ベトナム、ダナン最旬リゾート+ホイアンの街歩き2泊3日のベストプラン

ベトナム、ダナン最旬リゾート+ホイアンの街歩き2泊3日のベストプラン

東京、大阪からの直行便が就航して以降、年々その人気が高まるリゾートエリア、ダナン&ホイアン。ベトナム中部の都市ダナンへは、ベトナム航空の直行便を利用して成田から約5時間30分で到着。ノスタルジックな街並みが世界遺産に指定されている古都ホイアンはその隣町です。ダナンからホイアンにかけて約50kmに渡る海岸線沿いは、大小さまざまなリゾートホテルが立ち並び一大リゾートエリアとなっています。気軽に行けるアクセスのよさに加え、リゾート派、街歩き派どちらもが満足できる要素を兼ね備えているのがこのダナン&ホイアンエリアの人気の秘密のよう。

今回は、ダナン最旬のビーチリゾートに滞在してリゾートライフを満喫しつつ、世界遺産の街歩きや足を延ばして個性派テーマパークにも! な、よくばり旅を体験。2泊3日でもあれこれ楽しめます!

1日目

まずはエリアの簡単なおさらい。ダナン国際空港からダナン中心部まで車で15分弱、ダナンのビーチエリアはそこから車で約10分です。さらにホイアン旧市街に足を延ばしても、ビーチエリアから車で30~40分。つまり1時間圏内にふたつの街とビーチがあるというわけ。このコンパクトさが週末旅では力を発揮してくれます。

15:00 リゾートのフォトジェニックなプールに夢中!

今回泊まったのは2018年にオープンしたばかりのシェラトングランド・ダナンリゾート(以下シェラトングランド)。ダナンで最も美しいといわれる、ノンヌオック・ビーチに直接アクセスできる好立地のリゾートホテルです。

シェラトングランドが立つのは、ダナンとホイアンのちょうど中間地点。どちらの街にも30~40分程度で行けるので、リゾートステイを楽しみながら、気軽に外出もできるのがうれしいところ。空港からは30分もかからず到着しました。

ホテルに到着し、まず目を奪われるのがロビーのある本館中央から海に向かって真っすぐに延びるロングプール。なんと全長250mもあるそう。長さを競うプールは多いですが、ここまでのストレートプールって意外と見ません。シェラトングランドのプールはそのストレートっぷりが潔く、幅もかなり広いので迫力があります。インパクトあるプールが写真心を刺激するのか、ここで撮った画像をSNSでもよく見かけるようになりました。

シェラトングランドのプール

ストレートプールに直結するビーチフロントのプールはインフィニティエッジ。水中に置かれたベンチに座れば、水平線とプールの端が混じり合う幻想的な風景が目の前に広がります。

プールに沿って2棟の客室棟が立っています。シェラトングランドはプールしかり、客室棟しかり、直線的なデザインが印象的。客室内は白を基調にしたインテリアで、ホテル全体がすっきりとした清廉な雰囲気に包まれています。

15:30 トラディショナルでアジアンなアフタヌーンティー

まずはリゾートステイらしくアフタヌーンティーを楽しんでみることに。本館にある「ティー・ラウンジ」はグランドピアノの演奏が流れるクラシックな雰囲気で、窓からはプールを見渡せます。

本場スリランカの紅茶ブランド「ディルマ」や「イリー」のコーヒー、ベトナムコーヒーなど15種類以上から選べて飲み放題。デザートとフードは三段のスタンドに盛られて供されます。スコーンや焼き菓子などの定番スイーツに加え、パンダンリーフの香りをつけたクリーム、地元産の食材を使ったマリネやサンドイッチなど、ローカル食材がほどよく取り入れられているのがポイント。アジアンリゾートに来た! という気分にさせてくれますよね。

優雅なアフタヌーンティーが1セット(2人分)378,000ドン(※税・サ別)、日本円にして約1,890円というのはかなりのコスパのよさではないでしょうか。

Tea Lounge(ティー・ラウンジ)
時間:アフタヌーンティーの提供は15:00〜18:00
休み:無休

17:30古都ホイアンをそぞろ歩き

お茶とスナックでパワーチャージできたところで、夕方からはホイアン旧市街に出かけます。旧市街では、日が沈むと通りや軒先に飾られているランタンに明かりが灯され、街は幻想的な雰囲気に包まれます。夕涼みがてら街を歩いていると、目にするものすべてを写真におさめたくなるほどのフォトジェニックさなんですよ。

