旅の楽しみのひとつは、その土地の食文化を体験すること。お洒落なレストランに街中のスタンド、そして外せないのは市場。最近では、昔ながらの活気はそのままに、お洒落なイートインコーナーを設けて、旅行者でも手軽にその土地の料理を味わうことができるようになった市場をよく見かけます。

市場探察のついでに市場メシという流れは、今では普通の楽しみ方。なかでも、スペインの首都マドリッドに点在するメルカド(市場)は、日本でもお馴染みとなったバルが軒を連ねる美食の聖地として大人気。そこで、スペインの美味いものが集まるマドリッドの2つのメルカドをご紹介します。

地元も旅行客も集まるサン・ミゲル市場

サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)

マドリッドの旧市街の中心地、マヨール広場に隣接する「サン・ミゲル市場」は、100年もの長い歴史を誇るマドリッド市民の台所だったメルカド。2009年にリニューアルし「メルカド+バル」という今までにない新しい体験型のメルカドとして生まれ変わりました。

施設内は美食の都らしく、イベリコハムにオリーブ、チーズや生牡蠣、ワインにフレッシュな果物などなどを売る専門の店舗が集結。見ているだけでもテンションが上がります。

サン・ミゲル市場のイートイン・スペース

施設内にはイートイン・スペースがあるので、あっちでボカディージョ(バゲットのサンドイッチ)、こっちでシーフードなど、食べたいものや飲みたいものをいろいろオーダーしてゆっくり食べることもできます。ランチにも、夕食前後のちょい飲みにもぴったりです。

サン・ミゲル市場のタパス

オリーブにチーズやアンチョビなどを刺した串1本1ユーロから。ウニ入りのクロケッタ(コロッケ)と数種類のタパス、ワイン1杯を頼んでも10ユーロほど。お手軽な上に、お財布に優しい点もテンションが上がります。もちろん、すべての味に文句なし。

旧市街の中心地という土地柄、いつも地元の人や観光客で賑わっているここは、スペイン美食の登竜門。まずはこのサン・ミゲル市場で地元食を楽しみしょう。

サン・ミゲル市場
サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)
住所:Plaza San Miguel, s/n 28005
営業時間:月~水、日 10:00~24:00 / 木~土 10:00~02:00
料金:注文する料理や店舗によっても値段は異なる。一品 €1.00~ サングリア1杯 €2.50~

フュージョン系美食なら サン・アントン市場

サン・アントン市場(Mercado de San Anton)

お洒落なセレクトショップやバーなどが集まるチュエカ地区にあるのが「サン・アントン市場」。サン・ミゲル市場同様、バルと一体型のコンセプトを持つメルカドです。

こちらはビルディングタイプのメルカドとなり、地下にスーパーマーケット、1階は食料品市場、2~3階がフードエリアでバルスペース。ワインバーにイタリアン、ギリシャ料理、日本食などの店舗が軒を連ねています。店舗数はサン・ミゲル市場には及ばないものの、観光客でも混み合うことも少ないので、ローカル気分でゆったり食事を楽しむにはオススメです。

タパス

2階のフードコートは、各店舗にカウンターはないものの、サン・ミゲル市場同様の共有スペースがあり、各店舗で食べたい料理を注文して、リプライコール(呼び出しベル)で呼ばれたら料理を取りに行く流れ。タパスのほかにも、高級レストラン並みの一品料理やフォアグラ専門店など各種幅広く揃っている上に、料理のお洒落度も味も一級品。スペイン北部にある美食の街として有名なサン・セバスチャンのバル料理を彷彿させる創作料理もあり、何ものにも囚われないスペインの懐の深さを感じずにはいられません。

サン・アントン市場のタパス

創作タパスは、ひとつ平均4ユーロから。また料理ひと皿は10ユーロくらいからと、サン・ミゲル市場と比べると多少値は張りますが、一口食べればコストパフォーマンスの高さに納得できるはず。お洒落なマドリっ子達で賑わっている雰囲気も楽しめます。

サン・ミゲル市場
サン・アントン市場(Mercado de San Anton))
住所:C/ Augusto Figueroa,24,28004
営業時間:月~日 11:00~24:00(フードエリア)
料金は、注文する料理や店舗によっても値段は異なる。一品 €4.00~

2016年10月19日より、日本(成田)—スペイン(マドリッド)間の直行便を復活させたイベリア航空。スペイン旅行が再びに身近になった今、ゲートウェイとなるマドリッドで、メルカドの美食を楽しんではいかがでしょうか?

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