投稿者 : トラベル ライター、投稿日 2019 年 5月6日

2度目、3度目の沖縄、一人旅の沖縄という人にこそ読んでほしい、那覇ー浮島通り・やちむん通りの魅力

沖縄は、日本人にとって最もメジャーな旅行先の一つ。エメラルドブルーの海、暖かい気候、美味しい食べ物と地酒、沖縄民謡の流れる宴、海辺の道をドライブ、ジェットスキー、サーフィン、シュノーケル……。

旅行前に細かく調べなくても、見どころの多い沖縄旅はたいてい楽しいものになるでしょう。そういう意味では、簡単な観光先だと思われていると思いますし実際にそうだと思います。

でも、こんな人もいると思います。

・沖縄は何度か行っていて飽きてきた。
・そもそも海や自然に興味ない。
・観光客が行くような場所は行きたくない。
・那覇の街中で過ごす時間があるけど、国際通りの観光は飽きた。
・沖縄の若者の今のカルチャーを体感したい。
・一人で楽しめる沖縄スポットに巡り合いたい。
・雨の日に何もやることがない。
・地元の人と触れ合いたい。
・那覇で半日ぐらいやることがない。

上記のすべての人におすすめしたい僕からの提案はシンプルです。那覇のメインストリート、国際通りから南に下った、浮島通りとやちむん通りに行ってください

浮島通りは東京で言えば、裏原宿・新宿ゴールデン街・アメ横が一緒になったようなカルチャースポット。やちむん通りは、やちむん呼ばれる琉球風の壺や皿など陶器の焼き物を作る職人のいる通り。そしてこの2つの通りはつながっていて、那覇の中心部・国際通りや公設市場から歩いていくことができ、かつ半日もあればここに書かれているすべてのことが体験できるし、かつ時間をつぶそうと思えばたくさんのお店があるので1週間入り浸っても飽きることはありません。というわけで国際通りから浮島通り、やちむん通りを半日で歩くモデルプランを作ってみました。

12時 国際通りから浮島通りへ at noon, from Kokusai St. to Ukishima St.

浮島通り

国際通りの中心部に、松尾という交差点があります。ホテルJALシティ那覇の近くで、一銀通りと呼ばれる道路と交わるポイントです。で、大きな一銀通りではなく、ローソンのある場所から南に、斜めに下っていく道があります。ここが浮島通り。入口はここでいいの? という地味な場所ですが、大丈夫、合ってます。

12時過ぎ ブティック巡り Go to shopping!

浮島通りの入口は古着屋さんや、ストリート系のアパレルブランドのお店があったりと、那覇の若者の最先端ファッションスポットです。特に、米軍が近いからか、古着のセレクトショップは東京の裏原宿に負けず劣らずのハイセンスのお店が多く、少しでもファッションが好きなら絶対に飽きないはずです。たくさんのお店があるので、あなただけの、お気に入りのお店を見つけてください。

12時半 古着セレクト&オリジナルリメイクのお店 Worth Wear Works at WWW

Worth Wear Works

1960年代ごろのアメリカのようなポップなグラフィティが楽し気なお店、Worth Wear Works(僕ら取材班は最初店名が覚えられず、Wが3つと覚えた)。

古着

中身は、それはそれはアメリカンカジュアルのお手本のような古着がズラリ。東京のお店に比べたらかなりリーズナブル。普段はあんまりこういう服はちょっとという大人の方も、ここは沖縄ですし、少し開放的な気分でカラフルな洋服を選んでみるのはいかがでしょう。自分の新しい一面に出会うのも、旅の魅力ですしね。

リメイクで2枚の服を1枚に

リメイクの洋服

さて、このお店の一番の魅力は、世界にたった一つのオリジナルのリメイクの洋服が買えるところ。たとえばイケメンの店長さんが手に持っている服は、紺色と赤色のトレーナーを真ん中から2つに裁断し、右と左で組み合わせて縫い合わせたもの。少し個性的なファッションかもしれませんが、世界で一つしかないオリジナルウェアです。

店長の板東さん「これはうちで手作りですので、世界で一つですよ。あ、でも、2枚を1枚にしているので、左右逆の組み合わせができます。もう片方のパーツは、僕の背後の壁<緑の壁のCASHERのネオンサインの左>にかかっています(笑)」。

ほんとだ! 左右反転したリメイクトレーナーが壁にかかってる!(笑)。

先ほど僕は世界でたった一つしかないと説明しましたが、世界であと一つ、左右の反転したリメイクウェアもあります。これを買って、世界で2枚しかないこの古着を着た誰かに会えれば、それはもはや運命ですね! 特にペアルックに抵抗のない韓国人や台湾人などの若いカップルは、この反転した2枚を買って帰る人も多いのだそう。なるほど。

ところで先ほどからミシンの音が聴こえるのですが、リメイクはここでやっているんですか?

