ハロッズはイギリスを代表する高級百貨店。紅茶やビスケットといった定番のイギリス土産を探すにも、たくさんの種類のハロッズ・ベアに出会いに行くにも、ダイアナ妃のメモリアルや有名なエジプシャン・エスカレーターを見学するにもおすすめのスポットです。ロンドン滞在中にぜひ訪れて、その素晴らしさを確かめてみてください!

“世界一の百貨店”と称されるハロッズの魅力とは?行き方は?

“世界一の百貨店”ハロッズ

1834年に紅茶を始めとする食品の小売店として始まったハロッズは、創業者であるチャールズ・ハロッズの機転によってイギリス王室や多数の著名人に愛され、事業を順調に拡大してきました。現在では2万平方メートルの敷地と1万2千人の従業員を擁する世界最大規模のデパートに。

ハロッズ・ブランド

ハロッズ・ブランドの食品やハロッズ・ベア、トートバッグなどを通じ、これほど世界で知名度があり、ファンの多い百貨店は世界的に見ても例がありません。今回はその広大な店内の中から、旅行者にぜひ立ち寄ってもらいたいスポットやカフェに絞ってお伝えしていきます。

地下鉄ピカデリー線(Piccadilly Line)のナイツブリッジ(Knightsbridge)駅

ハロッズへの行き方はとても簡単。地下鉄ピカデリー線(Piccadilly Line)のナイツブリッジ(Knightsbridge)駅を出てすぐのところにあります。駅構内にも「Harrods」という表示が至るところにあり、迷うことはありません。

ハロッズ夜
Photo by VisitBritain

なお、ハロッズは夜9時(日曜のみ夕方6時)までオープンしているため、明るいうちは観光を楽しみ、夜にショッピングを楽しむのもおすすめです。夜に訪れるのがおすすめなもう1つの理由はライトアップ。絵ハガキのように美しい外観を眺めることができます。

ハロッズ(Harrods)
公式サイト(英語):https://www.harrods.com/
営業時間:月曜~土曜10:00~21:00、日曜11:30~18:00(ただし日曜の11:30~12:00は商品を見るのみで購入は不可)
住所:87-135 Brompton Road, Knightsbridge, London, SW1X 7XL
電話番号:020 7730 1234
最寄り駅:Piccadilly Line Knightsbridge

美しいフードホールではグルメなお土産探しや食事が楽しめる

ハロッズのデパ地下

地上階(日本式1階)に位置するフードホールはハロッズの花形です。最高級のデパ地下のような雰囲気で、食いしん坊さんにとっては歩いているだけで幸せになれる天国のような場所。シーフードやお肉類のディスプレイの美しさをどうぞお楽しみください。

ハロッズ 地上階

「ハロッズと言えばそのルーツである紅茶!」という方も多いはず。お土産探しでもまずチェックしたいのが紅茶コーナーです。

ハロッズの紅茶コーナー

この紅茶コーナーにはリーフティーも豊富。可愛い缶入りビスケットなどのお菓子もたくさん並んでいるので、職場やご家庭などで分け合うお土産はここでバッチリ揃います。

ハロッズ 惣菜コーナー

フードホール内には上質なキャビアやオイスター、グリルステーキなどが楽しめるカウンターもありますが、それよりもおすすめしたいのがお惣菜コーナーでのお買い物。このお惣菜コーナーで売られている食品は、味はハロッズ・クオリティーである上にリーズナブル。

フードホール ハロッズ

イギリス人女性たちも嬉しそうにいそいそとお買い物をしています。どれも外れのないおいしさですが、おすすめはパイ(5ポンド~)とスイーツ類(2.5ポンド~)。サラダも種類豊富なので、ビタミン不足を解消したい方にもぴったりです。ホテルに持ち帰ってぜひゆっくりとご堪能ください。ちなみにスプーンやフォーク、割りばし、紙皿などを日本から持ってきておくとこういう時に重宝します!

イギリス土産がココだけで揃う!ハロッズ・ベアや定番トートはここで

ハロッズベア

2階(日本式3階)のギフトコーナーはまとめてお土産を買いたい方なら必ず訪れたいところ。まず目を引くのがさまざまなスタイルやサイズのテディベアです。イギリス人作家のA.A.ミルンは1921年、息子にプレゼントとして与えたテディベアをまさにこのハロッズで購入し、それが「くまのプーさん」のストーリーが生まれるきっかけになりました。テディベア好き、プーさん好きの方にとってハロッズ・ベアは最高のお土産。例年8月ごろにはその年のイヤーベアも発売されて毎年話題を集めます。

