大人も楽しむ夢の国!白銀のフィンランド

フィンランドの冬は、日照時間がとても短く寒冷です。特に北極圏に位置するラップランド地方は、気温が-30℃、冬至前後には極夜になることも。でも、そんな条件だからこそ見られる自然の神秘や感動体験があるんです。まだ見ぬ世界へ、大人の大冒険に出かけてみませんか。

雪と氷の上を駆け抜ける、北極圏アクティビティにチャレンジ!

今回紹介するのは、ラップランドのレヴィというリゾート地。フィンランドの首都ヘルシンキから国内線で1時間20分、キッティラ空港から車で15分の位置にある街です。年間70万人もの観光客が訪れる人気の観光地として知られています。

通年楽しめる場所ですが、特に魅力的なのはあらゆるものが氷結する冬。その雪と氷の世界は、あまりの美しさに現実味がわかないほど。寒ささえも忘れてしまいます。

ラップランドのレヴィ

さてレヴィでのお楽しみ、まずはアクティビティ紹介からいきましょう。血気盛んなハスキー犬たちがお出迎えしてくれる犬ぞりは、思いのほかスピードが速くスリル満点!そり使いの合図とともに、雪原へと一目散に駆けていきます。何日間もかけて旅をするケースもありますが、初心者ならまずは1周2kmの体験コースがいいでしょう。これくらいの距離だとハスキー犬たちも全力疾走。雪の中に放り出されないように気をつけてください。
レヴィ・ハスキー・パーク
レヴィ・ハスキー・パーク/Levi Husky Park
https://www.polarspeed.fi/

氷上のゴーカート、アイスカーティングは氷の上で猛スピードを出してサーキットの中を走るアクティビティ。時に他のカートにぶつかったり、スリップしたりとドキドキが止まらないのですが、運転好きの大人はいつもと違う感覚にきっとやみつきになるはず。ウエアやグローブ、ブーツなども貸してもらえるので、気軽にチャレンジすることができます。

アイスカーティング
©2017 Kiyofumi Kuratani

アイスカーティング・レヴィ/Icekarting Levi
http://www.icekarting.fi/

※要予約

見たこともないような絶景、経験したことのない体感。大人が“初めて”に出合う場所

こちらもアクティビティの一種ですが、スノーシューは冬のレヴィで最もオススメしたいものの1つ。その理由は、ラップランドでなければ見られない、幻想的な光景に出合うことができるからです。

スノーシュー

写真は12月初旬のもの。4日後には極夜というタイミングで、日照時間はわずか3時間ほどでした。午前10時半ごろ、ゴンドラの最終地点に降り立つと、朝焼けのオレンジ色と弱い月明かり、ピンク色のグラデーションの空が一挙に見えるという、なんとも神秘的な世界が広がっていました。木々は雪で厚く覆われ、なにか巨大な生き物のように見えます。どこか知らない星に迷い込んでしまったような、そんな不思議な感覚に見舞われました。

朝焼け

広大な景色と静けさの中で感じたのは、心の浄化。例えようのない充実感と癒やし効果は、やはりラップランドならではの体験です。

スノーシュー/Lapin Luontoelamys
http://www.lapinluontoelamys.fi

フィンランドと言えばサウナ発祥の地としても有名です。レヴィ地区だけで2053ものサウナがあるという事実からも、フィンランド人にとってどれだけ大切なものかが分かるでしょう。

サウナ

−20℃を超えるラップランドでは、なおさら特別な体験になるかもしれません。身体の芯まで十分に温まった後は、屋外の湖でクールダウン。もちろん湖は凍っていますが、サウナ周辺の一部分だけは水風呂状態になっています。実のところ私はどうしても勇気を持てず、この水の中に入ることができなかったのですが、「気温より水温のほうが高いから、大丈夫だよ!」と何度も諭されました。なんと雪原にダイブする強者も!

全身が水に浸かった後は血の巡りが格段に良くなり、さらには身体の表面が薄い膜に覆われたような感覚になるそうです。自分は残念ながらその境地まで到達できませんでしたが、それでも身体はポカポカ!心地よさに包まれながらホテルへ戻り、ぐっすり眠りにつきました。

フィンランド式サウナ/Immelkartano
http://www.immelkartano.com/

そして、冬の北極圏で体験してみたいことと言えば、やはりオーロラ鑑賞は外せません。ラップランドでは8月の終わりから観測することができます。科学的な説明は難しいのでさておき、昔からラップランドに住むサミ族の古い民話では「オーロラの源は、ラップランドの山に住む赤毛の狐がしっぽを振り回して巻き上げた雪」と伝えられています。

オーロラ

条件が揃っていても不思議と見られないこともあるようで、これこそまさに大自然現象の神秘。だからこそ、夜空を照らす光のダンスを発見したら、きっと感動するに違いありません。私はふと空を見上げたらオーロラが出ていた、ということがありました。この写真はそんな奇跡的な状況で撮ったものです。

なお、オーロラ観測はたくさんのプログラムが用意されているので、初めてでも大丈夫。詳しくはレヴィ・ツイーリストオフィスのホームページをチェックしてみてください。

レヴィ・ツーリストオフィス/Levi Destination
http://www.levi.fi

夢から醒めたくない。そんな大人へのベストチョイス

フィンランドでの旅を終えたら「この夢の国から離れたくない」と思うかもしれません。そんな人にオススメなのが、フィンランドの航空会社フィンエアーです。白を基調にした落ち着きあるキャビンは、まるで白銀の世界が続いているよう。そして、フィンランドを代表するテキスタイルブランド・マリメッコとコラボしたアメニティが、気分をさらに持続させてくれます。

フィンエアーの機内

機内でフィンランド料理を食べて心地よい気分になった後、ふと左の窓(復路は左が北方向)の外を見るとオーロラが!残念ながらこれは私自身の体験ではありませんが、友人から聞いた本当の話です。こんなふうに、最後まで奇跡が続くかもしれません。

機内食

冬のフィンランド・ラップランドには、大人たちを魅了する要素がたくさん詰まっています。レヴィの空気は世界で最も澄んでいるというWHO(世界保健機関)の調査もあるほど。そんな美しい場所で、価値観が変わるような思い出を作ってみてください。

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取材協力:フィンエアー