旧市街に沿って流れるトゥボン川にはランタンをのせたボートが行き交います。川面に映る明かりがゆらめく様子もムードたっぷり。かすかに感じられる川風も心地よし。

川沿いには眺めのよい席を用意したレストランが揃っています。アンホイ橋のたもとにある「サクラ」は、2階テラスの席が人気。こちらのレストランは、日越両首相が会食をしたお店としても知られています。

Sakura(サクラ)
住所:119-121 Nguyễn Thái Học, Phường Minh An, Hội An
時間:10:00~23:00
休み:無休
http://hoiansakura.com/

そして対岸もなんだか明かりがきらきらしています。トゥボン川を渡った対岸にあるのはアンホイ島。バーが軒を連ね、ナイトマーケットが23時過ぎまで開く、夜に賑わいを見せるエリアです。ランタンの明かりも遅くまで輝いています。お酒や屋台フードを楽しみたい方はアンホイ島も散歩してみてください。

ちなみに昼間のアンホイ島は屋台も少なく、ザ・気が抜けた雰囲気なので、行くなら夜!

というわけで初日はここまで。

【2日目】

7:30みんな大好き、リゾートホテルの朝食ビュッフェ

ホテルステイの楽しみのひとつ、朝ごはん。シェラトングランドの朝食ビュッフェはさすが種類豊富でした。あれこれ気になり、セーブしたつもりでも一皿目からこのボリュームに。

南国らしいフルーツはもちろん、寿司、おかゆなどの中華メニュー、フォーやバイン・ミーなどのベトナムフーズも。さらにはホイアン名物のカオラウまでありました。なかでもフォーの麺は食感もよく、おいしかったです。そして、フレッシュなココナッツウォーターが朝にぴったりの爽やかさなのでぜひ。

9:00 ダナン随一の不思議ランド、バー・ナー・ヒルズ

時間に余裕のある2日目は、郊外のスポットにも足を延ばしてみます。かなり混雑すると聞いていたので、早起きして朝イチに入場、午後には戻ってくるというプランです。

ダナン郊外の山中に造られたバー・ナー・ヒルズは、1487mの標高に位置する巨大テーマパーク。麓から山の中腹と山頂とを世界最長級のロープウェイが結びます。目玉スポットは新しく誕生した通称「神の手」。正式名称を「ゴールデンブリッジ」といい、金色の欄干が突き出すようにぐるっとカーブし、その橋を巨大な手が支えています。雲海が浮かぶくらいの高地に巨大な手が浮かび上がるさまは、たしかに「神の手」感あり。質感や色合いなどまるで本当の岩のようですが、グラスファイバーで精巧に造られたオブジェなんだそう。「神の手」のある中腹エリアには他にも、花で彩られた庭園や巨大な大仏といった見どころがあります。

さらにロープウェイで山頂まで上ると、また違った世界がお出迎え。

山頂エリアには、中世フランス風の建物が並ぶフレンチヴィレッジが広がります。広場では、各国の民族衣装を着たダンサーが踊り、イッツ・ア・スモールワールド風。外からはわかりませんが、地下3階まである室内遊園地もあるんです。そしてフレンチヴィレッジの奥に位置するスピリチュアルエリアには、仏塔や中国寺院などが立ち並び、いきなり東洋テイスト。なかなか振り幅の大きいテーマパークです。

テイストの混在した世界観は、好みが分かれるところかもしれません。ただ、つねに工事中でアップデートされ続ける園内にはある種の勢いが感じられ、個人的には好きです。とくに「神の手」は一度この目で見ておいても損はないでしょう。

テーマパークへは、ダナン市街地から車で1時間ほどかかります。路線バス等はないので、往復の足を確保しておきましょう。現地発のオプショナルツアーもありますし、行きに乗っていったタクシーと交渉し、テーマパーク内で遊んでいる間待機していてもらうというのもありです。

Sun World Ba Na Hills(サン・ワールド・バー・ナー・ヒルズ)
住所:Tuyến cáp treo lên Bà Nà Hills, Hoà Ninh, Hòa Vang, Đà Nẵng
時間:7:00~22:00
休み:無休
https://banahills.sunworld.vn/en/

