瀬戸内海は猫天国! 猫旅ができるオススメの猫島3選
島は猫にとってある意味島は最高な楽園なのかもしれません。ここ数年島巡りをしている私ですが、どういう訳か島には都会と比べると圧倒的に多くの猫が住んでいることに気付きます。その上どの猫もとにかく幸せそうに見えます。「猫はのんきでいいなぁ」とは言ったものですが、そんな猫でも忙しい都心ではのんき力を100%発揮することは難しいはず。穏やかに流れる時間、温暖な気候、波の心地よい音、と猫にとって最高な条件の揃った島は、のんきな彼らにとってこれ以上無い移住地なのです。そんな楽園で暮らすのんきな猫達を見られるとっておきのスポットをお教えいたします。
“THE野生の猫”が見られる「女木島」
瀬戸内海には直島をはじめとする「猫島」といわれる島が数多く存在します。それらの島は猫好きの間で瞬く間に知れ渡り、猫目当てで多くの観光客が訪れます。観光客が増えると猫達は野生感がなくなり、早く餌をくれと小悪魔顔をして猫なで声を発し、餌をもらえるまでしぶとく離れないようになります。そこで私のオススメは猫島と話題になってはいないけれど、多くの猫達が生活する島「女木島」です。
ここの猫は餌欲しさに甘えてくることもなければ、猫たちが写真のようにどこかたくましい様にも見えます。近寄ると警戒されますし、カメラを向けるとすぐに逃げ出します。後に紹介する真鍋島や佐柳島とは一味違った猫を楽しむことができると思います。
女木島の猫ポイントは女木島港というフェリーターミナル付近が多いです。
この辺りは女木島観光の拠点となる場所で人通りは多いのですが、シャイで人見知りな猫が多いのが実に興味深いです。
また、女木島から高松行きの船最終便は晴れていたら最高の夕陽がみることが出来ます。
島自体そこまで大きくないので男木島とセットで日帰りをすることも可能です。他の島と比べて比較的アクセスが良いので猫島デビューにいかがでしょうか。
女木島
高松港から船で20分
猫口密度は瀬戸内海でNo.1 ! 「真鍋島」
真鍋島はここ数年で猫島として認知される様になってきた笠岡諸島の小さな島です。この島は、島の玄関「本浦港」の付近に非常に多くの猫が密集しており、船で到着すると数多くの猫達が歓迎してくれます。猫は畑を荒らしたりすることから島では粗末に扱われてしまう場合も多いのですが、この島では住民との関係も良さそうで、地域と共生する猫達を見ることができます。
また、このようにほとんどの猫は人馴れしているので、簡単に懐いてくれます。
島内で特に餌を売っている場所などは見かけなかったので、猫とより多く絡みたい方は何か餌などを持って行くことをおすすめします。
真鍋島
笠岡市から船で1時間
フォトジェニックな猫写真を撮影できる「佐柳島」
今や旅行と切ってもきれない関係になったインスタグラム。猫の写真も写真映えする場所で撮影したいですよね。
そんなフォトジェニックな猫写真が撮れることで有名なのが香川県にある佐柳島。「飛び猫」で一躍話題になったこの島には、全国各地から猫好きな写真家達が集います。背景が海ということもあり、都会では撮れない写真が撮れること間違いなしです。島について驚いたのは、観光客の方々が一斉にスティックタイプの液状おやつを鞄から取り出したことです。餌やりは特に禁止されておらず、皆さんインスタ映えする猫写真を撮るために必死なのが伺えます。なんの準備もしていなかった私は、他の方のスティックタイプの液状おやつを使わせていただき、なんとか飛び猫の撮影に成功しました。
そう、実はこの写真もよくみるとスティックタイプの液状おやつを使って猫を呼びよせているのです。佐柳島も他の島同様、猫の餌などは一切売っていないので、船に乗る前に猫の餌を調達しておくことを強くおすすめします。
佐柳島には餌を持った愛猫家カメラマンの方がたくさんいたので、それを利用して何枚か島でしか撮れない写真を撮影したのでご紹介いたします。
「隣の島を見つめる猫」 なんだか味のある後ろ姿です。
「飛びかかる猫」 人馴れしている猫もこの時ばかりは野生の匂いがします。
「観光客の撮影相手に疲れ切って寝る猫」 飛び猫の撮影はほどほどにしてあげましょう……
「子供と猫」 ん〜どちらも可愛い!!
「海に向かう猫」 なんだかたくましいですね。
美しい自然が目の前にあって、毎日大好物のおやつをもらい、疲れたら所構わずお昼寝。
来世は佐柳島の猫になりたいと思えた1日でした。
佐柳島
多度津港から船で約1時間
猫島に関する注意点
・佐柳島、真鍋島は自動販売機もコンビニもありません。日帰りの場合軽食と飲み物などは持参した方が良いです。
・佐柳島と真鍋島は港が二つあります。船の時刻表を確認する場合は必ず港の名前と場所もチェックしておきましょう。
・どの島も猫の餌等は一切売っておりません。真鍋島、佐柳島なら笠岡市や三豊市、女木島なら高松市であらかじめ購入しておくことをおすすめします。
・猫の餌付けはルールを守りましょう。今回紹介した3島は私が行った時点(2018年10月)では餌付けに関するルールは特になかったのですが、中には餌をあげることを禁止している島もあります。必ず行く前にルールを確認しましょう。
・どの島も素敵な猫ショットを撮るために大きなカメラを構えるカメラマンがたくさんいます。猫は誰のものでもないので、他のカメラマンのも配慮して撮影しましょう。
猫島というと「江ノ島」や「直島」など誰もが知っている大きな島ばかりにスポットが当たりますが、まだまだ多くの猫島があります。是非のんきな猫達に癒されに瀬戸内海の猫島に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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