いつかは訪れたい憧れの旅行先として、常に上位に君臨しているのが世界遺産のマチュピチュではないでしょうか?

しかしせっかく日本から遠路はるばる飛行機を乗り継いでペルーにまで訪れるのなら、マチュピチュを見るだけの旅ではあまりにもったいない!今回はマチュピチュに加えて訪れたいペルーの観光スポットを4つご紹介します。

1:やっぱり外せない! 謎の天空都市「マチュピチュ」

1:やっぱり外せない! 謎の天空都市「マチュピチュ」

マチュピチュは、15世紀のインカ帝国の遺跡のひとつ。ウンバルンバ渓谷の山の尾根にあり、山裾からはその存在を確認できないため「天空都市」とも呼ばれています。その景観は言わずと知れた絶景、それに加え、マチュピチュ自体が何なのか?何のためにつくられたのかなど、現在も謎に包まれていることが人気に拍車をかけています。そんなマチュピチュは、じっくりと見るなら2日は必要。遺跡以外にもマチュピチュの北側にそびえるワイナピチュの頂上から遺跡を見下ろしたり、西に続くインカ道にある絶壁に作られた「インカの橋」に行くのもおすすめです。

マチュピチュへのアクセス:
クスコからマチュピチュ下の村アグアス・カリエンテスまで列車で約3時間半。そこからバスで約20分。

2:アンデス山脈に切り開かれた聖なる谷「セイクリッド・バレー」

2:アンデス山脈に切り開かれた聖なる谷「セイクリッド・バレー」

インカ帝国の都クスコと、マチュピチュの中間に位置する、6,000m級の山々に囲まれた谷間は「聖なる谷」と呼ばれ、インカ帝国の遺跡が数多く残っています。アマゾン川流域の湿った空気が谷間を流れる川に流れ込むことから年間を通して温暖で、インカ帝国の食料供給を担う穀倉地帯でした。農作物の安定した供給は、わずか数世代で大帝国を築けた要因の一つだとも考えられています。

2:アンデス山脈に切り開かれた聖なる谷「セイクリッド・バレー」

そんな聖なる谷の中でも、関所で旅籠だったオリャンタイタンボ村は、インカ時代に建設された石畳や灌漑用水路、石の家が今も使われていて、まるでインカ時代にタイムスリップをしたかのような雰囲気が漂っています。また村の背後に聳える丘の急斜面に積み上げられた大きな石垣の段々畑は圧巻。さらにその段々畑の上には造りかけの太陽の神殿の巨大壁があります。

2:アンデス山脈に切り開かれた聖なる谷「セイクリッド・バレー」

聖なる谷は、3,000mを超えるクスコよりも標高が低く、高度順応の面で旅行者に適していることから瀟洒なホテルが建ち並ぶリゾート地にもなっています。マチュピチュをはじめ、谷間に点在する村や遺跡観光の拠点として滞在するのにもぴったり。

2:アンデス山脈に切り開かれた聖なる谷「セイクリッド・バレー」

またインカ時代よりも古くから続くマラス村の塩田と呼ばれる、穀物同様にインカ帝国を支えた真っ白な塩の棚田も広がっています。今も当時と変わらぬ手法で塩が作られており、谷間に作られた塩田の数はなんと5000枚!塩田の中を歩いているとまるで雲の上にいるようです。

聖なる谷へのアクセス:
クスコから車でおよそ1時間30分

3:標高4,000mの海のような湖「チチカカ湖」

3:標高4,000mの海のような湖「チチカカ湖」

ペルー南東部、ボリビアとの国境にまたがるチチカカ湖。富士山よりも高い標高3,810mに、琵琶湖の約12倍もの雪解け水を湛えています。その昔、インカ帝国の初代皇帝マンコ・カパックがこの湖に降り立ったという伝説が残っており、空よりも青いと形容される美しい湖が神秘的な雰囲気を漂わせています。

3:標高4,000mの海のような湖「チチカカ湖」
3:標高4,000mの海のような湖「チチカカ湖」

また、チチカカ湖を有名にしているのが、トトラと呼ばれる水草を重ねて作った浮き島のウロス島。住人はトトラ一つで島も家も船もベッドも作り、さらに茎の部分は食料に。ここに暮らす人々は、たった1種類の植物で生活のほとんどをまかなってしまうのです。近年はペルー政府の援助により、屋根にソーラー発電が設置され、テレビや電話のある快適な生活を送っているそうです。

3:標高4,000mの海のような湖「チチカカ湖」

チチカカ湖が神秘の姿を見せるのが日の出の直前です。冷えきった湖面から太陽の熱で温められた水蒸気がたちまち上がり、まるで雲海の上にいるような気分。インカ帝国の初代皇帝の誕生説を信じたくなる幻想的な景色が広がります。

チチカカ湖へのアクセス:
クスコから長距離バスで5〜8時間

4:「アマゾン川」でリアル・ジャングルクルーズ体験

アマゾン川でリアル・ジャングルクルーズ体験

アマゾン川と聞くとブラジルをイメージしますが、源をたどれればペルーに始まり、ブラジルを東西に横断して大西洋に注がれます。ペルーといえばアンデス山脈を中心とした山岳地帯の印象が強いですが、実は国土の60%はアマゾン川流域に該当するのです。

そんなアマゾン川を楽しむ方法が、玄関口となるイキトスからのリバークルーズ・ツアーです。1泊から1週間、格安からラグジュアリーまで、予算や旅のスタイルによって選べるのも嬉しい点です。

アマゾン川でリアル・ジャングルクルーズ体験

大河の流れに乗って熱帯の奥地へと進めば、ピンクイルカやナマケモノ、カラフルな鳥たちが普通に目の前に現れます。

アマゾン川でリアル・ジャングルクルーズ体験
アマゾン川でリアル・ジャングルクルーズ体験

さらに支流に入ってピラニア釣りに挑戦したり、先住民の村を訪問したり、はたまたアマゾン川を泳いだり!野生のパラダイスでは毎日が未知の体験の連続です。

アマゾン川でリアル・ジャングルクルーズ体験

そして大河アマゾン上で迎える真っ赤な太陽のご来光は、一生の思い出になること間違いなし。

アマゾン川へのアクセス:
リマから国内線で約2時間

ペルーはマチュピチュの他にも素敵なスポットがたくさんあります。アマゾン川からアンデスまでその豊かな食材を生かしたペルービアンと呼ばれるフュージョン料理もとても美味しいです!ぜひ、驚きのペルーを体験してくださいね。

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取材協力:PROMPERU ペルー政府観光庁