豊かな香りを楽しむフランスの紅茶、フレーバーティーの魅力
フランスの紅茶といえば、香り付けされた洗練なフレーバーティーが有名。
薔薇や桜などの花弁がブレンドされた紅茶や、オレンジピール、アーモンドなどがブレンドされた紅茶など、その種類は多様で見た目にも美しく、まさに、ティーアートと呼ぶにふさわしい芸術品です。
お土産に人気の老舗ブランドであるマリアージュ・フレールやダマン・フレールなどの紅茶専門店から、ぜひ足を運んでみたい人気のサロン・ドゥ・テ(喫茶店)まで、フランスのフレーバーティーの魅力をご紹介します。
老舗の人気ブランド、マリアージュ・フレール
photo by opethpainter
1854年にパリで創業以来、フランスの紅茶専門店としてトップの地位を築いているマリアージュ・フレール。パリ内でもマドレーヌ地区や、ルーブル美術館の中などいくつか支店がありますが、ぜひ足を運んでみたいのが、パリ4区マレ地区にあるレストラン、サロン・ドゥ・テ(お茶を飲む場所)や紅茶美術館などが併設されたお店です。
中に入ると、ベルエポックのエレガントでよき時代のパリに迷い込んだかのような、趣のある雰囲気にうっとりとしてしまうでしょう。なんといってもおすすめは新鮮な量り売り。さまざまな種類の紅茶を見せてもらい、香りを嗅がせてもらいながら選ぶことができ、値段もお買い得です。購入したパッケージには手書きのラベルを貼ってくれるので、ユニークなお土産として喜ばれるでしょう。
定番人気商品はマルコポーロ。中国とチベットの花やフルーツの香りをブレンドした一品です。また、ダージリンティーと日本の柚をブレンドした「パリ・東京」もおすすめ。期間限定の桜コレクションや夏限定のアイスティー・コレクションなど、創造性豊かな新商品も発表し続けているフランスらしいブランドです。空港内にもお店があるので、ショッピングの時間がないという方はこちらをご利用ください。
マリアージュ・フレール(Mariage Frères)
公式ホームページ:http://www.mariagefreres.com/
住所:30 Rue de Bourg-Tibourg 75004 Paris
営業時間:毎日営業 10:30〜19:30(店舗、美術館)、
15:00〜19:00まで(サロン・ドゥ・テ)
[one_half]
[/one_half]
[one_half_last]
photo by Tim Sackton[/one_half_last]
格式高いダマン・フレール
photo by Francois Schnell
1692年にフランス国王ルイ14世に紅茶の独占販売を許可されて以来、格式高い紅茶を扱い、世界中の一流レストランやホテルにも提供しているブランド、ダマン・フレール。フレーバーティーを初めて提案したのも、このブランドだといわれています。
おすすめは「ジャルダン・ブルー・ブレンド」。中国茶葉にルバーブとワイルド・ストロベリーがブレンドされたものです。また、カフェインが入っていないハーブティーコレクションもあり、オレンジピールとベルガモット、レモングラス、オレンジの花や赤果実などがブレンドされた「メゾン ブランシュ」も試してみる価値あり。ちなみに、チザンヌとはハーブティーを意味します。本店はパリ4区マレ地区のヴォージュ広場にあり、ここでテイスティングも可能です。
ダマン・フレール(Dammann Frères)
住所:15 Place des Vosges 75004 Paris
営業時間:月〜金曜11:00〜19:00まで、土〜日10:00〜20:00まで
サロン・ドゥ・テでお茶をしよう
photo by ParisSharing
カフェがコーヒーを飲む場所であれば、サロン・ドゥ・テは紅茶を飲む場所。日本でも有名な高級食材店フォションやエディアール本店(ともにパリ8区マドレーヌ広場)にもサロン・ドゥ・テが併設されており、土地柄旅行者も多いため、気軽に入ることができます。美しくおいしいケーキとともに紅茶を頂くティータイムは、至福のとき。歩き疲れた旅を癒やしてくれるでしょう。ちなみに、同じくマドレーヌ広場にあるマカロン専門店、ラデュレのサロン・ドゥ・テもおすすめです。
パリに訪れたらぜひ立寄って欲しいサロン・ドゥ・テをご紹介します。
ル・プロンジョワール・エルメス(Le Plongeoir Hermès)
パリジャンに話題のサロン・ドゥ・テは、新しくできたエルメスのブティック内に併設されているル・プロンジョワール・エルメス(Le Plongeoir Hermès)。品質で評判のあるパレ・デ・テ(Palais des Thé)のブレンド・ティーを頂けます。
住所:17 Rue de Sèvres 75006
営業時間:月〜土曜日10:30〜19:00まで
ユーズド・ブック・カフェ:Used Book Café
また、3区のマレ地区にある人気のコンセプトストアー、メルシー内にあるユーズド・ブック・カフェ(Used Book Café)もいつも地元のパリジャンたちでにぎわっています。こちらはダマン・フレールの紅茶を常備しています。
住所:111 Bd Beaumarchais 75003
営業時間:月〜土曜日まで 10:00〜19:00まで
ラ・ボヒニア(La Bauhinia)
ベッジュマン&バートン(Betjeman & Barton)の紅茶をサーブしているのは、シャングリ・ラ・ホテル内に併設されたラ・ボヒニアというサロン・ドゥ・テ。優雅な内装に囲まれて、抹茶のクッキーやホワイトチョコレートなどの上品なお菓子と頂くベッジュマン&バートンのお茶は格別です。このほか朝食やブランチ、ディナーなどもあります。
住所:10, avenue d’Iéna, Paris, 75116 シャングリ・ラ ホテル内
営業時間:月〜金曜日15 :30〜17:30まで、土日曜日16:00〜17:30まで(サロン・ドゥ・テ)
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Paris-Hotels.d179898.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]パリのホテルを探す[/button]
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Paris.d179898.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]パリへの航空券を探す[/button]
[button style=’blue’ url=’https://www.expedia.co.jp/Paris.d179898.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]パリ旅行・ツアーを検索[/button]
ドコイク?に関するその他の記事
GWにおすすめの旅行先をご紹介!それぞれのおすすめのスポットやホテルをご紹介します。詳細はそれぞれのバナーをクリック!
次の旅先はお決まりですか ? 食や自然、芸術など、日本の魅力を満喫できる国内のおすすめの旅行先を 5 つご紹介します。
初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
お世話になっております。会社員兼業ライターの赤祖父と申します。6歳男子、2歳女子の2児の父親でもあります。 前回に引き続き、今回も「息子に興味のあることを聞いてプランを組み立てる、親子ふたり旅」へ行ってきましたので、その内容をご紹介します。旅の終わりには、こちらも前回と同じく、思い出を絵に描いてもらいました。未就学児と旅をする上でおすすめの“鉄道体験”についても触れています。 「雪が見たい」の一言で、行き先は青森に決めた...
美味しいものとお酒、いろんな街を歩くのが好きなTakiです。 前回の新潟に続いて、ひと仕事終えた週末にふらっと旅に行くことにした。行き先は福島県。