海と山の幸を楽しみ尽くせ! 佐渡島の絶品グルメをご紹介
日本海に囲まれる佐渡島は、のどぐろやズワイガニをはじめとする新鮮な海鮮が豊富。水温が低く潮の流れの速い日本海で育った魚は、身が引き締まり特に美味いと多くの漁業関係者が太鼓判を押すほどです。それに加え、多くの山が連なる佐渡島では水源にも恵まれ、12年連続特A評価を取得している佐渡産コシヒカリ、質の高い米と水で作られた地酒、それだけにとどまらず、きれいな水によって植物が育ち、それを食べる動物も…… と美味しさの食物連鎖は続いていくわけです。
そんな美味しいものだらけの佐渡島を旅して特におすすめしたいお店をご紹介いたします。
佐渡島の日本酒を存分に楽しむための準備を「ぽん酒館」で
佐渡島の空港は現在使用されていないため、佐渡島へは基本的には新潟市から行くことになります。その場合県外の人のほとんどは新潟駅を使うことになるわけですが、佐渡グルメを限界まで楽しむために、新潟駅に是非とも寄って欲しいお店があります。
それがぽん酒館です。
佐渡島には5つの酒蔵があり、魚沼産と肩を並べる佐渡産のコシヒカリと、大佐渡山脈や小佐渡山脈から流れる綺麗な水を使用しているため、日本国内での評価も非常に高いです。そんな佐渡島の酒を存分に楽しむために、事前に新潟の酒を知って欲しいのです。ぽん酒館では新潟にある全ての蔵の酒を試飲することができ、毎日賑わっています。まさに大人のテーマパーク! 朝9時からの営業なので、新潟の酒を知ってから佐渡島の酒蔵巡りをするとより一層楽しめるのではないでしょうか。
ぽんしゅ館
住所:新潟駅CoCoLo西館3F
TEL:025-240-7090
営業時間:9:00~20:30(チケット購入は20:15)年中無休
佐渡島に朝着いたら「いさりび」で絶品朝食を
週末などの短い時間で佐渡島を旅する方は、おそらく朝一番の船に乗る方も多いのではないでしょうか。しかしここで問題になるのが、佐渡島で朝食を提供しているお店が少ないと言うことです。モーニングを提供しているカフェなどもあるようですが、せっかくなら佐渡島らしい物を食べて旅行をスタートさせたいですよね。そんな中、朝9時頃から営業している人気店があります。「いさりび」では、ボリュームタップリの海鮮料理や定食をお値打ち価格で食べることができます。これだけの海の幸に、味噌汁とご飯と小鉢が3つ付いて1300円と驚きの価格も人気の秘訣です。港からも近いのでこれから始まる旅に備えてここで一気にエネルギーチャージをしておきたいところですね。
いさりび
住所:新潟県佐渡市両津湊139-4
TEL:0259-27-6374
営業時間:9:00頃~16:30頃 日曜日 定休
安くて美味い佐渡前握りを堪能しよう
はじめに言います。佐渡島の寿司は日本で一番コストパフォーマンスが良いのではないかと、本気で思うくらい安くて美味しいです。東京で高級な寿司を食べるのであれば、佐渡島まで行って食べたほうが安上がりになるのでは? と本気で電卓を叩きかけるほど。滞在中寿司屋は数店舗行きましたが中でもオススメの2店舗を紹介します。まずランチやお手軽に美味しい寿司を食べるなら迷わず「回転寿司弁慶」に行くべきです。
新潟では有名な超人気ローカルチェーンで、支店がいくつか新潟市にもあります。「新潟にまできて回転寿司かよ」と少しでも思った方こそ是非是非行って欲しいお店です。回転寿司の概念を覆されます。(私は完全に覆されました)
高級魚の代名詞のどぐろは、寿司はもちろん、焼いていただくことも可能です。
鯖に至ってはこの美しさ。
回転寿司のレベルを凌駕しています。宿が豊富な佐和田の市街地から徒歩で行けるのもうれしいですね。
回転寿司弁慶
住所:新潟県佐渡市東大通833
TEL:0259-52-3453
営業時間10:30-21:00 定休日 火曜日
また、夜にしっぽり寿司を楽しむなら「蛇の目寿司」がおすすめです。
某口コミサイトなどにレビューがほとんど乗っていないので、観光客はいませんが、地元の常連さんに愛された素敵な寿司屋です。気さくな大将は佐渡島の寿司ネタの話や、お酒の話はもちろん歴史や文化の話を色々と話してくれました。基本2巻ずつですが、1巻ずつ味付けが異なっていて、一人でも存分に楽しむことができます。
個人的にはこのエンガワに驚かされました。分厚くて甘みがたっぷりのエンガワは、「今まで食べていたエンガワは何だったのだろう」と思うほど美味しかったです。バナナとりんごくらいの全くの別物といった感じですね。たくさん飲んで食べて、3000円ほどという良心的な価格も魅力です。