板東さん「そうです。良ければのぞいていきますか?」

ミシン

お言葉に甘えてリメイクしているところを見学させてきました。同じ浮島通りにあるアンティークミシンのお店で買ったSINGER製のかっちょいいミシンを使いこなしながら作業する沖縄っ子の湖城瑠南(こじょうるな)さん。かなり慣れた手つきですが、実は働いてから1年も経っていないとか。古着が好きで、友達の紹介でこのお店で働くことになったそうです。

リメイクの古着は1日に1着、多くて2着が限界だそうで、やらしい話、人件費だけ考えてもかなりの手間がかかっています。そんな世界に一つのリメイク古着を買いに、このお店に来るのもいいですね。

世界に一つのリメイク古着

WORTH WEAR WORKS
沖縄県那覇市松尾2-2-13
098‐943‐0291
(平日)12:00~20:30
(土日)11:30~21:00
元旦は休んでます。その他不安な日はとりあえずお電話を。
https://www.instagram.com/worth_wear_works/

※言い忘れたけど、リメイクじゃないオリジナルウェアもあります(↓)。

オリジナルウェア

13時 タマグスク コーヒーロースターズ Let’s drink a cup of coffee

さて、ブティック巡りに少し飽きてきたので、ここでコーヒータイムと行きましょう。この浮島通り周辺にはたくさんの素敵なカフェがあります。「MAHOU COFFEE」とか「遠藤珈琲」とか。でも、僕がおすすめしたいのは、浮島通りから少し脇道の「開南中央通り」に曲がって40秒ほど歩いた場所の、マンションの1階にある小さなコーヒーロースター。タマグスク。

タマグスク コーヒーロースターズ

コーヒーがお好きな通な方にも、苦くて無理という方にも両方におすすめできるのは浅煎りのコーヒーたち。フルーティーな香りにノックアウトされます。もちろん、ロースターなので豆の種類はたくさんあります。深煎りが好きだという方にもうってつけのコーヒーがありますよ。

店長

店長のヤフネさんは、もともと東京でカメラマンをやっていたが、沖縄の魅力に取りつかれて移住。その後も沖縄でシャッターを切る傍ら、趣味・道楽で始めたコーヒーの世界に取りつかれ、友人に誘われるがままにパーティなどでふるまったところ、お店よりおいしいと大好評。やがて友人の勧めもあってカフェをオープンするにいたる。まるで神に導かれるように、気が付けばカフェのオーナーになっていたヤフネさん。カメラもコーヒーも、凝れば奥が深いという共通点がありますね。

コーヒー

ヤフネさん「こういったお店は一人で来るお客さんが多いですし、友人と来ても別々の豆を試してみたいでしょう。だからたいていハンドドリップでは一杯ずつ淹れることになります。でも、従来のペーパーフィルターとドリッパー(ペーパーフィルターを支える上の写真のあれ)では、1杯ずつ抽出するという作業にむいてないんですよ。そこで、このようにペーパーは奥の深い円錐型に折って(ちょうどソフトクリームのコーンのような形状)、それに合わせるためのドリッパーはオリジナルのものを自分で作りました」

なるほど。言われてみれば、1杯だけ飲みたい場合と、3杯抽出する場合では理想のフィルターの形が違うだろう。あたりまえのことだけど、意外とあまりみんな気にしてない。そういうところに気づくヤフネさんは、コーヒーが大好きということもあるし、別の業界からコーヒーロースターになったからこそ気づくこともあるんじゃないかと考えました。

難しいこと考えなくも、知らなくも、コーヒーはおいしい。

コーヒー

ヤフネさん「いま飲んでいる深煎りのコーヒー。これは、厚いカップで飲んでもらってます。自分で飲み比べたところ、浅煎りと深煎りでは理想のカップが違うように感じました。具体的には、深煎りはコーヒーの深みを味わってもらうために分厚いカップでほんのりした甘さやコクを感じていただきたいです。一方、浅煎りは、よりすっきり味わってもらうために薄いカップで出しています」

