ザッハーやデメル ウィーンで贅沢な時間を 過ごせるカフェ5選

ザッハーやデメル ウィーンで贅沢な時間を 過ごせるカフェ5選

カフェが建ち並ぶ街、ウィーン。600軒以上のカフェがあると言われ、昔から地元の人に愛されてきました。ケーキが抜群においしいお店や、宮殿のように豪華なお店、観光に便利なおすすめカフェなど、あなたの旅にあったカフェの過ごし方をご紹介します。

1日いても飽きない、ウィーンのカフェの魅力

ウィーンのカフェ

ウィーンには、カフェ好きが望むすべてのものがあります。
おいしいコーヒーとケーキだけでなく、食事メニューも充実しているので、朝食から夕食までいつ訪れてもウィーンのグルメが楽しめます。嬉しいことにWi-Fi完備で長時間の居座り大歓迎のところがほとんどです。

芸術の都ウィーンのカフェでは、有名な文学や音楽が数多く生み出されてきました。今でも多くのカフェは芸術的な雰囲気を色濃く残していて、ハプスブルク帝国の栄華と歴史を肌で感じることができます。

二大老舗カフェ、ザッハーとデメルを徹底比較!

ウィーンで最も有名なカフェと言えば、「チョコレートケーキの王様」ザッハトルテ。その名を残す「カフェ・ザッハー」と、ハプスブルク家御用達の名門「デメル」は一度訪れる価値があります。

1.ザッハトルテの“オリジナル”称号を唯一得た「カフェ・ザッハー」

カフェ・ザッハー

オーストリアを代表する菓子ザッハトルテは、過去に「元祖」や「本家」を争った歴史があり、カフェ・ザッハーが「オリジナル」を名乗ることで決着がつきました。

カフェ・ザッハーにはザッハトルテ(6.50ユーロ=約740円)を目当てにしたスイーツ好きが集まります。唯一、「オリジナル」を名乗ることができるザッハトルテは、ひとくち食べたら忘れられません。チョコレートの濃厚な甘さと、三層になって挟まれたアプリコットジャムの甘酸っぱさが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。唯一無二のザッハトルテを食べたいなら、カフェ・ザッハーは外せません。

カフェ・ザッハー(Cafe Sacher )
住所:Philharmoniker Str. 4, A-1010 Vienna
公式サイト(英語):https://www.sacher.com/en/original-sacher-cake/sacher-cafe-en/cafe-sacher-wien-2/
営業時間:8:00~24:00(カフェ・ザッハー)

2.ハプスブルク家御用達の名門「デメル」

デメル

デメルはハプスブルク家が認めた味と種類で勝負。ショーケースには所狭しとケーキが並び、どれもおいしそうで迷ってしまいます。

特におすすめはアップルシュトルーデル(薄く伸ばしたパイ生地に、リンゴとシナモンを巻いて焼き上げたオーストリアの伝統菓子、4ユーロ=約460円)で、歴代の皇帝たちも味わったオーストリア伝統の味を楽しめます。

デメル(Demel)
住所:Kohlmarkt 14, A-1010 Vienna
公式サイト(英語):http://www.demel.at/en/frames/index_demel.htm
営業時間:9:00~19:00無休

観光の途中で優雅に休める、伝統的な素敵カフェ

ウィーンのおすすめカフェはたくさんありますが、ここでは観光の合間に足を休めることのできる、便利な立地のカフェを3つご紹介します。

3.カフェ・ツェントラル

カフェ・ツェントラル

ホーフブルク(王宮)からすぐのカフェ・ツェントラルは、元宮殿の建物の中にあります。高いアーチ型の天井とそれを支える優雅な柱に囲まれた店内で一息つくと、ハプスブルク時代の貴族さながらの高級感を味わえます。

カフェ・ツェントラル店内

おすすめはラズベリーハーモニーケーキ(4.60ユーロ=約525円)。濃厚で甘酸っぱいラズベリーのムースが舌の上でとろけます。

アップルシュトルーデルやザッハトルテなどウィーン定番のケーキはもちろん、コーヒーはメランジュ(エスプレッソにスチームしたミルクを入れたもので、ウィーンで最も人気)も充実。夕方からはピアノの生演奏も楽しめます。ウィーン人になった気分で贅沢な時間を過ごしましょう。

