雨のパリの過ごし方。『パッサージュ(屋根付き商店街)』のぶらぶら歩き。
パリには、『パッサージュ』と呼ばれるガラスの屋根付きの小さなアーケード商店街がいくつかあります。『パッサージュ』は、フランス革命後に資本家により開発された場所で、装飾的な門、屋根などその当時の建築技術や流行が詰め込まれており、建物自体の見応えもあります。観光客にとって、屋根付きの舗装された道の商店街、『パッサージュ』は、雨の日も安心のお買い物&グルメスポット。ぶらぶら歩きにびったりです。
パリで一番美しいといわれるパッサージュ、「ギャルリーヴィヴィエンヌ」
オペラ・ガルニエ宮の近くにある「ギャルリーヴィヴィエンヌ」は、大変豪華なパッサージュです。特に床に敷き詰められたモザイク模様のタイルの美しさは有名で、螺旋階段、照明器具、お店の住所の番号表示に至るまで、凝った装飾に惚れ惚れします。
通りの両脇には、「YUKI TORII」をはじめとする、有名ファッションブティックから、インテリアショップ、お土産物屋、古本屋、アーティストのアトリエなど種々様々。落ち着きのある、おしゃれバー、ルグラン・フィーユ・エ・フィス(Legrand Filles et Fils、詳細はおしゃれワインバーで、ほろ酔い気分のパリの夜参照) も入り口にあります。
※月曜日11:00~19:00、火~木曜日10:00~19:30、金曜日10:30~20:00、土曜日10:30~19:30、日曜日定休
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[one_half_last]パッサージュ内の目抜き通りにある「ア・プリオリ・テ(A Priori The)35~37番地」は、パリっ子にも人気のカフェ。美しいパッサージュ内では、雨の日や寒い日も明るいテラス席でお食事やお茶ができます。
※ 月~日曜日:12:00~18:00[/one_half_last]
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[one_half_last]「アビ(ABIS)24番地」では、いかにもパリっぽいお土産を発見。エッフェル塔のデザインのシンプルなマグカップはカラーバリエーションも豊富で、定番人気の商品です。
※月~土曜日:11:00~14:00、15:00~18:30[/one_half_last]
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[one_half_last]可愛らしい照明に心奪われるのは、「アパルト(APARTE)48番地」。マーガレットなどのお花の照明は、きゅんとする愛らしさ。バラのポストカードなど、お花にまつわるロマンティックな小物も豊富です。[/one_half_last]
ギャルリーヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)
公式ホームページ(フランス語):http://www.galerie-vivienne.com/
最寄り駅:ルーヴル美術館のある、メトロ1、7番線のパレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル(Palais Royal – Musee du Louvre)駅から徒歩8分
営業時間:火~金曜日11:00~18:30、土曜11:00~12:00、13:00~18:30
定休日:日曜日
住所:43 Galerie Vivienne 75002 Paris
最古のパッサージュ。「パッサージュ・デ・パノラマ」は古き良きパリそのもの
「パッサージュ・デ・パノラマ」は、1800年につくられた、第一号の歴史を持つパッサージュです。狭いスペースにお店がひしめき合っており、レストランのテラス席の間をぬって通り抜けるようにして進みます。
レストランはどれも庶民的。肩肘張らずリラックスして食事を楽しむスポットとしてはピッタリです。
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[one_half_last]「パッサージュ・デ・パノラマ」には、古切手や古銭、アンティークの絵葉書のショップが充実しており、コレクターが集まります。時間かけてゆっくりと掘り出し物を見つけるのも楽しそうです。[/one_half_last]
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[one_half_last]パッサージュの入り口には、かつての豪華列車の車内をイメージした内装のレストラン、「ヴィクトリア・ステーション(Victoria Station)」が。テーブル席が車両のコンパートメントのようになっている特徴的なレストランです。[/one_half_last]
パッサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)
公式ホームページ(フランス語):http://www.lecapbreton.com/
最寄り駅:メトロ8、9番線のグランブールヴァール(Grands Boulevards)駅から徒歩2分
※パッサージュ・ジュフロワからポワソニエール通りを渡ってすぐ
営業時間:月~日曜日:06:00~24:00
定休日: なし
住所:Passage des Panoramas 75002 Paris
ノスタルジックな雰囲気に酔う、「パッサージュ・ジュフロワ」
オスマン(Haussmann)通りを挟んで、「パッサージュ・デ・パノラマ」の向かいにある、「パッサージュ・ジュフロワ」は、1847年につくられたパッサージュ。ガラスの天井はとても高く開放的で、印象的な白黒のタイルに光が降り注ぐさまは、ノスタルジックな雰囲気です。パリで一番人が多い『パッサージュ』とも言われ、平日も賑わっています。
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[one_half_last]南フランスのお菓子屋「ラ・キュル・グルマンド(La Cure Gourmande)」は、おとぎ話に出てきそうなお菓子がいっぱいのメルヘンの世界そのもののようなお店です。大きめで甘さたっぷりのクッキーは、パッケージもキュートでお土産にも重宝しそうです。
※月~日曜日:10:00~20:00[/one_half_last]
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[one_half_last]お菓子屋さんの他にも、パリ最大の美術専門古書店、アンティークのおもちゃ屋、インテリアショップなどが並んでおり、ぶらぶら歩きも飽きません。フランス人俳優のジャン・レノ、元フランス大統領のサルコジ、フランス料理界のロブション、アラン・デュカスにも出会える?と人気の「グレヴァン蝋人形館」は出口が「パッサージュ・ジュフロワ」につながっています。[/one_half_last]
パッサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)
公式ホームページ(フランス語):http://passagejouffroy.com/
最寄り駅:メトロ8、9番線のグランブールヴァール(Grands Boulevards)駅から徒歩1分
営業時間:月~日曜日:07:00~21:30
定休日:なし
住所:Passage Jouffroy 75009 Paris
ビストロの先は、静かな古本屋やアンティークショップが続く「パッサージュ・ヴェルドー」
「パッサージュ・ジュフロワ」の北にある「パッサージュ・ヴェルドー」は、こじんまりとしたパッサージュです。入り口付近はビストロで、ランチ時は大賑わいでますが、その先には、古本屋や画廊などが続き比較的静かです。ロマンティックなフランス刺繍の手芸用品が揃う、ル・ボヌール・デ・ダム(Le Bonheur Des Dames、詳細は乙女ゴコロはずむ!パリの手芸屋さん参照)は、パッサージュ中ほどにあります。
パッサージュ・ヴェルドー(Passage Verdeau)
公式ホームページ:なし
最寄り駅:メトロ8、9番線のグランブールヴァール(Grands Boulevards)駅から徒歩3分
営業時間:月?金曜日:07:30?21:00、土・日曜日:07:30?20:30
定休日:なし
住所:Passage Verdeau 75009 Paris
パッサージュ同士は近い立地で、「パッサージュ・デ・パノラマ」、「パッサージュ・ジュフロワ」、「パッサージュ・ヴェルドー」は道を渡るだけでアクセスでき、少し離れた「ギャルリーヴィヴィエンヌ」までも「パッサージュ・デ・パノラマ」から徒歩約6分という距離です。ぜひ4つの『パッサージュ』を一気に回って、それぞれの異なる個性を肌で感じてみてください。
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