ヤフネさんのお店の魅力は、お客さんが見える場所で淹れること。隠し事は一切なく、おいしい豆をおいしくいただくために行っていることも、ぜんぶお客さんに見せても構わないという。理由は、自分のお店で豆を買ってもらった方に、家でもお店と同じようなクオリティで飲んでもらいたいからだという。それと、顔が見えることで会話が生まれることも魅力なのだとか。なんというコーヒー愛、お客さん愛だろう。

ヤフネさん「このあたりの奥には、昔はバスターミナルがあったんです。バスターミナルから公設市場や国際通りに向かう人が通勤などでたくさん通った場所。だから歴史ある古いお店も多い。一方で、中心部にはない不思議な魅力がこのあたりに宿っています」

沖縄の情報を聴くもよし。コーヒーの知識を訪ねるもよし。写真について話しても構わない。あなたなりの楽しいコーヒーブレイクを。

タマグスクコーヒーロースターズ(TAMAGUSUKU COFFEE ROASTERS)
沖縄県那覇市松尾2-19-39 グリーンハイツ那覇#202
098‐988‐4566
(月・水・木・土・日)9:00~18:00
火曜と金曜は定休。赤レンガ色のマンションの奥のほうです。
https://www.facebook.com/tamagusukucoffee/

※ところでこのお店には、実験精神あふれる店長によるメニュー。sparkling coffeeなるものもありました。ホットコーヒーはちょっと、かといってアイスコーヒーでもないという気分の夏なんかにおすすめ。スパークリングと言っても炭酸はマイルド、口当たりはフルーティで、香りたかく、紅茶かな? と一瞬思うのですが、あとからしっかりコーヒーの味が追いかけてきます。こちらもお試しを。

スパークリング

14時 迷宮の入口へ To the labyrinth

浮島通り

さて、浮島通りの入口からタマグスクコーヒーのあたりまでが裏原宿なら、ここから公設市場の近くを通る浮島通りは、さながらアジアの迷宮のよう。よりディープなスポットを紹介します。

浮島通り

そう、ここは、よりディープな浮島通りを体験するための入口。呉屋てんぷら屋。衣が厚くふわふわとした独特な沖縄風の野菜天ぷら、さかな天ぷらがおいしいです。そしてなんと、おいしいサーターアンダギーがなんとたった60円で買えます。

サーターアンダギー

いちばん人気は黒糖。でも素朴なプレーンも捨てがたい。揚げ物というのは通常、そんなに多くは食べられないものなのですが、サーターアンダギーは砂糖が少なく、ほんのり甘いという味付けなので、スイーツというより軽いおやつ感覚で食べることができます。ああ、あれほど食べたのに、写真見てるとまた食べたい!

今回は特別に、厨房のなかにおじゃましました。

厨房

つるつると滑りそうな店内を、おばあはてきぱきと移動しながら、大量の天ぷらとサーターアンダギーを揚げています。よく見ると流ちょうに見えて一切動きに無駄がない。

揚げ物

揚げ物を軽くひっくり返す動き、手つきなどに、熟練の技が光ります。このお店のおかみさんはもう70ウン歳。50年以上もサーターアンダギーを揚げてきました。大量に購入するお客さんも多いのですが、どうやら結婚の両家のあいさつなどで親戚にふるまわれることも多いのだとか。ということは、沖縄の人は必ずどこかで、おばあのサーターアンダギーを食べていることでしょう。偉大です。僕が人間国宝の選定員なら、おかみさんに人間国宝を授けたいです。

いい店というのは、見た目はぼろっちくてもなんとなく伝わるものがあるもの。この呉屋てんぷら屋は、そんなお店のうちの一つ。普段揚げ物は食べない人も、商店街でお惣菜を買わないという人も、だまされたと思って一つだけ。なんせ60円ですし。

呉屋てんぷら屋
沖縄県那覇市松尾2-11-1
098-868-8782
8:30~18:30(17時を過ぎると売り切れちゃうこともあるのでお早目に)
正月3が日や、旧正月三日間などはお休み。
WEBサイト? あるわけないでしょう。

