バルカン半島って知ってます? バルカン半島の魅力を徹底解説!
バルカン半島と聞いて、位置と国名をすぐに思い浮かぶ方はそんなに多くはないかもしれません。場所はヨーロッパに位置するのですが、メジャーなイタリアやフランスなどと比べて世界遺産や有名な観光地は少なく、旅行者はあまり多くありません。ただ、本当に魅力たっぷりな国ばかりなんです。
知らない国に行ってみたい!という方はもちろん、通常の観光地ばかりでバルカン半島を全く抑えていなかった方にも是非知って欲しいバルカン半島の国々の魅力と、特におすすめの国4選ご紹介していきます!
知ってほしい!バルカン半島の国々の魅力
1.観光地特有のデメリットが少ない!
有名な観光地ほど多くないですが、見所は実際にたくさんあります。ですが、見所自体が知られていないので、観光客があまりいません。そのため「人ごみで動けない」「長蛇の列で入るまでに数時間かかる」「入場料が高い」などと観光地でよくあるデメリットが少ないのです。
2. とにかく人が優しい!
とにかく日本人に優しいです。観光客が少ないので、現地の人がすれてなく、ぼったくりなどもありません。そしてそもそもアジア人が本当に少ないので、日本人の私と目が合うとほぼ確実に声をかけてくれました。そのまま仲良くなって、お酒をご馳走されるなんてことも毎日のように起こりました。もはや「バルカン半島の見所は人だ」と言えるほどいい人が多かったです。現地の人とディープな体験をしたい方はもちろん、一人で旅をする方にもおすすめです。
3.物価が安い!
あまり経済が発展してないことや、独自の通貨を持っている国が多いことからヨーロッパであるにも関わらず物価は驚くほど安いです! お店で生ビールを頼んでも100-200円程と他の欧米諸国では考えられない驚きの安さです。
4.ご飯が美味しい!
イタリアとトルコという、世界でも有数の美食の国に挟まれているので、料理はその二か国の影響を強く受けています。特にイタリアンレストランは非常に多く、外すことはまずないかと思います。
5.気候が良い!
夏は日本より涼しく、雨も少ないです。冬の寒さがきついヨーロッパですが、南ヨーロッパに当たるこの辺りは暖かい地域が多いです。
6.話題になる
どこの国が良かった? と友人に聞かれた時に、「う~ん やっぱりアルバニアかな」と答えるだけで会話のインパクトは絶大です!(立証済み)
この様にバルカン半島は行くべきメリットが非常に多いエリアだと思います。
バルカン半島オススメの国4選
実際にバルカン半島の全ての国に行った私が特にオススメの4カ国をご紹介いたします。
·モンテネグロ
アドリア海に面するモンテネグロの楽しみかたは、何と言っても港町でのんびりすることだと思います。中でもコトルは第二のドゥブロブニクと言われており、オレンジ色の屋根と海のコントラストが息をのむほど美しいです。しかも今や超人気観光スポットになってしまったドゥブロブニクと違い、そこまで知名度も高くないので、観光客は少なく、非常に穏やかな街です。物価もおそらく半分ほどなので、海沿いのロッジを貸し切り、のんびりと滞在するのにオススメです。
【お勧めスポット】
街を一望できるコトルの城壁 (入場料3ユーロ)
1時間ほど山を登ると頂上に小さなお城があり、そこから美しいコトルの街を見下ろすことができます。頂上からドローンを飛ばしている人がいたので見せてもらいましたが、本当に絶景でした。山、川、家、城壁、要塞、を一気に映し出すことができるドローンは、コトルの最高な楽しみ方かもしれません。ただ使用する際はくれぐれも現地の航空法を調べてからにしてくださいね。
·アルバニア
長い間鎖国政策をし、独自の文化習慣を持つアルバニアはヨーロッパ最後の秘境と言われており、観光客はバルカン諸国の中でも際立って少ないです。1週間ほど滞在しましたが、アジア人を見ることはありませんでした。そのため今なお手付かずの綺麗な海が残っています。また地中海を挟んですぐ先にはイタリアがあるため、美味しいイタリアレストランが多いです。さらに物価もヨーロッパ最安と言われているため、イタリア人の経営する本格レストランで食べるパスタがなんと200円 ほど!
【おすすめスポット】
ドゥラス
Google Map
首都ドゥラスから2時間ほど行くことが可能なビーチリゾート。観光客はアルバニア人かコソボ人のどちらかなので英語はあまり通じません。それゆえのディープなビーチスポットとも言えます。観光客プライスのようなものは存在しませんし、よくリゾート観光地であるようなしつこい客引きなどもいません。誰にも邪魔されずリラックスできる本当の意味のリゾートを味わうことができます。
Pastamore
イタリア人が経営するパステリア。イタリアで食べたら1000円は超えるであろう本格的なパスタが、なんと200円ほどで食べることができます。あまりにも美味しすぎて滞在中毎日のように通ってしまいました。
·マケドニア
アルバニアの東にあるマケドニアは、バルカン諸国の中でも最も穏やかな国に感じました。特に美しいオフリド湖に隣接するオフリドという街は、そのゆったりとした湖の流れとシンクロするように人々も非常に穏やかな印象を持ちました。
【おすすめスポット】
聖ヨヴァンカネオ教会
丘の上にあるこの教会からは湖と街を上から見下ろすことができます。さらに山にを登れば、教会・湖・街が同時に見ることができ、特にサンセット時は正にフォトジェニックな眺めは一見の価値あり!
·セルビア
数々の戦争を乗り越えてきたセルビアは、歴史好きの人には非常にオススメです。特にニシェにある反乱のシンボルであるスカルタワーは、戦争の残酷さを改めて実感されます。
酒場に行くと愉快な地元の人達がこぞって乾杯をしてくれますが、話す内容はやはり戦争関連が多かったです。しかし教科書で習うことや日々テレビで放送されていることがどれほど現実とギャップがあるか身に染みました。
【おすすめスポット】
スカルタワー
スカルタワーは、セルビア人の独立派に対する見せしめとしてオスマン帝国によって作られたもので、当時の戦争の恐ろしさと手法の卑劣さを実感できる場所であり、ある意味幾度もの戦争に巻き込まれたセルビアらしい場所であると言えます。
実際に1ヶ月旅行をしてみてバルカン半島は見所が多い国だと感じました。また他の国より突出していることはとにかくフレンドリーで優しい人が多い国です。どの国でもほとんど毎晩現地の人とお酒を酌み交わし、「welcome welcome」と言われご飯をご馳走になることもありました。街を歩いていても1日に話しかけられる回数は数えられない程。
定番な観光地でないが故におすすめする理由がたくさんあります。
次回の旅行先の参考になれば幸いです。
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
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