投稿者 : 純 岩佐、投稿日 2017 年 1月30日

絶対食べたい!パリで食べられるフランスの名物料理

牛肉・ムール貝・豚足など…フランスならではの豊かな食材をふんだんに使った、ボリューム満点の地元名物料理。パリジェンヌも日常的に食べている名物料理を、観光客が立ち寄りやすく、評判も良いおすすめのレストランとともにご紹介します。

牛肉の質と新鮮さが鍵、「タルタルステーキ」

タルタルステーキ(steaks tartars)

パリのレストランでは、おなじみのメイン料理「タルタルステーキ(steaks tartars)」。料理名から「タルタルソースのかかったステーキ?」と勘違いしてしまう日本人も少なくはなさそうですが、パリの「タルタルステーキ」とは、みじん切りにした生の牛肉にたまねぎ、にんにく、ケッパー、ピクルスなどを同じくみじん切りにして混ぜ、オリーブオイル、塩、胡椒で味付けしたステーキ料理のひとつです。同じく牛の生肉を用いる韓国料理の「ユッケ」より味付けがシンプルな分、牛肉の新鮮さが際立ちます。臭みはまったくなく、甘みさえ感じられるステーキは、混ぜ合わせたピクルスなどの効果もあって、さっぱりとしており、相当なボリュームでもぺろりと胃袋におさまってしまいます。

あっつあつのボリューム満点「オニオングラタンスープ」

オニオングラタンスープ

バターや油でじっくりと炒めたタマネギをブイヨンでことこと煮込んだスープに、チーズをのせ、焼き色がつくまでオーブンにかけた「オニオングラタンスープ」は、フランスでは二日酔いに効くと言われています。パリの「オニオングラタンスープ」は、ボリューム満点。付け合わせのパンと一緒に食べると、それだけでお腹いっぱいになってしまうほどです。

バケツたっぷり「ムール貝」はスープまで堪能

ムール貝

ベルギー発祥のチェーン店「レオン・ド・ブリュッセル」の名物料理として有名なバケツいっぱいの「ムール貝」料理。白ワイン蒸し、ガーリックなど数種類から選べる味付けは、薄味でくどくありません。ぷりっとした弾力のある身のムール貝は、バケツいっぱいでもあっという間にお腹の中に。ムール貝のエキスの滲み出たスープに浸して食べるパンの味わいも格別です。

意外にも食べやすい「豚足のグリエ」

豚足のグリエ

「豚足のグリエ(Le Fameux Pied de cochon)」は、パリでも人気の料理。香ばしく焼かれた表面と、ジューシーなお肉、そして豚足の醍醐味である、ねっとりとしたゼラチン質が堪能できます。特製のソースをたっぷりとつけると初心者でも食べやすい一品です。旅行中の忙しい日程も乗り超えられるパワーがもらえそうな料理です。

名物料理が食べられるおすすめのレストラン

上記の料理に加え、赤ワインの有名な産地、ブルゴーニュ地方の名物料理、牛肉の赤ワイン煮ブルゴーニュ風(Boeuf Bourguignon)やエスカルゴ(かたつむり)料理、牡蠣料理など、さまざまなフランスの名物料理が食べられるおすすめのレストランをご紹介します。

<オ・ピエ・ドゥ・コション>

オ・ピエ・ドゥ・コション

「オ・ピエ・ドゥ・コション」は、パリの中心地1区のレ・アル(Les Halles)駅すぐ近くにある、その名も“豚の足”という名前のレストラン。フランスの名物料理を幅広く食べられるビストロで、「豚足のグリエ」はもちろん、「オニオングラタンスープ」も有名で、タルタルステーキや牡蠣料理、エスカルゴ、赤身肉のステーキ、仔牛肉なども本場の味に出会えます。中心地にあるアクセスの良さに加え、なんと24時間営業で無休という、観光客にはありがたいレストランです。

オ・ピエ・ドゥ・コション(Au Pied de Cochon)