14時半 市場へ The market

市場

天ぷら屋から少し歩くと、公設市場。ここでは、魚、青果、肉などのおろしに分かれた市場を一般客でも往来可能で、そのうえその場で購入した魚などを2階の定食屋などで調理してもらうことも可能です。

公設市場

観光名所になっているだけあって、沖縄の名産品が手に入るし、何より活気があるのでいけば絶対に楽しめます。

15時 浮島通りからやちむん通りへ。

楽しかった浮島通りは、公設市場を抜け、妙に昭和感のあふれる雑貨屋、並木通りを抜け、いよいよ終点。

アーケード

アーケードを越えたら、そろそろ出口。

壺屋うふシーサー

浮島通りとやちむん通りの境目にある「壺屋うふシーサー」を見つけたら、やちむん通りに向かいましょう。ここからは、住所も壺屋(つぼや)。いかにも、焼き物職人がいそうな町名ですね!

伝統工芸品

やちむん通りは、石畳の曲がりくねった道に焼き物屋が並ぶ通り。メインストリートは売店が中心ですが、奥の脇道には工房や教室などもあります。沖縄の伝統工芸品のやちむんを体験するためにあるような通りです。

石畳の曲がりくねった道

伝統的な陶器屋さんも多いですが、さいきんは女性や若者向けのおしゃれなお店がたくさん登場しています。LCCで沖縄に訪れたものの、やちむんの食器に惚れ荷物の超過料金を支払う羽目になった友人多数。そんな、ついつい何かがほしくなってしまう、魔の通りなのです。笑。

16時 やちむん体験。 Make a great mug

さて、僕らはここで、やちむん体験をすることにしました。お世話になるのは、育陶園さんの陶芸道場。「陶(器)を育てる園」と書いて育陶園だなんて、なんだか粋な名前ですね。しかも教室じゃなくて道場です。

育陶園

押忍(道場なので)!!

ジーンズ風のエプロンを与えられた取材班。いざ、陶芸体験です。僕(男性の方ですね)が体験したのはろくろ体験。あの、くるくる回る土の形を整えながらでカップやお茶碗を作るあれですよ。わくわく。

陶芸体験

やさしい先生にレクチャーを受けて始めます。ちなみに、僕は超のつく不器用。ただ、体験する人の人数が限られているので、じゅうぶんなレクチャーを事前に受けることができます。おかげで…

陶芸体験

なんとかそれっぽくなってきました。ろくろの場合、体験時間はわずか30分。あっという間に完成です。ああ、もっと作ってみたい!

じゃーん!

陶芸体験

このあと、育陶園さんのほうで焼き上げていただいて、オリジナルのカップが完成します。ちなみに焼くと小さくなるので、自分が思い描くカップより少し大きくしておくことがポイント。にしても僕はちょっと欲張ったかな。笑。

一方、同行の女性が体験したのはシーサー作り。こちらは所要時間60分。

陶芸体験

このように、先生が実際に同じ作業を実践しながら、手本を見せていくので初心者も安心。

シーサー

よくこねた土を成型して、シーサーを作っていきます。こちらのほうが時間はかかるけどより作者の個性が出て面白いかも。

もちろん先生の作るシーサーはさすがの腕前ですが、彼女が見よう見まねで作っているシーサーもどことなくあどけない表情で、なんだか憎めないやつです。

シーサー

先生が見本で作った作品は右、初体験の同行者の作品は左。技術は細部に宿る。確かに先生のシーサーのほうが、シーサーという感じが出ていて素晴らしい。番犬として強そうな感じもある。一方、同行の女性の作品もこれはこれで味があってよいのではないでしょうか。もちろん先生のヘルプを活かしたものの、なかなかの完成度だと思う。

強い感じはしませんが飼い主によくなついてくれそうな人懐っこいシーサー。うまいへたの二分には簡単にできないと思わせてくれる体験でした。

陶芸体験

終わったあと、お互いの作品を見ながらわいわい言い合うのも楽しい時間。ものを作っている間の時間というのはあっという間ですね。

育陶園 陶芸体験道場

育陶園さんは近所でかわいいやちむん食器屋 guma guwa なども経営しているので、工房の前後に寄ってみてもいいですね。

育陶園 陶芸体験道場
沖縄県那覇市壺屋1-22-33
098-863-8611
10:00~17:00
元旦休み。陶芸体験される方は、事前に予約を。
https://www.ikutouen.com/yachimun-dojo/

guma guwa
沖縄県那覇市壺屋1-16-21
098-911-5361
10:30~18:30
元旦休み。店名の由来は、沖縄の言葉で「小さい」をあらわす言葉。
https://www.ikutouen.com/gumaguwa/

