ボリビアのウユニ塩湖で水鏡の幻想とトリック写真を楽しもう!

ボリビアのウユニ塩湖で水鏡の幻想とトリック写真を楽しもう!

世界の絶景のひとつとして知られているボリビアのウユニ塩湖。雨季には、広大な湖が水鏡となって空を映し出し、美しい幻想の世界を見せてくれます。それと同時に、塩湖が干上がってできた白銀の世界では、世にも楽しいトリック写真を撮ることができるのです。

ラパスから10時間かけて、辿りつく幻想のウユニ塩湖

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南米ボリビアの首都ラパスから、現地ドライバーの運転する四輪駆動車で約10時間。ユニークな形をした丘陵や、どこまでも続く地平線、蜃気楼に浮かぶ山々、そして大きな夕日が赤々と荒野に沈むさまに感動しながら日も落ちる頃、アンデス高地のふところに佇むボリビアのウユニ塩湖に到着します。

雨季のウユニ塩湖と言えば、絶景というほかに言葉が見つからない「水鏡」の幻想的景観。白い雲と真っ青な空が、鏡のような湖一面に映し出され、まるで空中に浮きあがったような錯覚を覚えます。昼間の青一色も、夕暮れの茜色や朝焼けのうす紫色も、ウユニ塩湖は刻々と色を変え、息を飲むような素晴らしい世界を見せてくれます。

ただボリビアの高地に風が強く吹くと湖面に波紋が広がってしまうので、水鏡が見られるかどうかは運次第でもあるのです。

ウユニ塩湖の白い背景でトリック写真にチャレンジ

ボリビアのウユニ塩湖では、乾季になると湖の水が干上がり、一面の白銀の世界に様変わりします。白い部分が雪でなく「塩」というのはとても信じられませんが、実際、地面を削って舐めてみると塩であることが分かります。

塩水が干上がる時に塩が結晶化するせいで、地面には五角形や六角形をした塩の枠が隆起し、それが地平線まで続くさまは、これまた地球上にいるとは思えないミステリーな光景です。ウユニ塩湖は、雨季でも水分が蒸発し、一部には乾季特有の白銀の世界も現れています。

この一面の白い背景を利用して、トリック写真の撮影を楽しんでみませんか。

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ここで、遠近法を利用したトリック写真の撮影のコツをお教えしましょう。

まず、カメラは手前の被写体にできるだけ近づき、ズームレンズなら広角にして遠近感を出します。絞りを調節できるカメラなら、遠近両方に焦点が合うようにできる限り絞り込みます。そして被写体の位置を調整しながら撮影するのですが、ここで大事なのは、両方の被写体の影が写らないようにすること。この写真は、実際は女性がカメラから2mくらいの所にいて、女性からさらに10mほど離れたところ男性がいます。女性が座って手を出したところに、ちょうど乗っているように見える場所まで男性が行ってポーズをとりますが、ファインダーを覗いている人が、「もっと遠く」とか「もう少し左」とか指示を出して微調整すると、巧妙なトリック写真を撮ることができるのです。

フィギュアを使って、ウユニ塩湖で楽しい撮影タイム

トリック写真の撮影は、心得のある現地ボリビアのガイドさんに頼むと快く協力してくれます。白い背景のある場所に連れて行ってくれますし、撮影の手伝いはもちろん、ポーズやアングルの提案もしてくれます。

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観光客の中には、怪獣や動物などのフィギュアや、小さな人形の家具などを持ってきて様々な面白写真にチャレンジする人たちも多く、また観光客同士がアイデアを出し合い、協力しあって大作を撮るなど、撮影現場にはわきあいあいとした楽しい時間が流れます。

小さくても三脚を持っていくと、微妙な位置調整やタイマー撮影などに重宝しますし、星空を撮影したいというなら必需品です。

カメラのシャッターを切る瞬間は思わず息を止めてしまうものですが、これには要注意。ウユニ塩湖はボリビアの4000m近い高地にあるので、気付かないうちに酸欠になりクラクラしてきます。めまいや指先のしびれなどを感じたら、すぐに深呼吸をしましょう。息を吐き切ってから吸うのが酸素吸収のコツです。

ところでウユニ塩湖の近くに、トイレ休憩を含め、旅行者が必ず立ちよる小さなお土産店街があります。そのはずれでおばあさんがひとり作る「ボリビア風肉じゃが屋さん」の作りたての肉じゃがは、ボリビアのスパイスを利かせた独特の味付けで、素朴な温かい美味しさ。ぜひお試しください。

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