美食の国イタリア。イタリア旅行でフィレンツェに来た際、ぜひとも試していただきたいのが、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。分厚いステーキがドーンとテーブルに運ばれてくる姿には、誰もがおどろきを隠せません。まるで魔法にかけられたような、舌がとろける食感は一度試す価値あり。イタリアで地元の味がお腹いっぱい食べられる、絶対におすすめのフィレンツェ郷土料理をレポートします!

 

巨大ステーキ、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

イタリア人は日本人と違って脂身の多い肉より、脂肪の少ない赤身のほうを好みます。ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、生後12ヶ月以下のキアーナ牛の肩ロースを分厚く切った豪快なステーキです。キロ単位で注文できます。塩と胡椒で外をカリッと炭火焼きするだけ、アル・サングエ(レア)が一般的な焼き方です。このシンプルな調理法が驚くほど肉のうまみを引き出す重要な鍵。バルサミコ酢とオリーブオイルをかけて食べるのがフィレンツェ流です。ぜひともトライしてみましょう。

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのコントルノ(付け合わせ)

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナの付け合わせは地元の人に言わせてみると、ポルチーニ茸のオーブン焼きが主流のよう。しかし、地元産の新鮮な食材が手に入るフィレンツェの郷土料理はこれだけではありません。ボリューミーなこのステーキにあう付け合わせを紹介いたします。

ポルチーニ茸のオーブン焼き

フィレンツェのあるトスカーナ地方は、何と言ってもキノコが有名。

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フィレンツェのメルカート(市場)、中央市場やサンタンブロージョ市場はキノコの季節になると、見たことも無いほど大きな生のポルチーニが立ち並ぶ。オリーブオイルとただオーブンで焼いただけでも、贅沢な一品です。

ピンツィモニオ

季節の新鮮野菜をそのままつまんで食べる、イタリア風野菜ディップ。味わい深いトスカーナ産オリーブオイルに塩と胡椒、バルサミコ酢を混ぜたソースにつけて食べます。シャリっとみずみずしい食感がやみつきに。

インゲン豆のトマトソース煮

新鮮なインゲン豆をトマトソースで煮た、シンプルなディッシュ。トスカーナの人はこれをパスタの変わりに食べることもあるそう。ヘルシーで飽きのこない味がフィオレンティーナと絶妙にマッチします。

 

イタリアのレストランの種類

イタリアのレストランはカテゴリー分けがあります。どんなのがあるか見ていきましょう。

  1. リストランテ
  2. トラットリア
  3. オステリア
  4. ピッツェリア
  5. パニーノテッカ

リストランテはもともとは高級レストランのこと。今は気軽に行けるお店でもこう名乗るところがあるようですが、エレガントにゆっくり食事したい人に最適。トラットリアとオステリアは高級とまではいかない大衆レストランのこと。大人数でわいわいガヤガヤ楽しめるお店です。オステリアはどちらかといえばワインをより豊富に扱うところが多い。ピッツェリアはピザの専門店です。パニーノテッカはパニーノ専門店、最も気軽に早く食事がとれるお店。ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナが食べられるお店はほとんどリストランテかトラットリアです。

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芸術の町フィレンツェ、その表現力の豊かさは郷土料理の豊かさにもあらわれます。 ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナの大胆なプレゼンテーションとやわらかくとろける食感は、まさに食のアート。ブルネッロやキャンティなど自慢の赤ワインと一緒に、豪華で最高の体験してみませんか?一度は試す価値あり、分厚いステーキ、フィオレンティーナ。あなたの旅を格別でベリッシマ(特に美しい)なものにするでしょう。

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photos by Momoko Nishizono