18時 琉球王朝の食事を食べておひらき。 Finish! Eat a local dinner

さあ、1日中遊びつかれた取材班のショートトリップもいよいよ終わりの時。おなかが減ってきたのでやちむん通りでディナーを食べましょう。とっておきのお店、あるんですよ。

命果報(ぬちがふう)

命果報(ぬちがふう)

やちむん通りの終わりのあたりの小道をぬけたところにあるこの、命果報(ぬちがふう)は、琉球風の建築(もともとは親子ラジオという戦後の小さなラジオ放送局だったらしい)を改装して作られた琉球料理屋。

琉球料理

なかなか良いお店のように見えますが、お値段はとっても良心的。おすすめは琉球王朝で食べられてきた料理と、庶民の琉球料理をミックスした体に優しいコースメニュー 命果報コース (5,000円)。5,000円でこれだけのメニューが味わえます(季節によりメニューに変動があります)。

メニュー表

白いメニュー表には、「梅田様」と予約者の名前が印刷されています。粋な計らい。来賓客などをもてなす際は、事前に「○○様」にどう書くかを事前に相談されてもいいかもしれませんね。

沖縄らしい前菜

やちむん通りらしく、琉球風のガラス皿に盛りつけられた前菜の盛り付け。豚ひれ肉+パイン、ミミガー、もずく酢など、沖縄らしい前菜がたっぷり。

中身汁

沖縄でメジャーな庶民料理。豚の内臓を使った中身汁。ここで出される中身汁は、内臓独特の臭みもなく、スープはかつおだしで摂っているので、澄んでいてとてもお上品な味です。

ジーマミー豆腐、沖縄風天ぷら、箸休めのパインとクリーンナップ打線が続いて、メインはラフテー。

ラフテー

このラフテーのプルプル加減、ブラウザの前のあなたにも伝わってくれ!

最後の締めは琉球王朝も好んで食べたという菜飯(セーファン)というもの。大和のメニューでいえばだし茶漬けが近いけど、違うのはごはんだけでなく錦糸卵、青菜、ニンジンなど様々な具材があるところ。ごはんはこの具材の裏に隠れています。

だし茶漬け

とにかく何を食べても大満足。それに、コース料理というのはちょっとおなかがいっぱいになってきたかなというところで箸休めが入ったり、よく考えられていますよね。

お客さんをちゃんともてなしたいからという理由で、1日の予約数をしぼっているぬちがふぅ。

沖縄に行く際には、事前に予約して体験することをおすすめします。

今回取材に対応していただいた、マネージャーのタケさん(写真左)とスタッフのきょうこさん。おかげでとてもすてきな時間が過ごせました。

琉球料理 命果報(ぬちがふぅ)

琉球料理 命果報(ぬちがふぅ)
沖縄県那覇市壺屋1-28-3
098-861-2952
ランチ 11:00~16:00 ティータイム 14:00~17:00 ディナー 17:00~22:00
今回紹介したディナー以外にもランチ・ティータイムのプランもあります。詳しくは下記URLへ。それぞれラストオーダーは少し早いのでお早めに。ディナータイムは完全予約制。
https://bukubuku.okinawa/

ということで、沖縄の那覇の中心部からほどなくの場所にある浮島通りとやちむん通りを半日かけて巡ってきました。多くの人は沖縄に青い海を求めるものですが、たまにはこんな沖縄もありなのではないでしょうか。

浮島通り・やちむん通りの周辺には、劇場・映画館のある桜坂通り、アーケード商店街のある大平通り、飲み屋の多いオリオン通りなど、まだまだたくさんの魅力的な通りがあり、それらの通りがくねくねと曲がりながら交差するため独特のムードを醸しています。そして、そこにはたくさんの個人商店があります。やちむん職人が暮らした土地柄だけあって、どことなくクリエイティブな、DIY精神を感じるのもこの土地柄の魅力ではないでしょうか。

ここで紹介したお店はそのなかのほんの一部。まだまだ魅力的な場所がたくさんあるので、当てなく歩いてあなただけのお気に入りのお店を探すのも、旅の醍醐味なのではないでしょうか。

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