島に着いたらここで腹ごしらえをして旅に備えることをおすすめします。

よっちゃーれセンター
住所:東京都神津島村 37−2
電話番号:04992-8-1342
営業時間:9:00 ~ 17:00
定休日:水曜日

地元の肴で地元の方と酒を酌み交わすなら「山長水産」

私の場合、旅中の昼の楽しみは絶景を見ることやマリーンアクテビティをすることですが、夜は居酒屋に行くことをこの上なく楽しみにしています。地域に密着した居酒屋はその地の食文化を知るのに最適で、かつ大将や常連客などから貴重な話を聞ける確率も高いからです。
山長水産は地元の水産会社が経営している居酒屋であるため、海鮮類の鮮度は抜群に良いです。

私はこの店が気に入ってしまい、2日連続で足を運びましたが、その間に会ったお客さんは全員地元民。島の話を教えていただいたり、フットサルに誘っていただいたりなど、地方ならではの楽しい経験をすることができました。

山長水産
住所:東京都神津島村 347
電話番号:04992-8-0332
営業時間:不明

たまにはお肉も食べたい、そんな時は「Cafe’& Diner `AILANA」でグラスフェッドハンバーガーがおすすめ

神津島の繁華街を歩いていたら、ひときわ賑わう飲食店を発見しました。目の前は海ですが、海鮮が格別に美味しいお店というわけでも無さそうだと思うのは、ウッド調のお洒落な外観からでしょうか。では一体何のお店かというと、何とハンバーガーショップだと言います。しかもただのハンバーガーではなく、グラスフェッドビーフのみを使用したこだわりのハンバーガーを提供しているようです。離島の飲食店は海鮮料理店が多く、洋食や中華などのお店は極めて少なく、ハンバーガーショップ、さらにグラスフェッドビーフを使用するお店など、他の島を見ても唯一無二なのではないでしょうか。

パティはジューシーでうまみが強く、伊豆諸島に到着してから1週間あまりお肉をほとんど口にしていなかった私には非常に嬉しいお店でした。基本的にはどこの離島も美味しい海鮮料理が豊富なので、このような全く異なるジャンルの飲食店情報を入手しておくことも、島の食事を最大限に楽しむコツです。

Cafe’ & Diner `AILANA
住所:東京都神津島村667
電話番号:04992-8-0128
営業時間:時期によって異なる
定休日:不定休
ホームページ:http://ailana.tokyo

いかがだったでしょうか。美しい海はもちろん、神秘的な池や独特な地表を楽しめる山があると思えば、100円均一に、グラスフェッドのハンバーガーショップに、今回は残念ながら定休日で行けなかったクラフトビールの専門店まである、自然と都会のバランスがとれた理想的な島神津島。週末旅行の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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