トートバッグ

もう1つの定番のお土産がトートバッグです。日本でも「Harrods」ロゴ入りのトートバックは一種のステイタスとしておなじみですよね。デザインが豊富で、その時のレートにもよりますが日本で買う半額程度で購入できてお得です。女性へのお土産として喜ばれるアイテムでしょう。

ギフトコーナー

ギフトコーナーにはその他にもさまざまなお土産が並びます。紅茶や缶入りビスケットなどの売れ筋の食品もここで販売されているので、「あまり時間がないけれど上質なイギリス土産を買いたい」という方ならここで30分ほどショッピングをするだけですべてが揃ってしまいます。

神秘的なエジプシャン・エスカレーターとダイアナ妃のメモリアルは必見

ハロッズのエジプシャン・エスカレーター

ハロッズに足を踏み入れた途端、その広大で豪華な店内に溜め息をつく方も多いかと思いますが、このデパートで見逃せないスポットは実は“エスカレーター”です。理由は2つあって、まずはその歴史的意義。ハロッズは1898年にイングランドで初めてエスカレーターを導入しました。2つ目の理由は見事なエジプト装飾です。このような装飾が施されたのは、2010年にカタールの政府系投資会社に売却される前にハロッズを所有していたのが、エジプト人実業家のモハメド・アルファイド氏だったからです。

ハロッズ エジプト装飾

モハメド・アルファイド氏の息子であるドディ・アルファイド氏とダイアナ妃の交際、そして1997年の2人の悲劇的な死がご記憶にある方も多いことでしょう。ハロッズにはその2人を記憶するものとして、地下1階のエジプシャン・エスカレーター付近にメモリアルと2人をモデルにした立派な像が飾られています。王妃としてかつてないほど愛されたダイアナ妃は今でもイギリス人たちの心の中で生き続けており、これを見て胸に手を当てる人も。

免税手続きもハロッズなら店内で済ませられる

ハロッズ免税手続き

ハロッズで50ポンド以上の買い物をした方は、店内2階(日本式3階)のタックスフリー・ビューロー(Tax Free Bureau)にてVATのリファンドが受けられます。多額のショッピングをされた方はレシートを取っておいて、ここでお手続きを。デスクはたくさんありますが混んでいる場合もあるので、番号札を引いて順番を待ちましょう。

休憩はすべての食器がウェッジウッドのティールームで

ハロッズのウェッジウッドティールーム

高級百貨店らしくハロッズ内にはいくつものレストランやカフェがあります。いずれも個性があり、4階(日本式5階)のザ・ジョージアン(The Georgian)のような高級レストランもありますが、気軽に休憩するなら2階(日本式3階)のティールーム(The Tea Room)がおすすめ。ギフトコーナーや免税コーナーの近くにあって場所が分かりやすく、1人でも気兼ねなく入れます。食事もできますし、お茶やお酒だけでもOK。すべての食器がウェッジウッドという点もイギリスの老舗百貨店らしいこだわりです。

ハロッズ チキン&タラゴン・パイ

ティールームでのお食事のおすすめはチキン&タラゴン・パイ(Chicken and tarragon pie)です。ハーブの効いたクリーミーな鶏肉ときのこのシチューにパリパリのパイと温野菜が添えられているこの料理は、通常のイギリスのパイをハロッズらしいお洒落さでアレンジしたもの。

ナポレオン(Napoleon)

デザートはハロッズを代表するケーキであるナポレオン(Napoleon)を始めとしてどれもおいしいです。可愛いフルーツ系のケーキがお好きな方には写真のストロベリー・ピスタチオ・フレジエ(Strawberry Pistachio Fraisier)がおすすめ。うっとりするほど濃厚な味わいながら寒天を使ったゼリーの爽やかさも楽しめる一品です。薫り高いハロッズの紅茶とご一緒にどうぞ!

ティールーム(The Tea Room)
公式サイト(英語):https://www.harrods.com/en-gb/restaurants/afternoon-tea/the-tea-room
営業時間:月曜~土曜10:00~21:00(ラストオーダー20:00)、日曜11:30~18:00(ラストオーダー17:15)※予約不可
電話番号:020 7730 1234(外線3085)
価格:チキン&タラゴン・パイ16ポンド、ストロベリー・ピスタチオ・フレジエなどケーキ類各9.50ポンド、No.16アフタヌーン・スペシャル・ブレンドなど紅茶各5ポンド(サービス料10%別途)

いかがでしたでしょうか?ハロッズからはハイドパークのほか、自然史博物館やヴィクトリア&アルバート博物館といった人気ミュージアムからも徒歩圏内。観光を満喫した後にハロッズで心ゆくまでショッピングを楽しむのもおすすめです。ぜひこの高級デパートで優雅なひと時をお過ごしください!

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