ドイツ冬の風物詩といえばクリスマスマーケット。アドベント(Advent:待降節)と呼ばれる11月下旬から開催される、クリスマスを迎える喜びに満ちたお祭りです。ドイツ全土で2500以上も開催されます!その中から5つの都市のクリスマスマーケットと楽しみ方をご紹介します。

ドイツでおススメ!クリスマスマーケット5選

世界一有名なクリスマスマーケット、ニュルンベルグ

世界一有名なクリスマスマーケット、ニュルンベルグ

クリストキント(ChristusKind:幼子キリスト)に扮した少女による、厳かなオープニングセレモニーで始まるニュルンベルクのクリスマスマーケットは、中世の面影を色濃く残す街並みに映えるイルミネーションと地元の名物料理が食べられる屋台が人気です。

世界一有名なクリスマスマーケット、ニュルンベルグ

メインマーケットのハウプトマルクト(Hauptmarkt)では、多くの名物料理の屋台がたくさん! その中でもぜひ食べていただきたいのが、甘くスパイシーな香りが食欲をそそるマジョラム風味のソーセージ。お腹が空いている方には3本入りホットドッグドライイムヴェックラ(Drei im Weggla(4ユーロ前後))がおススメ! ニュルンベルグ発祥と言われる伝統的な レープクーヘン(Lebkuchen:オレンジ・レモンの皮やナッツ類を用いて作ったケーキの一種)(2ユーロ前後)もためして欲しい一品です。

世界一有名なクリスマスマーケット、ニュルンベルグ

メイン会場からすぐの「ハンス・ザックス(Hans-Sachs-Platz)」では、キンダー・ヴァイナッハト(Kinderweihnacht:子供クリスマス市)が開催され、メリーゴーランドや馬車、蒸気機関車が会場を走り、子供も存分に楽しめます。馬車に乗ってキラキラの会場周辺を散策するのもロマンティックですよ。

ニュンベルグクリスマスマーケット(Nuremberg Christmas Market)
公式サイト(英語):http://www.christkindlesmarkt.de/en/
開催期間:2016年11月25日-12月24日 10時-21時(最終日は14時まで)
11月25日のオープニングセレモニーは17時30分から。
開催会場:メイン会場(Hauptmarkt)、子供クリスマス市(Hans-Sachs-Platz)ほか
行き方:ニュルンベルグ中央駅(Nürnberg Hauptbahnhof)から徒歩15分

手工芸品が充実のクリスマスマーケット、ミュンヘン

手工芸品が充実のクリスマスマーケット、ミュンヘン

ツリーに飾るオーナメントや木のおもちゃ、キャンドル、Krippe(クリッぺ:キリスト生誕を模した手工芸品)の品揃えがドイツ国内で最も豊富なミュンヘンのクリスマスマーケット。
マリエン広場(Marienplatz)にある市庁舎では、11月28日-12月11日の14時半と16時半の1日2回、6歳から12歳までの子供を対象に工芸品やクッキーを作る楽しいイベントも開催されます。
毎日17時半になると(12月24日のみ12時)、市庁舎のバルコニーから地元の楽団がクリスマスキャロルを奏でます。冬の澄んだ空に広がる美しい音色にしばし耳を傾けるのもいいですね。

ミュンヘンクリスマスマケット(Munich Christmas Market)
公式サイト(英語):https://www.muenchen.de/rathaus/home_en/Tourist-Office/Events/Christmas
開催期間:2016年11月25日-12月24日 月曜-土曜10時-21時(最終日は14時まで) 日曜10時-20時
開催場所:マリエン広場(Marienplatz)など
行き方:マリエンプラッツ駅 (Marienplatz)下車すぐ

伝統の特産品が集まるクリスマスマーケット、ドレスデン

伝統の特産品が集まるクリスマスマーケット、ドレスデン
photo by:Rank & Büttig Gastronomie GmbH

1434年に始まった伝統あるドレスデンのクリスマスマーケットは、駅を降りると旧市街へ向かうPrager通りにたくさんの屋台が軒を連ね、街全体がクリスマスムードに包まれています。

伝統の特産品が集まるクリスマスマーケット、ドレスデン
photo by:yu ting huang

エルツ地方の木彫り人形、ラウジッツ地方の捺染布や陶磁器、プラウエン地方のレースなど、地域ごとの特産品が集まるのがドレスデンの特徴です。他にも手作りアクセサリーやガラス製品も充実していてあれこれ目移りしちゃいます。
ドレスデン発祥の秘伝レシピで作られたレーズンたっぷりのシュトレン(Stollen)は、ここでしか食べられない絶品ですよ!

ドレスデンクリスマスマーケット(Dresden Christmas Market)
公式サイト(英語):http://christmas-market.weebly.com/
開催期間:2016年11月25日-12月24日 日曜-木曜10時-21時 金曜-土曜 10時-22時(最終日は14時まで)
開催場所:アルトマルクト:メイン会場(Altmarkt)ほか
行き方:ドレスデン中央駅から徒歩15分。

ドイツ最古のクリスマスマーケット、フランクフルト

ドイツ最古のクリスマスマーケット、フランクフルト

1393年に始まったドイツ最古のフランクフルトのクリスマスマーケットは、メルヘンチックな木組みの屋台が200以上並び、華やかなイルミネーションが都会の街を幻想的な中世の世界に。
地元のアーティストが作成したオーナメントや木彫りの人形といった工芸品からソーセージ、ハチミツ製品、ローストされたアーモンドやドライフルーツ類などが充実しています。
レーマー広場(Römerberg)の特設ステージでは金、土、日曜日の17時10分からAdventコンサートが開催されるほか、合唱やカリヨン演奏といったドイツのクリスマスらしい音楽が楽しめます。

