“野外オペラ”や夜のアートの祭典“ニュイ・ブランシュ”、エリゼ宮や議事堂など普段は公開していない貴重な建物の中や場所を見学できる、“ヨーロッパ文化遺産の日”など、秋のパリは訪れるべき魅力的なイベントが目白押し。”ファッションウィーク(パリコレ)”も開かれる秋のパリは、一層華やかでロマンティック!

”野外オペラ(Opéra en plein air)”

野外オペラ(Opéra en plein air)

まさに芸術の秋にふさわしいイベントのひとつ、”野外オペラ(Opéra en plein air)”。開催場所は、傷病兵を看護する施設として、ルイ14世が17世紀に建てた、アンヴァリッド(L’hôtel des Invalides)と呼ばれる旧・軍病院で、地下には、フランス皇帝ナポレオン1世が眠っている、歴史的な建造物です。

アンヴァリッド
photo by fnac

毎年、アンヴァリッド(L’hôtel des Invalides)で観られるオペラは、パリっ子にも超人気。2017年は、モーツァルトの「フィガロの結婚(Les Noces de Figaro)」と、毎年の演目も有名どころです。パリの星空の下でのオペラ鑑賞は、ロマンティックで特別な時間になることうけあい。事前にチケットを購入できるので、観光客にも予定のたてやすいイベントです。

■野外オペラ(Opéra en plein air)
公式サイト(フランス語):https://www.operaenpleinair.com/
公式チケット予約サイト(フランス語):http://www.fnacspectacles.com/place-spectacle/opera-en-plein-air-2017-fstFESTOPE17A-lt.htm#ancreProgramme
最寄り駅:メトロ8・13番線、RER C線のアンヴァリッド(Invalides)駅からアンヴァリッド(L’hôtel des Invalides)の遊歩道へ
開催日時:毎年9月上旬(2017年は、9月1日金曜日〜2日土曜日、9月7日木曜日〜9日土曜日、いずれも21:00開演)
料金:42ユーロから
住所:129 Rue de Grenelle, 75007 Paris

特別観覧ができる、“ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNÉES EUROPÉENNES DU PATRIMOINE)”

“ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNÉES EUROPÉENNES DU PATRIMOINE)”とは、ヨーロッパ50カ国にわたり、普段は、公開されていない歴史的な建物や美術館に無料(一部有料)で入ることのできるイベントで、毎年9月の第3週末に2日間開かれます。

“ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNÉES EUROPÉENNES DU PATRIMOINE)”のパリでは、区をまたがり50以上の箇所で一般公開が行われます。特に人気なのは、大統領官邸のエリゼ宮(le Palais de l’Elysée)や国会議事堂(l’Assemblée Nationale)、元老院のリュクサンブール宮(le Palais du Luxembourg)など。フランス人にとっても、1年に1回だけの貴重なチャンスなので、人気の場所には、1日に2万人が訪れることもあるのだとか(約5時間待ちになることも)。お目当ての場所を絶対観たい場合には、早朝から並ぶ必要がありそうです。

パリの市庁舎では、市長執務室に加え、ヴェルサイユ宮殿かと見紛うような、豪勢なインテリアのレセプションルームも観られます。その他、個人所有のお城や邸宅、パリにあるヘリポートなどもリストにあって、とっても新鮮。期間中、美術館や博物館では、特別展示が行われたり、教会では、無料のオルガンコンサートが開かれたり、パリの街全体が盛りあがる1日です。

<パリ市内の会場例>

パリ1区:
パレ・ロワイヤル(le Palais Royal)
マリー・アントワネットも過ごしたといわれる牢獄跡(la Conciergerie)
カルーゼル・デュ・ルーブル(le Carrousel du Louvre)

パリ3区:
工芸博物館(le Musée des Arts et Métiers)

パリ4区:
ポンピドゥセンター(le Centre Pompidou)
サン・ジャック塔(la Tour Saint-Jacques)
パリ市庁舎(l’Hôtel de Ville)

パリ6区:
元老院(le Sénat)

パリ7区:
国立国会議事堂(l’Assemblée Nationale)
旧軍病院(les Invalides) 

