パリで買ったものを日本へ送ってみよう。フランスの郵便・小包事情
パリの旅行中、日本へ手紙を出したり、お買い物をした物を送ったりする際は、フランスの郵便局、「ラ・ポスト(La Poste)」へ。黄色が目印のパリの郵便局は街中でたくさん見かけることができます。また、小荷物は、パリから宅急便で送ることも可能。
少々、届くのに時間がかかることもありますが、送り方は、さほど日本とかわらず難しくはないので、手荷物からあふれそうな際は、利用してみてはいかがでしょうか?
黄色の目印が街中でもわかりやすい、パリの郵便局「ラ・ポスト(La Poste)」
パリの郵便局「ラ・ポスト(La Poste)」は、パリ市内に約200箇所あり、月〜金曜日8:00〜19:00、土曜日8:00〜12:00で開いていて、日曜日や祝日はお休みが一般的です。郵便局は店舗も多いし、比較的営業時間も長いので、観光中にも利用しやすくはありますが、なんといっても、頼りになるのは中央郵便局。ほぼ24時間営業で無休。夜までじっくり観光した後にも利用できて大変便利です。
■パリ中央郵便局(La Poste Paris Louvre La Poste)
公式サイト(フランス語):https://www.laposte.fr/
最寄り駅:メトロ4番線のエティエンヌ・マルセル(Étienne Marcel)から徒歩1分。ルーヴル美術館から徒歩15分
営業時間:月〜土曜日8:00〜6:00、日曜・祝日10:00〜6:00
定休日:なし
住所:48/52 Rue du Louvre 75001 Paris
また、ルーヴル美術館の地下に続く、ショッピングモール、「カルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)」(expedia内リンク:https://welove.expedia.co.jp/destination/europe/france/21473/)の郵便局も、日曜日に開いているので、便利。旅の記念にパリの切手を買う観光客で賑わいます。パリの有名観光地の切手や、人気アニメ「ミニオンズ(Minions)」などのキャラクター切手もあります。郵便局の方も観光客に慣れているので安心です。
■ルーヴル美術館地下、カルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)の郵便局
最寄り駅:メトロ1・7番線のパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル(Palais Royal Musée du Louvre)すぐ
営業時間:月・木曜日9:30~19:00、水・金曜日9:30~21:30、土・日曜日、祝日10:30~18:30
住所:99 rue de Rivoli 75001 Paris
パリから日本へ、切手を貼ってハガキや封書を送る
フランスから日本へ郵便で送れる封書やハガキ(コリエ Courrier)は、厚さ3センチメートル以内、重さ2キログラムまでです。重さに応じた切手を貼って、郵便局の窓口か、街中にある黄色の郵便ポストに投函するのは、日本と同じなので簡単。切手は、街中のタバコ販売店(tabac)でも買えるのも日本と似ていますね。ちなみに、もちろん郵便局窓口でも買えますが、混雑していることも多く、そんな時は郵便局内にある自動販売機が便利。いくつかの言語に対応しており、英語もあるのでタバコ販売店(tabac)や窓口でフランス語を話さなければいけない心配もなく、自分のペースで落ち着いて切手が買えます。
<自動販売機での切手の買い方>
- 郵便物を量り台に乗せます
- 言語を選択(英語もあります)
- 郵便種類を選択 外国への郵送(Envoyer une lettre à l’étranger)を選びます
- 郵送先の地域や国を選ぶ。入力を求められる場合は、「Japon」と入力します
- 料金が表示され、支払いへ進むかの確認(レシートが欲しいかも選べます)
- 支払いは、現金(コイン)かクレジットカードが選べます。
- 近くに設置されている投函ポストへ、郵便物を入れて終了です。
郵便料金は、最低料金がハガキおよび封書の20グラムまでで0.85ユーロ。500グラムだと5.1ユーロです。日本へは、おおよそ1週間〜10日程度で届くことが多いようです。その他、1週間以内で届く国際郵便(Lettre Prioritaire Internationale)や書留もありますので、窓口にてお問い合わせください。
小包は郵送か、宅急便で
小包も同じく郵便局で送れます。封書も2キロ以上の重さの場合は、荷物(コリ:Colis)扱いになります。郵便局でもらえる専用の紙に必要事項を書いて、荷物と一緒に窓口に出すと料金を提示され、その場で支払うと、すぐに領収書を出してくれます。
<クロノポスト(CHRONOPOST)>
速達のことです。5キログラムで約243ユーロと価格は高めですが、1〜3日ほどで日本に届けられるそうです。—クロノポスト (CHRONOPOST EMBALLAGES PRET A EXPEDIER CHRONOEXPRESS)
重量30キログラムまで。重さに応じた封筒や箱を1.5ユーロで購入します。最大サイズは7キログラム用で、サイズは380×250×190です。補償があり、送り状の番号での追跡サービスも可能です。
<コリッシモ(Colissimo)>
普通郵便のことです。クロノポストと比べ、10日ほどかかりますが、5キログラムで約53ユーロと、だいぶお安く送ることができます。
—コリッシモ・アンバラージュ・アンテルナシオナル(Colissimo Emballage International)
重量7キログラムまで。郵送料金込みの箱を購入し、その中に荷物を入れて送る方式です。追跡、保険サービスはありますが、受領通知サービスはありません。封筒や段ボールのサイズは、クロノポストと同様で7キログラム用が最大です。
-コリッシモ・アンバラージュ・アンテルナシオナル(Colissimo International)
重量30キログラムまで。段ボール箱など、自分で用意した箱に荷物を入れて送る方法です。追跡、保険、受領通知サービスが利用可能です。
また、郵便局以外にも、宅急便で送る方法があります。日本に支社があるヤマト運輸などにお願いした方がトラブルの際に連絡がとりやすいのでおすすめです。料金は、60 cm 以内、2キログラムまでで、35ユーロ程度。ちなみに、パリからの配送には、一般品と別送品の2種類があり、一般品は日本国内どちらの住所宛でも送れますが、別送品の場合、送る本人の日本の住所にしか送れません。その他、配送期間や課税対象の範囲、配送料などが異なるので詳しくは店舗に問い合わせてください。ワイン専用の宅急便もあります。
■欧州ヤマト運輸 パリ支店
公式サイト(日本語):http://www.yamatoeurope.com/japanese/
最寄り駅:ルーヴル美術館近く、メトロ7番・14番線のピラミッド駅(Pyramides)から徒歩1分
営業時間:月〜金曜日9:00〜17:00、土曜日10:00〜15:00
定休日:日曜日
住所:21,rue d’Argenteuil 75001 Paris
その他、FedEx ExpressやDHLにも、パリから日本へ荷物を送れるサービスがあります。
残念ながら、パリから荷物を送っても、なかなか荷物が届かない、壊れ物注意と書いたにもかかわらず割れていた、中の商品を盗まれていた、などのトラブルを耳にします。フランスは、よくデモがあり、郵便局もお休みになってしまうことが多々。期間については、余裕を持って考えておくことをおすすめします。また、盗難予防のためには、荷物の中身を記載する用紙に、「古着(used…)」と書く方法をとっておく人も多いようで、何かと細かいトラブルも多い、フランスならではの裏ワザがあるようです。
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