21世紀のリアルなパリ情報!ちまたの意外な流行グルメ&スイーツは?

21世紀のリアルなパリ情報!ちまたの意外な流行グルメ&スイーツは?

築100年以上にもなる立派な建物に囲まれるフランスの首都パリ。東京であれば重要文化財に指定されそうな建物も、一般の人が普通に暮らすどこにでもあるアパートとして使われています。その趣のある建築もあってなのか、パリにはパリらしい歴史と雰囲気が漂い、新しい時代の変化をそう簡単に受け入れようとはしません。

一方、21世紀を生きる若者は世界を旅し、新しい風をパリに持ち帰りながら、今までの伝統との融合を試みています。一昔前なら受け入れられることがなかったかもしれませんが、今、ちまたではアメリカからやってきたハンバーガーやベーグルなどが大流行。食にうるさいフランス人が作るファーストフードの域を超えた美食グルメや、パティシエが作る“アメリカン”なスウィーツなど、パリのリアルで意外な今の食流行をご紹介します。

ボンバーガーと呼びたい美味しいハンバーガー

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photo by Sophie
フレンチビストロ(気軽なカフェレストラン)の人気メニュー、タルタルステーキや鴨のコンフィ、子牛のローストなどはフランスに来たらぜひ食べてみたいもの。しかし、そう思っているのは実は外国人旅行者だけかもしれません。今時のパリジャンたちはそんなグルメをそっちのけに、こぞってハンバーガーを注文しています。元々はドイツのハンブルグで発展したと言われているハンバーガー。その後、アメリカへ移住したあるドイツ人が米国へ持ち込み、今やアメリカの国民食(?)となりました。ファーストフードの王様とも否めないハンバーガーですが、ここフランスではこだわりの上質な牛肉を使用し、美味いパンで挟まれ、ナイフとフォークで食べる美食グルメ同等のハンバーガーです。まさに、ボン(仏語で美味しいの意)バーガーですね!

おフランスなカップケーキ?

マカロンやモンブラン、マドレーヌやエクレアなど世界に誇れるフランスのスウィーツ。種類も多く、質も世界でトップクラスのこの国のデザート業界に、外国のデザートなど入り込むスペースはなさそうですが、実はアメリカからやってきたカップケーキが話題です。家庭でも気軽に作れる素朴なケーキですが、スウィーツ王国であるフランスの手に渡ると、美味しいだけでなく目にも美しいデザートに。有名どころは、6区にあるSynie’s Cupcakesや、4区にあるCupcakes and co。ちなみに、Synie’sのオーナーであるSynieはイギリス人。数年前にパリにやって来て、フランスの伝統を取り入れたカップケーキのお店を持つという夢を叶えました。ジュエリーのような可愛いカップケーキに心が踊ります。
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ポップで可愛いカップケーキ:photo by Betsy Weber

テイクアウトで天気の良い日はピクニックを

今若者の間でハンバーガーとともに人気を二分するのが、ベーグルサンド。街の至るところで看板が目に入ります。元来、軽食でもコーヒーでも、バゲット(フランスパン)のサンドイッチ以外はテイクアウトの習慣がないと言われていたフランスの食文化ですが、時代はゆっくりと変わってきているようです。フランス人たちに混じり、天気の良い日は公園でぜひピクニックを。「à emporter!(ア・アンポーテ:お持ち帰りで、の意)」と言って注文してください。

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8区のマドレーヌ広場で展開しているLe Camion qui Fume:photo by Houang Stephane
また、移動式のバンで軽食やコーヒーなどを販売するスタイルも、近頃よく見かけるようになりました。例えば、ハンバーガーで話題を独占しているのが、Le Camion qui Fumeというお店です。2013年のフーディング・グランプリも受賞したここのハンバーガーは、パリで一番美味しいとのうわさも。食事時には行列をなしているほどです。8区のマドレーヌ広場や、13区のフランソワ・ミッテラン図書館辺りなど、パリ内数カ所を時間毎に移動しているようです。スケジュールはウェブサイトで要チェック。

せっかくフランスにいるのだからフランスらしいものを食べたいという方には、11区と20区に昼時の2〜3時間のみ現れるLe Réfectoireがおすすめです。ハンバーガーだけでなく、日替わりメニューやデザートなども展開しています。移動式のバンで提供されているとは思えない美味なフランス料理が頂けます。フランスの上質天日塩フルール・ドゥ・セルを使用した牛肉料理や、ブルギニョンのタルティーヌなどは試してみる価値ありです。

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Main Image photo by Andy Atzert