趣を味わおう!世界初の街灯を生んだ、イギリス、ロンドンの歴史ある夜景

趣を味わおう!世界初の街灯を生んだ、イギリス、ロンドンの歴史ある夜景

イギリスは世界で初めてガス灯を街灯として設置した国として知られています。世界に先駆けた、最初のガス灯が取り付けられた場所は、ロンドンの有名な観光地トラファルガー広場周辺のとある街路。この近辺では、いまでも当時の面影をみることができます。

そのヨーロッパらしい古きよき夜景には、電気を使った豪華な現代の夜景とはひと味違う格別な魅力があります。ハリーポッターやオリバーツイストのような世界観を楽しむことができる、近代都市ロンドンの歴史ある夜景をご紹介します。

世界初のガス灯!

ガス灯はガス燃料の燃焼による照明。照明としてガス灯器具を最初に製作したのは、スコットランド出身の発明家、ウィリアム・マードック。蒸気機関などに革新をもたらした技術者のひとりです。

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ロンドンには19世紀初頭からガス灯が街灯として取り付けられるようになりました。タイマーが中にセットされ、暗くなれば自動的に点灯し、明け方になるとまた自動的に消える仕組みです。なかにはまだ、昔ながらのネジ巻き式機械時計が内蔵されているものもあり、ブリティッシュガスの点灯員が14日ごとに手動で操作しています。

路地を歩いてタイムスリップ!

西洋的な趣のあるこのガス灯を見て楽しむために、訪れるべき場所はやっぱり路地。ナイトバスなどを利用すれば、遅い時間になっても安心して出かけることができます。ほとんどのバスが一晩中運行しているので、終電や終バスを気にする必要もなく非常に便利です。
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photo by lucahennig

トラファルガー広場、コベントガーデン周辺

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photo by lucahennig
ロンドン中心部にあるトラファルガー広場コベントガーデン周辺は、200年前初めてガス灯が設置された場所です。ナイトクラブやレストランなど、夜でもにぎわうおすすめスポット。この周辺の路地を夜に歩いてみると、観光客の多い昼間の印象と打って変わった、伝統的なイギリスらしい街並みが楽しめます。

ショーディッチ地区

ロンドン東部リバプールストリート駅周辺の路地も、夜でも比較的安全に歩けるおすすめエリア。ここは別名ショーディッチ地区と呼ばれ、いまやファッションストリートとしても有名になったおしゃれなエリアです。ガス灯と電灯が入り混ざった古い路地とモダンな建物は、まるで過去にタイムスリップしたような感覚が体験できる不思議なスポット。おしゃれなギャラリーやバー、ナイトクラブが多く、特に金曜日と土曜日の週末はロンドン中から若者たちが集まり活気にあふれます。

雨上がりの夜をねらえ!

ガス灯の夜景が最も鮮やかに見えるのが、雨上がりの夜。ロンドンは小雨が多いことで有名ですが、日本のように一日中どしゃ降りになることはまれで、ほとんどは霧のような小雨が降ったり止んだりするようなもの。そんな雨の日の濡れた道路に反射するガス灯のきらびやかさは、まさに息を飲むほど。夜の外出にはぜひとも雨上がりの日をねらってみてください。
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photo by Pug Girl

特に、テムズ川沿いの夜に散歩がおすすめです。ライトアップされたタワーブリッジセントポール寺院の照明と、街灯の灯りが大きな川と雨に濡れた路地両方に反射し、幻想的で美しい夜景を楽しめます。

電気の夜景とひと味違う、趣ある光の世界観

美しい夜景の魅力と見どころは、やっぱり光。夜の飛行機でロンドンに到着するとわかりやすいのですが、実はロンドンを機上から見るとどこもオレンジ色に輝いて見えるのです。理由はそう、このガス灯。もちろん現代ではすべての街灯がガス灯というわけではなく、なかには電灯も混ざっています。しかし、照明の色や風格は伝統的なガス灯の灯りをモチーフに作られているというのだから驚きです。

まるでハリーポッターやオリバーツイストの世界に入り込んだような気持ちになるロンドンの夜の街並みを、あなたもぜひ訪れてみませんか?

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