フランクフルトクリスマスマーケット(Frankfurt Christmas Market)
公式サイト(英語):http://www.frankfurt-tourismus.de/en/Discover-Experience/Events/Festivals-in-Frankfurt/Frankfurt-Christmas-Market
開催期間:2016年11月23日-12月22日 月曜-土曜10時-21時 日曜11時-21時
開催場所:レーマー広場:メイン会場(Römerberg)ほか
行き方:フランクフルト中央駅からU4/5バーンに乗りDom/Römer駅下車すぐ

世界最大規模のクリスマスマーケット、シュツットガルト

世界最大規模のクリスマスマーケット、シュツットガルト
photo by: Thomas Niedermueller

毎年350万人が訪れる世界最大規模のシュツットガルトのクリスマスマーケットは、290の屋台が並び、温かい冬用の衣類やハチミツ製品、キャンドル、天使やサンタといった可愛いオーナメントが充実。お土産にも自分用にも欲しくなるものばかりです。
12月1日には市庁舎の窓が大きなアドベントカレンダーに大変身!クリスマスまで毎日一つ窓が開かれていくのが、クリスマス気分を盛り立てくれます。
旧宮殿中庭では毎晩地元の合唱団によるコンサートが開催されます。シュロス広場(Schloßplatz)ではライトの装飾やオリジナルキャンドル作り、スケートリンクやミニ観覧車、ミニ機関車などもあり、子供の遊び場もたくさん!

世界最大規模のクリスマスマーケット、シュツットガルト
photo by: Thomas Niedermueller

カールス広場(karlsplatz)で開かれるアンティーク市は、世界中のアンティーク愛好家をうならせる商品がずらり。こちらも見逃せないですよ。

シュツットガルトクリスマスマーケット(Stuttgart Christmas Market)
公式サイト(英語):http://stuttgarter-weihnachtsmarkt.de/en/home/
開催期間:2016年11月23日-12月23日 月曜-土曜10時-21時 日曜11時-21時
11月23日は17時-21時、12月19日は10時-22時半まで。
開催場所:シュロス広場:メイン会場(Schloßplatz)ほか
行き方:シュツットガルト中央駅から徒歩10分

ドイツのクリスマスマーケットはこうやって楽しむ!

見ているだけでも、楽しいドイツのクリスマスマーケット。おススメの楽しみ方をご紹介します!

ドイツ伝統の味を楽しむ!

まずは、クリスマスの時期に食べられる伝統のグルメを楽しんでください。発祥の地で食べるグルメはまた格別です。いろいろ見ながら、その場で味わうもよし、お土産にもぴったりのおススメの3品をご紹介!

シュトレン
シュトレン
photo by: Ferdalangur.net

酵母が入った生地にドライフルーツやマジパン、焼きアーモンド等を練りこんだクリスマスを代表するお菓子。雪のような粉砂糖で覆われている姿は、幼子イエスを包むおくるみに例えられます。日持ちするのでお土産におススメ!

レープクーヘン
レープクーヘン

オレンジやレモンの皮にシナモン、クローブ等の香辛料とハチミツを使用したクッキーがレープクーヘン。大きなハートや円型に型取られて屋台の軒先に飾られている、クリスマス定番のお菓子です。こちらも日持ちするので、かわいらしいデザインが多く、見た目も派手なのでお土産にいいかもしれません。

グリューワイン
グリューワイン

歩き疲れたら、ワインにシナモン等の香辛料と果物を入れて温めたホットワイン、グリューワインを飲んで一息ついてください。冷えた体をぽかぽかにしてくれますよ! カップはデポジット制で飲み終えてカップを返却するとお金が戻りますが、そのままお持ち帰りしてもOK。色々なデザインのカップがあるので、お土産にもできますよ。

クリスマス雑貨を探す

それぞれ地域の伝統の特産品なども売っていますが、やはりここはかわいいクリスマス雑貨を探してください。この時期にしか買えないオリジナルものもありますので、いろいろ回ってみてください。

クリッぺ
クリッぺ

ドイツ人はクリスマスが近づくと家に飾る、キリスト生誕のシーンを表現している人形クリッぺ。ドイツでは毎年少しずつ買って増やしていき、誕生シーンを充実させていきます。各屋台でのディスプレイを見るだけでもとても素敵ですよ。

オーナメント
オーナメント

クリスマスツリーを彩るオーナメントは、木や金属で出来たものから、毛糸やフェルトで作った手作り感満載のオーナメントまで色々あります。クリスマスツリーだけでなく、お部屋のちょっとしたアクセントにしても可愛いものがたくさんありますよ!

クリスマスマーケットの注意

とにかく寒いので、防寒対策はとにかくしっかりと!
ゆっくりとグルメや買い物を楽しみたい方は昼間をおススメしますが、夜は演奏会の実施が多く、ライトアップされた風景はとても幻想的なので楽しみ方をわけて参加するのも良いかもしれません。
いずれの会場も非常に混雑しているので、スリや置き引きには十分に注意をしてください。
クリスマスマーケットはほとんどが12/24までです。12/24~26は交通機関の運行本数が少なくなったり、公共施設やお店が休みになるので、滞在される方はその点もご注意ください。

ドイツのクリスマスマーケットは、ピーンと張りつめた寒空の下で美味しい食事と人々の笑い声が交差する、中世から続く賑やかなお祭りです。夜になるとイルミネーションが灯り、まるで天使が舞い降りたかのようなキラキラ輝く美しい世界へと変わります。ドイツのクリスマスマーケットでロマンティックなクリスマスを過ごしてみませんか?

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