本場の赤身肉を食らうなら。パリのおすすめステーキレストランアドレス
近年は、日本でも赤身肉を食べられるレストランがオープンし始めていますが、パリでは古くから“ステーキといえば、赤身肉”として、長らく愛され続けています。星付きレストランに肉を提供している肉屋がプロデュースするレストランや、メニューがひとつしかないレストランなど、赤身肉をがっつり食べるのに期待を裏切らない、パリのレストランをご紹介します。
ミシュラン2つ星のシェフがオープン。あっという間にパリ市内に3店舗「アトリエ・ヴィヴァンダ」
ミシュラン2つ星レストラン「アクラム」のシェフ、アクラム・ベナラル氏が開業した「アトリエ・ヴィヴァンダ」。16区の1店舗目はミシュラン2014年に初登場し、その味とお得感が評価されて“ビブグルマン(従来の星の評価からは外れるものの、コストパフォーマンスが高く、調査員たちがオススメしたいレストラン)”を獲得し、その後あっという間にパリ市内に3店舗がオープン。とにかく肉料理に重きをおいているレストランで、肉と前菜、デザートのセットで35ユーロと驚きお得感。特選食材のビッグサイズのリブロースやイベリコ豚なども追加料金で頼めます。お肉には、たっぷりのグリーンサラダがサービスされるので、ボリューミーなお肉もより美味しく食べ進められます。
セットメニューは、すべて自家製。前菜4種、肉料理5種、つけあわせのジャガイモ5種、デザート4種からお好みのものを選べるので、数人で訪れてあれこれ試してみるもの楽しいかもしれません。
セットのデザートもおいしく、フラン(プリンケーキ)やバニラのアイスは、肉をたっぷり食べたあとにほっと一息つく味です。セットメニューだけで、お腹いっぱい。ワインをグラスで頼んで6,000円程度の支払いで、金額的にも大満足です。
店内は、カジュアルで温かみのある、おしゃれな雰囲気。気取った雰囲気はないので、程よいおしゃれ感に包まれながら、気軽に気分の良い食事が楽しめます。
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[one_half_last]アトリエ・ヴィヴァンダ(ateliervivanda)
公式ホームページ(フランス語):http://www.ateliervivanda.com/
最寄り駅:メトロ3・11番線のアール・エ・メティエ(Arts et Métiers)駅から徒歩7分
営業時間:月〜金曜日12:00〜15:00、19:30〜22:30
定休日:土・日曜日
住所:82, rue des Archives 75003 Paris
※他パリ市内に2店舗[/one_half_last]
世界的にも有名な肉職人「ユーゴ・デノワイエ」のレストラン
ユーゴ・デノワイエは、世界的に有名な肉食人。数々の有名な肉屋で働いたのち、独立して自分の肉屋を開きました。肉屋の立ち上げ当初から、最高の品質の肉を扱うと評判で、まもなく偉大なシェフに認められ、星付きのレストランに肉を提供するようになったそうです。
その肉屋に併設でオープンしたのがレストラン「ユーゴ・デノワイエ」です。
さすが赤身肉を知り尽くした肉屋がやっているレストラン。牛肉3種のステーキは、700gで2人分とたっぷりサイズ。見た目にもそのボリュームが伝わりますが、柔らかいお肉はジューシーで、思ったよりぺろりとたいらげられてしまいます。
肉料理に、ポテト、野菜、ポテトピュレから選べるアコンパーニュ付きで80ユーロ(2人分)と、これだけのボリュームにしては、納得の価格です。
日本では珍しいアーティチョークの前菜は10ユーロ。他に、トマトと桃のサラダ(7ユーロ)もあり、新しい味わいも楽しめます。店内は吹き抜けで広々としており、大きいシャンデリアと毛皮の椅子やソファーがとても洗練された雰囲気。お世話をしてくれるギャルソンもとても丁寧で気持ちのよいレストランです。
東京の恵比寿にもなんと「ユーゴ・デノワイエ」の姉妹店がオープンしました。本場の味が日本でも味わえる貴重なレストランですが、パリに比べると、量が上品で価格は高めなので、せっかくならパリで食しておきたいものものです。
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[one_half_last]ユーゴ・デノワイエ(hugodesnoyer)
公式ホームページ(フランス語):http://www.hugodesnoyer.com/fr/
最寄り駅:メトロの78番線のボリヴァー(Bolivar)駅のから徒歩1分
営業時間:火〜日曜日12:00〜14:30、19:00〜22:30
定休日:月曜日
住所:33, avenue Secrétan 75019 Paris
※他パリ市内に2店舗[/one_half_last]
たったひとつのメニュー“牛リブステーキ”で大行列!「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」
パリにある、老舗ステーキハウス「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」。アントレコートとは、ステーキに使用される牛肉のうち、最高級の部位の一種のことで、伝統的には、新鮮な肉のリブを指します。子供もオッケーなアットホームな雰囲気のレストランでの給仕は、黒い制服に白いフリルのエプロンをし、髪をまとめ真っ赤な口紅をひいたマダム達。クラシックな店内にぴったりで、パリっぽい雰囲気にテンションもあがります。
「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」には、なんとメニューがたった一つ。メニューはなく、ステーキとフリットのみ(デザートや飲み物のメニューはあります)。店に入りテーブルにつくと、質問されるのは、焼き加減だけ。なんともいさぎのよいレストランです。焼き加減の次に飲み物を伝えると、運ばれてくるのがサラダ。シンプルなレタスのサラダはさっぱり味で、肉へ臨む胃の準備が完了です。
サラダをたいらげ、給仕のマダムが紙のテーブルクロスに書いてくれた、焼き加減のフランス語を眺めていると、ほどなくしてステーキとフリットが運ばれてきます。ステーキのソースは、少しカレーの風味も感じる日本では経験したことのない味。しかし、くせになる味わいで、この味が忘れられずリピートする客も多いとか。
「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」の最大の気配りは、最初に半分のステーキが運ばれ、半分を食べ終わりそうな頃合いに、残りの半分を熱々の状態で提供してくれること。最後まで、焼き加減もオーダー通りの温かいステーキを食べられるなんて、素晴らしいサービスです。フリットも同じタイミングで追加してくれますが、だまっていると女性では食べきれないくらいのボリュームなので、「少しだけ。」(英語でOK)など欲しい分量を伝える方が安全です。
美味しいハウスワインもくせのない大変飲みやすいものなので、2人ならボトルで頼むのがおすすめです。ステーキとワインで1人4,000円くらいと、安い・うまいがそろった「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」。パリっ子のみならず、観光客にも大人気で、毎日のように行列ができます。開店の15分くらい前に行くとオープン後待たずに入れることが多く、時間のロスも少なくてすみます。
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[one_half_last]ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート(le Relais de l’Entrecôte)
公式ホームページ(フランス語・英語):http://www.relaisentrecote.fr/
最寄り駅:メトロ10番線のサン・ジェルマン・デ・プレ(Métro Saint Germain des Près)駅から徒歩2分
営業時間:月〜日曜日12:00~14:30、19:00〜23:30
定休日:なし
住所:20, rue Saint-Benoît, 75006 Paris
※他パリに3店舗[/one_half_last]
今回ご紹介したのは、いずれも赤身肉の食べ応えがあり、コストパフォーマンス的にも満足感が高いレストランです。「赤身肉を満腹になるまで食べた!」という旅の経験は、パリの良い思い出になるのでは?フランス産の美味しい赤ワインと赤身肉のマリアージュに酔いしれながら素敵な食事を楽しんでください。
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