お菓子箱に入り込んだよう。一見の価値ありのパリの老舗チョレート・駄菓子屋
本場パリでお菓子を買うなら、歴史あるチョコレートやボンボン菓子をチョイスしたいもの。
今回は、まるで映画に出てきそうな歴史ある老舗チョコレート屋さんと、パリっ子にも愛されてやまない由緒正しい駄菓子屋さんをご紹介。どちらもお菓子箱に入ったようなワクワク感のある店内で、雰囲気もピカイチ。一見の価値ありのお店です。
歴史を感じずにはいられない、老舗チョコレート屋
ア・ラ・メール・ド・ファミーユ(À la Mère de Famille)
1761年創業の歴史あるア・ラ・メール・ド・ファミーユには、隅から隅までお菓子がぎっしりと詰まっています。
チョコレート、フルーツのコンフィ、ジャム…など、オリジナルの商品はもちろん美味、カラフルなマカロンや一粒が大きめのキャラメルも人気で、お土産としてプレゼントしても間違いのないものばかりです。フランス各地の名物お菓子も並んでいるので、ちょっとした観光気分にもなれ、どれにしようか見ていると、あっという間に時間がたってしまいます。
商品を選んだら、お店の中央にあるお会計ボックスでお支払い。歴史を感じるこのお会計ボックスでの支払いは、まるで映画の世界に迷いこんだような気分でドキドキします。
ア・ラ・メール・ド・ファミーユは、パリ市内に10店舗があり、中にはエッフェル塔など観光地に近い便利な店舗もありますが、9区の本店ほど広く品揃えが豊富で、歴史的な雰囲気に浸れるお店はありません。常連さんも多くパリっ子気分でお買い物ができる、9区の本店をぜひ訪れてみてください。
ア・ラ・メール・ド・ファミーユ(À la Mère de Famille)
公式サイト(仏語):http://www.lameredefamille.com/
※店舗により営業時間が異なりますのでご注意ください。日曜日が定休日の店舗もあります。
9区本店
住所:35, Rue du Faubourg Montmartre 75009 Paris
営業時間:月曜日〜土曜日9:30〜20:00、日曜:10:00〜13:00
最寄り駅:ル・プルティエ(Le Peletier) 駅から徒歩3分
小さなお菓子に職人の技が光る
ル・ボンボン・オゥ・パレ(Le bonbon au palais)
400年も500年も遡るフランスのボンボン文化。最近は既製品のお菓子が増えた影響で、残念ながらパリでも本物の職人がつくるボンボンやコンフィズリーが少なくなってしまっています。
ル・ボンボン・オゥ・パレのオーナーは、歴史あるボンボンを残し伝えたいという志で、フランス中から最高と思ったものを厳選し寄せ集めています。
ル・ボンボン・オゥ・パレの店内コンセプトは学校。黒板や棚、机など昔学校で使われていたものを活用したおしゃれな店内に入った瞬間、カラフルなボンボンが詰まったガラス瓶の列に心踊り、ギモーブ(マシュマロ)・キャンディー・グミに思わず目がキラキラしてしまいます。
”人生はボンボンがあればより素晴らしいものに。。。そんなあなたの為に”と書かれてある黒板の前は、グミのコーナー。
薬草などの自然の甘みと苦みが封じ込められた独特なグミは、フランスでは子供達にも愛されるものです。花粉症の方には嬉しい鼻づまりに効果のあるという、珍しいユーカリのグミはお土産でも喜ばれそうです。
ボンボンはどれも量り売り。なんと一粒でも購入可能です。どちらの商品も保存料なしで、無着色無添加なのでカラフルな色味のものも安心して食せます。マジパンのお菓子、フルーツのコンフィ(砂糖漬け)は口に入れるとフルーツのジューシーな果汁が感じられ、とろける食感。
100gあたり、キャンディー・グミなら 4.5ユーロから、フルーツのコンフィなら 6.5ユーロから購入できます。
エッフェル塔をかたどったキャンディーは、パリ土産にぴったり。カンカンも可愛い駄菓子は、可愛くラッピングもしてくれて、もらった人も思わず笑顔になりそうです。
パリの中でも、ボンボンの由来や文化・歴史を対話しながら販売してくれる店は希少。ル・ボンボン・オゥ・パレは、オーナーをはじめどの店員さんもとっても親切なほんわか家族経営の店。一つひとつ丁寧に英語でわかりやすく説明してくれますので、じっくりと由来を勉強しながら好みのものを見つけることができます。
ル・ボンボン・オゥ・パレ(Le bonbon au palais)
公式サイト(仏語):http://bonbonsaupalais.fr/
住所:19 rue monge 75005 Paris
営業時間:火〜土曜日10:30〜19:30
定休日:日・月曜日
最寄り駅:ノートルダム大聖堂の最寄、サン=ミッシェル=ノートルダム(Saint-Michel – Notre-Dame)駅から徒歩10分
フランスの歴史や文化が詰まったお土産は、渡す側も渡される側も嬉しいですよね?!高価ではなくても特別なお土産を探しに、ぜひ足をのばしてみてください。
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