パリ8区:
エリゼ宮(le Palais de l’Elysée)
プチ・パレ(le Petit Palais)

パリ9区:
ギャラリー・ラファイエット(le Musée de la Vie Romantique)
ソシエテ・ジェネラル銀行(l’Agence Centrale de la Société Générale)

パリ12区:
フランス国立図書館(la BNF)
経済省(le Ministère de l’Economie et des Finances)

パリ14区:
学生都国際市(la Cité universitaire internationale)

パリ15区:
ヘリポート(l’Héliport de Paris)
フランス公共放送局(France Télévisions)

パリ16区:
ルイ・ヴィトン財団美術館(la Fondation Louis Vuitton)

■ヨーロッパ文化遺産の日(JOURNÉES EUROPÉENNES DU PATRIMOINE)
公式サイト(英語・フランス語):https://journeesdupatrimoine.culturecommunication.gouv.fr/
開催日時:毎年9月第3土曜日(2017年は、9月16日土曜日〜17日日曜日)
料金:無料(一部除く)

パリ・コレにも潜入!必見、秋の”ファッションウィーク”

パリコレ

9月のパリで忘れてはいけない超重要なイベントが、あとひとつ、パリコレクションです。世界中のファッション関係者が集まり、街中がぱっと華やぐ1週間は、また特別なパリを感じることができます。一般人も当日に参加できるショーもあるので、興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。詳しい情報は、雑誌のエディター気分でパリ・コレクションに潜入にてご紹介しています。

■パリコレクション
モデム(MODEM) 公式サイト(英語):http://www.modemonline.com/fashion/
※パリコレクションのスケジュールが載っています。
開催日:春夏パリコレクションは、9月末の火曜日から約1週間(2017年は、9月26日火曜日〜10月4日水曜日)

24時間眠らないパリを体験。夜のアートの祭典“ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)”

ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)
photo byフランス観光開発機構

“ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)”とは、フランス語の直訳で、1日中太陽が沈まない白夜のこと。2002年以来、毎年10月にパリで開催されている “ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)”とは、パリにある美術館やコンサートホールなどが、日没から一晩中公開される(多くが無料!)イベントです。街中にも、現代アート作品が多数現れ、大人な夜のアート散策をすることができる、まさに眠らないパリの夜の催しなのです。

ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)
photo byフランス観光開発機構

光・音楽・インスタレーションなど、パリがアーティスティックな世界に満ち、例えば市庁舎も、毎年のテーマに沿って、幻想的で個性的な世界をかもしだします。誰でも自由に参加できる“ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)”は、観光客でも気軽に楽しめるのが嬉しいポイント。また、“ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)”の日は、地下鉄も全線終電が午前2時頃まで延長し、1番線と9番線は無料で夜通し運転なので、移動もとても簡単です。パリのレンタサイクル「ヴェリブ」を利用するのもおすすめです。約40箇所程度のポイントでのインスタレーション、および、美術館やコンサートホールなどの夜の無料コンサートに加え、パリ各所で150ものアーティストのイベントが開かれます。公式サイトで開催場所が確認できるので、事前に散策コースを決めて出かけましょう。

■ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)
公式サイト(フランス語):http://quefaire.paris.fr/nuitblanche
公式フェイスブック(英語・フランス語):https://www.facebook.com/pg/NBParis/photos/?ref=page_internal
開催場所:公式サイトでご確認ください。
開催日時:毎年10月上旬の土曜夜から日曜の明け方まで(2017年は、10月7日土曜日19:00~10月8日日曜日の明け方まで )

芸術の秋という言葉の通り、秋のパリは、アーティスティックなイベントが盛りだくさん。パリの街中がアートの舞台になるなんて、想像しただけでも素敵ですが、さらに、無料のイベントも多く、アートを気軽に楽しめるとあっては、参加しないわけにはいきません!パリ旅行のリピーターの方も、普段のパリとはまた違った魅力を発見できる良い機会ではないでしょうか。

パリのホテルを探す パリへの航空券を探す パリ旅行・ツアーを検索