カフェ・ツェントラル(Cafe Central)
住所:Corner Herrengasse / Strauchgasse, A- 1010 Vienna
公式サイト(英語):http://www.palaisevents.at/en/cafecentral.html
営業時間:7:30~22:00(月~土)、10:00~22:00(日祝)

4.カフェ・モーツァルト

カフェ・モーツァルト

オペラ座周辺で一息つくなら、カフェ・モーツァルトがおすすめ。きらびやかな内装に目を奪われつつ、ゆったりとソファに腰かけ、ランチメニューで腹ごしらえするのもいいでしょう。

このカフェは、ウィーンを舞台にした映画『第三の男』にも登場した文豪が集うカフェでもあり、芸術の都を感じるにはピッタリの場所です。

カフェ・モーツァルトのトリュフトルテ

おすすめのケーキは、トリュフトルテ(5.50ユーロ=約630円)。チョコレートのスポンジとムースが層になった、リッチな味わいのケーキです。

カフェ・モーツァルト(Cafe Mozart)
住所:Albertinaplatz 2, A-1010 Vienna
公式サイト(独語):http://www.cafe-mozart.at
営業時間:8:00~24:00(無休)

5.美術史美術館内のカフェ

美術史美術館カフェ

世界一美しいと言われるカフェが、美術史美術館の2階にあります。

窓からは向かいの自然史博物館、見上げれば芸術的なドーム型天井と、どこを見てもその美しさに目を奪われます。ぜひ美術鑑賞の合間に立ち寄ってみてください。

美術史美術館内のカフェのカーディナルシュニッテ

おすすめのケーキはカーディナルシュニッテ(4.60ユーロ=約525円)。ふんわりしたスポンジとムースに、ラズベリーのジャムがアクセントに。

美術史美術館カフェ&レストラン(Cafe im Kunsthistorischen Museum)
住所:Maria-Theresien-Platz, A-1010 Vienna(美術館の入場券が必要)
公式サイト(英語):https://www.khm.at/en/explore/offers/cafe-restaurant/
営業時間:10:00~18:00(木曜~21:00)、9~5月は月曜休館。祝日は不定期休

注文や支払いは?カフェでの“スマート”な振る舞いガイド

・ケーキの注文方法

メニューにあるドリンクや食事はテーブルで注文しますが、ケーキはショーケースで気に入ったものを指さして注文するのが一般的。お店の人がテーブルまで持ってきてくれます。

・おすすめコーヒー

おススメコーヒー「メランジュ」

おすすめのコーヒーと言えば、エスプレッソにスチームしたミルクを入れた「メランジュ」。その他、カプチーノやカフェラテ、アルコール入りのコーヒーなど10種類以上のコーヒーメニューがあります。

ちなみに、ウィーンで「ウィンナーコーヒーください」と注文しても、伝わりませんのでご注意を。アインシュペナー(生クリームをのせたブラックコーヒー)が日本のウィンナーコーヒーに最も近いと言われています。

・チップの支払い方

お支払いは「ツァーレン・ビッテ」とウェイターに声をかけ、テーブルで支払います。このときチップは合計金額に10%ほど上乗せし、なるべくお釣りが出ないようにします。例えば、合計金額が18ユーロになった場合、20ユーロ札を出せば、2ユーロ分がチップとして支払われたことになります。

お釣りが必要な場合は、会計とチップを足した合計金額を伝えると、チップも合わせて精算してお釣りを返してくれますので、テーブルに小銭を残して行く必要はありません。

ウィーンのカフェは、地元の人たちから観光客まで、誰もがゆったりできる素敵な空間です。雰囲気の良いカフェを見つけたら、ぜひ足を踏み入れてみましょう。おいしいコーヒーとケーキと優雅な空間……きっと贅沢な時間を味わえるはずです。

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※1ユーロ=114円で換算(2016年10月21日時点)

文・写真/ひょろ