パリ市内の北駅(ノール・Paris Nord)・サンラザール(Saint Lazare)駅といった主要駅では、日本と同じように、駅ナカにショッピングのできるお店やレストランが徐々に充実してきています。小さなお土産もの屋さん、カフェに加え、最近は一流シェフのレストランもお目見え。現在進行形で発展中のパリの駅ナカ一流グルメをご紹介します。

パリ北駅に登場したのは、ミシュラン星付きのシェフのレストラン

フランス国鉄・RER、メトロ(地下鉄)が乗り入れる、パリ主要駅のひとつ10区の北駅(ノール・Paris Nord)。フランスの新幹線(TGV)や、パリからロンドンへ向かう”ユーロスター”も北駅を出ています。

北駅(ノール・Paris Nord)の広い構内は、毎日スーツケースをかかえた旅行客や通勤中の地元のパリっ子で溢れかえっています。

北駅(ノール・Paris Nord)の改札内や構内には、これまでも土産物屋、日用雑貨のお店や、洋服・小物雑貨屋、カフェなどがあり、電車の出発街の時間つぶしや、電車内で食べるサンドイッチや飲み物などを買うことはできました。

そんな北駅(ノール・Paris Nord)に2016年の11月にきら星のごとく登場したのが、「レトワール・デュ・ノール(L’ETOILE DU NORD)」というレストラン。ミシュラン星付きシェフの”ティエリー・マルクス”氏監修による本格派のレストランです。

日本語で北の星という意味のレストランは、1Fにブラッセリー・2Fにバーと広いスペースがあり、シンプルではありますが、名前の通りまるで星空のような照明が素敵な、ゆったりとくつろげるレストランです。どちらの階を選んでも同じ料理が食べられますので、気に入った席を選ぶことができます。

星付きシェフの手にかかると、”庶民的な料理、フィッシュアンドチップス”も、フレンチフライ添えの白身魚のクリームソース和えといった、おしゃれな一品に大変身。

パンやドリンクがついたブレックファーストは15ユーロ、卵料理などが加わるブランチは21ユーロ、ディナーは、前菜とメイン、デザートで26ユーロ。もちろんアラカルトでも頼めます。星付きレストランなのに駅ナカというだけで、かなりお手頃で食べられるレストランは人気なので、時間が限られている方は事前予約がおすすめです。

「レトワール・デュ・ノール(L’ETOILE DU NORD)」のブラッセリーの横には、テイクアウト専門のパンコーナーも。定番のクロワッサンなどに加え、お惣菜っぽいパンもあるので、レストランに入る時間がない方は旅のお供にされてはいかがでしょうか。

■レトワール・デュ・ノール(L’ETOILE DU NORD)
公式ホームページ(英語):http://www.letoiledunord.fr/
※ホームページから事前予約ができます。
最寄り駅:RERのB・D・E線、メトロ4・5番線の北ノール(Gare du nord)構内
営業時間:1Fブラッスリー(LA BRASSERIE)月〜日曜日6:00〜23:00、2Fバー(LE ZINC)月〜日曜日6:00〜23:00 、パン屋(LE FOURNIL)5:30〜21:00
※朝食6:00〜、ランチ12:00〜、夕食18:00〜
定休日:なし
住所:Gare du nord, 18 Rue de Dunkerque, 75010 Paris

サンラザール(Saint Lazare)駅には、ミシュラン三つ星のシェフのレストランが

北(ノール・Paris Nord)駅同様、パリ主要駅でパリのターミナル駅で一番古い歴史を持つサンラザール(Saint Lazare)駅。駅舎正面には四つ星のターミナル・ホテルがあり、老舗百貨店ラファイエットやプランタンからも近い駅で、パリからノルマンディー地方に行く際に利用したり、パリ市内を地下鉄でまわる際に乗り換えで利用することも多い駅です。

サンラザール(Saint Lazare)駅の構内は、小さなショッピングモールのようになっており、カフェやアイス屋に加え、オランダ発の日常雑貨屋「エマ(HEMA)」やコスメのショップ、洋服雑貨をチェックすることもできます。

そんなサンラザールの駅構内に、ミシュラン三つ星「ル・ブリストル(Le Bristol Paris)」のシェフ、エリック・フレションが、オープンしたのが、レストラン「ラザール(Lazare)」。広くないスペースですが、テーマ別にインテリアの違う4つの空間に分けられています。

高いテーブル席からは、オープンキッチンできびきびと働くシェフたちの様子が見られます。さすが、三つ星レストランの血をひいた駅ナカレストランは、サービスの方々のおもてなしがプロフェッショナルで、気持ちの良い時間が過ごせます。

温かい飲み物、果物ジュース、自家製パンが選べる朝食セット(11ユーロ)、アフタヌーンティーセットが15ユーロ、コースもあるディナー(日替わりメインが19ユーロ)まで、本店と同じ素材で作った正統派家庭料理が味わえます。三つ星シェフの味で、街中のビストロと同じくらいの料金とは、流行る理由にもうなずけます。

■ラザール(Lazare)

公式ホームページ(フランス語):http://lazare-paris.fr/
最寄り駅:RER・E線、メトロ3・12・13・14番線のサンラザール(Saint Lazare)構内
営業時間:月〜日曜日7:30〜24:00(ランチ12:00〜15:00、ディナー19:00〜23:00 L.O.)
定休日:12月24日の夜、12月25日
住所:Parvis de la gare Saint-Lazare,rue inte’rieure 75008 Paris

北(ノール・Paris Nord)駅の「レトワール・デュ・ノール(L’ETOILE DU NORD)」も、サンラザール(Saint Lazare)駅の「ラザール(Lazare)」も、駅ナカだけにお気軽に利用できるのが嬉しいところ。これまで混雑したカフェで待ち合わせをしたり、電車を待ったりしていた時間を、素敵な空間でワイン片手にくつろぐ時間に変化させるとは、さすが美食の街パリの貫禄を感じます。

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