常連さんとも仲良くなり、次のお店が決まりました。
蛇の目寿司
住所:新潟県佐渡市河原田本町284-4
TEL:0259-52-2512
営業時間
昼の部 11:30~14:00(L.O.14:00)
夜の部 17:00~23:00(L.O.23:00) 不定休
佐渡島の夜を楽しみ尽くそう
せっかくの休日です。明日のことなど気にせず今を楽しみましょう。夜は長いのです。向かうは蛇の目寿司の常連さんに強烈におすすめされたスナック「アゲイン」。佐渡島は夜遅くまで開いている居酒屋がほとんど無く、21時頃を過ぎると島の人たちは一斉にスナックに向かいます。しかしこの辺りは観光客プライスがあるお店も多いのだと地元の人は言います。しかしアゲインは誰が来ても一律無制限飲み放題2000円。
しかも歌も好き勝手に歌い放題と実に良心的なお店で、地元でも大人気。オーナーは非常にフレンドリーで、行けば必ず輪に入ることができると思います。
私も気がついたら地元の人達と仲良くなりこんな感じに。
仲良くなった常連さんと明日の約束まで交わし、深夜2時頃まで飲み明かしてしまいました。
アゲイン
住所:新潟県佐渡市中原373-2
TEL:0259-52-2918
営業時間:不定
地酒を飲みすぎて二日酔い。そんな日は昔ながらのあっさりラーメン「赤ちょうちん」へ。
日本を代表する酒処佐渡島にいるとついつい毎晩飲みすぎてしまいます。そんな時は歴史あるラーメン屋「赤ちょうちん」へ。おすすめはチャーシューメン。正統派のさっぱり優しいスープがあなたの肝臓を癒してくれること間違いなしです。また名物おばちゃんと言われているオーナーとの会話も楽しいですよ。
赤ちょうちん
住所:新潟県佐渡市北田野浦1645-6
TEL:0259-78-2220
営業時間:ランチ 11:00~13:30
ディナー 17:00~22:00
佐渡島の歴史を感じに「京町茶屋」へ
佐渡島の人気観光スポットにある、京町茶屋は観光客地元民から大人気のカフェです。何と言っても古民家を改装した木造の店内は居心地がよく、窓からの眺めも絶景です。
おばちゃんのホスピタリティーも評判で東京じゃ食べられないだろうと家で取れたばかりのイチジクを頂きました。京町は基本散歩で観光する方が多いと思うので、歩き疲れたら是非寄ってみてください。
京町茶屋
住所:新潟県佐渡市相川八百屋町5
TEL:090-1428-6105
営業時間:9:30~16:00 定休日火曜日
帰りの船を待つ間は「MIKAWA」でニューヨーク仕込みの美味しいシフォンケーキを
帰りの船まで時間が余った、そんな時は港近くの「MIKAWA」がおすすめです。港内のカフェやすぐ近くの喫茶店は観光客向けのものが多いですが、少し離れたMIKAWAは地元の奥様方の憩いの場となっています。普段甘いものを食べない私ですが、ここのシフォンケーキがとにかく美味しくて驚きました。何でもオーナーはニューヨークでパティシエをしていたそう。コーヒー片手に旅の思い出を振り返ったり、早くも次回の旅を想像するのも良いかもしれませんね。
mikawa
住所:新潟県佐渡市春日176-3
TEL:0259-67-7973
営業時間:7:00~17:00 不定休
「旅先で美味しいものを食べるのは、その地の文化を知る上でも重要です」というのは食いしん坊な私がいつもする言い訳なのですが、実際的外れな発言でもないと思います。佐渡島の米や魚や酒がうまい理由は地形や文化が大きく関係しているし、地元の人が集まるお店での出会いはガイドブックやインターネットには乗ってない経験につながることもしばしば。また、現地での美味しいグルメは旅の良い思い出として頭の中に残り続けます。旅中のグルメは極限まで楽しんで、思い出に残る旅にしてください。
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
お世話になっております。会社員兼業ライターの赤祖父と申します。6歳男子、2歳女子の2児の父親でもあります。 前回に引き続き、今回も「息子に興味のあることを聞いてプランを組み立てる、親子ふたり旅」へ行ってきましたので、その内容をご紹介します。旅の終わりには、こちらも前回と同じく、思い出を絵に描いてもらいました。未就学児と旅をする上でおすすめの“鉄道体験”についても触れています。 「雪が見たい」の一言で、行き先は青森に決めた...
美味しいものとお酒、いろんな街を歩くのが好きなTakiです。 前回の新潟に続いて、ひと仕事終えた週末にふらっと旅に行くことにした。行き先は福島県。