イタリア・ベネチアを訪れたら、ぜひ楽しんでおきたいのがゴンドラでのクルージング。ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)の歌を聴きながらのんびりと波に揺られる時間は、ほかの街では味わえない貴重な体験になるでしょう。

ただし、ここで注意しておきたいのがゴンドラの利用料金です。世界的に有名な観光地とあって、ゴンドリエーレのお兄さんたちは商売上手。その場の雰囲気にうまく乗せられてしまわないよう、乗船前には料金の仕組みや相場をしっかりと予習しておくことをおすすめします。

価格は公定料金あり!ただ有名観光地の近くでは要交渉も…

201505_gondole2_5-11
photo by EagleCam

実は、ベネチアのゴンドラは、以下のような公定料金が決まっています。

  • ゴンドラ乗船(昼間): 80ユーロ/40分(以降20分ごとに40ユーロずつ加算)
  • ゴンドラ乗船(夜間): 100ユーロ/40分(以降20分ごとに50ユーロずつ加算)

全てのゴンドリエーレがこの料金で営業していれば安心なのですが、商売上手なイタリア人。実際はこの料金が守られておらず、少し多めの料金を言われてしまうことも少なくありません。特に、リアルト橋やサン・マルコ小運河の近くなど、有名観光地近くの乗船場を利用する場合、乗る前に時間と料金をしっかり確認することをおすすめします。

また、最近ではコントロール(見回り)を警戒して、公定料金通りに営業しているゴンドリエーレも多いようですが、その場合でも30分程度でクルージングを終え、さっさと降ろされてしまうことも。料金をごまかすことができないぶん、時間を短縮して回数をこなしてしまおうという発想なのでしょうか。

もちろん、ここで「もう10分漕いでよ!」と交渉するか、これもイタリア旅行の一部と割り切って楽しんでしまうかはあなた次第。ただ、交渉の基準にするためにも、まずは目安となる公定料金を知っておくとよいでしょう。

少人数なら予約制のゴンドラ・セレナーデを利用しよう!

ヴェネツィアのゴンドラは、相場を知って賢く利用!

ゴンドラの利用料金は1槽の値段なので、少人数で利用する場合は、少し割高に感じるかもしれません。そんなときは、ゴンドラ・セレナーデを利用してみましょう。

ゴンドラ・セレナーデとは、ツアーのように予約をして利用するゴンドラのこと。ほかの旅行者との乗り合いになってしまいますが、料金は1人あたり40ユーロ前後と比較的安く、交渉の心配もありません。

また、1槽貸し切りの場合は別料金になってしまうゴンドリエーレの歌(カンツォーネ)が含まれているのもうれしいところ。映画や写真で見るような、ベネチアらしいゴンドラ・クルージングを楽しむことができます。

ゴンドラに揺られ、ゴンドリエーレの歌に耳を傾けながら眺めるヴェネツィアの街並みは、歩きながら見るのとはまた違った趣があるもの。ゴンドラが人々の足代わりに使われていた時代のベネチアに思いを馳せる絶好の機会になるでしょう。

photo by Tourism Media

photo by mtsrs

水の都ベネチアは、「ベニス」とも「ベネチア」とも呼ばれ、街中に運河が張り巡らされている光景は、世界で最も美しい街並みのひとつとして称えられています。ヴェネツィアの水路をすいすいと通りゆくゴンドラは、サン・マルコ広場やドゥカーレ宮殿などと並んで、見逃せない観光スポットのひとつといえるでしょう。

料金は決して安いものとはいえませんが、事前にしっかりと予習して、ぜひ賢くリーズナブルにゴンドラを利用してみてください。世界遺産にも登録されているベネチアの美しい街並みを存分に堪能できることでしょう。

ベネチアのホテルを探す

ベネチアの航空券を探す

ベネチアの旅行・ツアーを検索