昨年あたりから急に雑誌やテレビ、ウェブマガジンなどで露出が増えているのが、ベトナム中部の都市ホイアン。理由はとっても分かりやすくて、ベトナム航空の直行便が就航したから。

2014年7月に就航した直行便は成田/ダナンを約5時間30分で結んでおり、ダナン国際空港からホイアンまでは車で30分ほど。つまり、この直行便によって世界遺産の都市、ホイアンがグッと近くなったわけです。

古民家が連なる旧市街をぶらぶら散歩

古民家が連なる旧市街をぶらぶら散歩

古民家が連なる旧市街をぶらぶら散歩
古民家が連なる旧市街をぶらぶら散歩

ゆったりと流れるトゥボン川のほとりに広がる町は、古びた家屋が軒を連ねるノスタルジックな空間。小さな町なので、路地をのぞきながらのんびり散策するのにぴったりです。見どころは川沿いのバックダン通りと、旧市街の中心を走るチャンフー通りの間に点在しています。歴史保護地区になっており、車両規制されているため安心して歩けるのが嬉しいですね。

今でこそ落ち着きある古都の風情を漂わせているホイアンですが、16世紀末から17世紀末までは海洋交易の中継地として栄えた港町でした。ヨーロッパや中国、また日本からも貿易船が訪れ、日本人街もあったそう。現在の建造物は再建されたものですが、現存する家屋には日本や中国をはじめ、さまざまな国の影響が見受けられます。

特に印象的なのが壁を黄色に塗った建物。これは中国南部に見られるスタイルです。一方で日本人町に並ぶ木造の平屋には、和のエッセンスが感じられます。中心部にかけられた来遠橋は日本橋とも呼ばれ、日本人が手掛けたといわれる橋(事実かどうかは分からないそうですが)。2万ドン札にも印刷されており、ホイアンのランドマークといってよさそうです。

刻一刻と表情を変える町の雰囲気を楽しんで

刻一刻と表情を変える町の雰囲気を楽しんで

刻一刻と表情を変える町の雰囲気を楽しんで
刻一刻と表情を変える町の雰囲気を楽しんで

黄色い壁が空に映える日中もよいのですが、ホイアンの町は涼しくなる夕方以降のほうがにぎやか。日差しが弱まるにつれ古民家レストランのテラスでのんびり過ごす人の姿が目立ってきます。日が暮れるとホイアン名物のランタンが登場。通りに吊られたランタンが風に揺れ、幻想的な景観を作り出します。

来遠橋もライトアップされ、この頃になると日中の何倍もの人々が通りを行き交います。トゥボン川には灯篭が流され、川沿いには灯篭売りのお姉さんたちもウロウロ。観光客相手の露店も出て、平日からお祭りのような騒ぎになっています。

夜のホイアンを彩る風景には、ナイトマーケットのランタンが欠かせません。旧市街から川を渡ってすぐ右手にランタンの店が並んでおり、さまざまな形のランタンが買えます。淡い光を放つランタンを見ていると、遠い世界に来てしまったような不思議な気分になりますよ。

古民家を改装したレストランで三大料理を!

古民家を改装したレストランで三大料理を!

古民家を改装したレストランで三大料理を!
古民家を改装したレストランで三大料理を!

旧市街には古民家を改装したレストランやカフェがいくつもあり、街歩きに疲れたらテラスでビールを片手に過ごすのも快適。昼からアルコールは……という方には、完熟フルーツを使ったスムージーもおすすめです。

ホイアンには三大名物料理というものがあり、まずはこれを制覇するのが王道パターン。1品目はカオラウ(Cao Lau)という汁なし麵。讃岐うどんを思わせるコシのある太麺に、甘めのタレが絡みくせになる旨さ。豚肉や香草、揚げせんべいと一緒に食べます。麺のコシはアルカリ性の井戸水によって生み出されるのだとか。屋台からレストランまで、ホイアンではどこでも食べられる人気メニューです。

もう1品はホワイト・ローズ(White Rose)。簡単にいえばエビの蒸餃子です。白バラとはよくいったもので、なんだか可憐に見えてくるから不思議。皮は米粉なのでモッチリしていて、大きさのわりに満足度の高い一皿です。

さらに揚げワンタン(Fried Wonton)も名物。豚肉やエビ、野菜などを細かく刻みワンタンに包んで揚げるだけ。チリソースをかけてスナック感覚でいただきます。

旧市街まで徒歩10分。川沿いにオープンしたコロニアル調のホテル

旧市街まで徒歩10分。川沿いにオープンしたコロニアル調のホテル

旧市街まで徒歩10分。川沿いにオープンしたコロニアル調のホテル
ホテル・ロイヤル・ホイアン・Mギャラリー・コレクション

ホイアンには旧市街を囲むように大小のホテルやゲストハウスが集まっています。古民家を改修した雰囲気抜群のホテルから、施設が整ったビーチリゾートまで選択肢は豊富。そのなかから、旧市街の中心まで徒歩10分という好ロケーションに建つ「ホテル・ロイヤル・ホイアン・Mギャラリー・コレクション」を紹介します。

このホテルは2014年12月にオープンした新しいホテル。Mギャラリーはソフィテルやノボテルと同じアコー・ホテルズのブランドで、個性を大切にした高級ホテルコレクションです。トゥボン川を見下ろすホテルは、青空に映えるコロニアル調の外観が印象的。入口では2体の巨像が迎えてくれます。日本とベトナムのカルチャーを意識したというインテリアは、日本人デザイナーが手掛けたもの。客室は199室で、白と黒でまとめたモダンなデザインを基調としながら、照明やファブリックにビビッドな赤を取り入れ、アーティスティックな空間を造り上げています。

プールもアートを感じさせる個性派デザイン。蔦をモチーフにタイルを敷き詰めたユニークな柄になっています。リバービューのプールサイドにはパラソルが並び、町歩きに疲れたらここでのんびりというのもよさそうです。

レストランはインターナショナルと和食の2軒。バーが1軒あり、町まで出たくないときも安心。朝食が充実しているのもポイントで、おいしいフォーやフルーツ、米粉のパンなどベトナムならではのメニューが食べられます。

ホイアン
ホイアン
ホイアン

成田/ダナンの直行便を利用するホイアン旅行の予算は?

ホイアンへ行くには、成田とダナンを結ぶベトナム航空の直行便を利用。片道約5時間30分で、ダナン国際空港からホイアンまでは車で45分ほどです。

前述のホテル・ロイヤル・ホイアン・Mギャラリー・コレクションに3泊しても、大人2名で料金は151,824円、1人あたり75,912円。直行便を利用しても10万円を切る結果に。7~9月は直行便が毎日運航されますので、さらに行きやすくなりそうです!

*2015年6月11日調べ。希望の日程や条件等により値段が変動します。

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取材協力:ベトナム航空