[one_half]オ・ピエ・ドゥ・コション[/one_half]

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公式ホームページ(日本語・英語・フランス語他):http://www.pieddecochon.com/
最寄り駅:メトロ4番線のレ・アル(Les Halles)駅から徒歩6分
ルーヴル美術館(expedia内リンク:https://www.expedia.co.jp/Louvre-Museum-Paris.d502223.Place-To-Visit)から徒歩10分
営業時間:月〜日曜日まで24時間営業
定休日:なし
住所:6, rue Coquillière, 75001 Paris
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<レオン・ド・ブリュッセル>

「レオン・ド・ブリュッセル」は、ムール貝料理が有名なレストラン。パリ市内に9店舗あり、ファミレスのような気軽さで観光客にも優しい店です。ムール貝がココットというバケツ鍋いっぱいに入った料理の他に、ムール貝のグリル、サラダやデザートなどもあります。お得なランチセットもあるので、一人でも入りやすく便利です。

レオン・ド・ブリュッセル

[one_half]レオン・ド・ブリュッセル[/one_half]

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公式ホームページ(英語・フランス語):https://www.leon-de-bruxelles.fr/
最寄り駅:メトロ10番線のマビヨン(Mabillon)駅の出口すぐ。メトロ4番線のサン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)駅から徒歩5分。
営業時間:月〜木曜日11:30〜0:00、金・土曜日11:30〜01:00、日曜日11:30〜0:00、祝祭日11:30〜0:00
定休日:なし
住所:131 Boulevard Saint Germain, 75006 Paris
※パリ市内に9店舗
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<ブイヨン・シャルティエ>

ブイヨン・シャルティエ

「ブイヨン・シャルティエ」は、毎日開店と同時にできる行列がとぎれることがない、大人気レストラン。古き良き食堂として100年以上もパリっ子の胃袋を満たし続けており、アールデコの雰囲気ある内装ながら、超庶民的な価格のレストランです。予約はとらないので、開店少し前に行くのがおすすめ。めまぐるしくキビキビ働いているギャルソンに迷惑がかからぬよう、席を案内されたらさっと座りましょう。「タルタルステーキ」や「牛タンのステーキ」、「牛肉の赤ワイン煮ブルゴーニュ風」など一通りの名物料理はありますので、あらかじめ注文をイメージしていくと、混雑の中でのあわただしい注文時にも焦らず対応しやすいです。

ブイヨン・シャルティエ(Bouillon CHARTIER)

[one_half]ブイヨン・シャルティエ[/one_half]

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公式ホームページ(英語・フランス語):https://www.bouillon-chartier.com/
最寄り駅:メトロ8・9番線のグラン・ブルヴァール(Grands Boulevards)駅から徒歩1分
パッサージュ・ジュブロワ
営業時間:月〜日曜日11:30〜0:00
定休日:なし
住所:7 rue du Fauboug Montmartre, 75009 Paris[/one_half_last]

<ポリドール>

「ポリドール」は、映画のロケ地でも紹介した老舗レストラン。「ブイヨン・シャルティエ(Bouillon CHARTIER)」と同様、古き良きパリの食堂のイメージで、あらゆるフランスの名物料理が食べられます。

ポリドール(POLIDOR)
公式ホームページ(フランス語):http://www.polidor.com/
最寄り駅:オデオン(Odéon)駅から徒歩4分 / リュクサンブール公園から徒歩3分
営業時間:月〜日曜日12:00〜14:30、19:00〜00:30(日曜日は23:00まで)
定休日:無休
住所:41, rue Monsieur Le Prince 75006 Paris

今回ご紹介したレストランは、一人旅でも立ち寄りやすいお店ばかり。地元パリっ子に加え、世界各国の観光客もたくさん訪れています。食堂風のレストランでは、相席になることがほとんど。料理を食べつつ、会話をしながら、旅先での偶然の出会いを楽しんでみてください。

 

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