14:00 絶品バイン・ミーと旧市街の歴史スポット

やっぱり歴史的な街並みも見ておきたいということで、日の高くなった午後は、ホイアン旧市街に再度出かけます。

と、その前に私たちはバイン・ミー・フーンに行かねばなりません! 旧市街をちょっとはずれたところにあるバイン・ミーの超人気店は常に長蛇の列ですが、並ぶ価値は十二分にあると断言します。注文はとりあえず「タップカム(全部入り)」にしておけばOK。具材はチャーシュー、豚ソテー、ベトナムハム、パテ、トマト、キュウリ、パクチー…とかなりのボリューム。そこにオリジナルの辛口ソースが絡みます。パンは目のつまった、みしっとしたタイプで、皮はパリッパリ。パンが具とソースを丸ごと受け止め、口の中でシンフォニーを奏でます。食感も味のバランスもいうことなし。そして、こんなに具沢山なのになんと2, 500ドン(約125円)ですよ!

「ベトナムNO.1」との異名も持つそうですが、それも納得。ホーチミンの有名店で食べたものよりはるかにおいしいです。ホイアンに来てここのバイン・ミーを食べないという選択肢は存在しないといっていいでしょう(大げさ)。

Banh Mi Phuong(バイン・ミー・フーン)
住所: 2B Phan Chu Trinh, Cam Chau,Hoi An
時間: 6:30-21:30
休み:無休

バイン・ミーを無事お腹におさめたら、いよいよ歴史地区へ。16~17世紀に「海のシルクロード」の中継地の貿易港として発展したホイアン。中国、ポルトガル、オランダなどの商人が訪れ、日本からも朱印船が来航していたそう。日本が鎖国するまではホイアンには日本人町がありました。当時の日本人町と中国人町を結ぶ橋が「来遠橋」です。

この橋から続くチャンフー通りとその周辺が旧市街のメインエリア。カフェや土産物店が軒を連ね、その合間に中国寺院や華僑の同郷会館などの歴史的な建物が点在。西洋と東洋のスタイルがミックスした独特の建物が並ぶ街並みを楽しんでください。歴史地区内は車、バイクの通行が制限されているので、ぶらぶらと徒歩で巡るのがホイアン観光の定番。

ただし、日中のホイアンはとてつもなく暑いのでご注意を。歩き疲れたら、旧市街にたくさんあるカフェに入って休憩し、喉を潤すのが正解です。ホイアンはカフェ偏差値の高い街。古民家を改装した雰囲気のあるカフェが多く、目移りしてしまいますよ。

18:00 夜はホテルのビーチクラブでリラックス

終日けっこう歩いたので、夜はゆっくりホテルで過ごしましょう。ホテル内のビーチフロントにあるビーチクラブ「ラ・プラージュ」へ。オープンエアーで開放的な雰囲気のなか、アジアンフュージョンの料理がいただけます。

豪快なビジュアルが魅力のシーフードグリルは、エビ、イカ、貝がどれも肉厚で弾力があり、とってもジューシー。カットしたレモンやライムと一緒に焼いているので、爽やかな風味がついて、濃厚なだけではない味わいが感じられます。

もちろんこちらのビーチクラブはドリンクのみでもOK。地元ダナン発のクラフトビールも置いています。テラス席で潮騒の音を聞きながら、のんびりビールを飲むのも気持ちがいいですよ。

La Plage(ラ・プラージュ)
時間: 11:00-22:00
休み:無休

【3日目】

10:00リゾートライフの仕上げはホテルスパで

ベトナム航空の直行便の場合、ダナンからの帰国便は東京、大阪ともに深夜発なので、最終日もギリギリまで楽しめます。ちょっと疲れもたまっている頃なので、スパでのリラックスタイムからスタート。ホテル内の「シャイン・スパ」はシェラトンならではの安定した施術で、ラグジュアリー気分を満喫できます。

トリートメントルームは部屋ごとにレモングラス、ラベンダーなどの名前が付けられ、その香りが室内に焚かれています。好みの香りを選ぶと、その香りの部屋に案内されるというしくみ。自分の気持ちのいい香りに包まれるというのはスパではすごく重要ですよね。

今回受けたのは「シャイン・スパ」の代表的なメニューである「シャイン・マッサージ(シグニチャー)」。キャンドルを溶かしたものにフレグランスオイルやマンダリンの香りのバターなどを合わせて作ったブレンドオイルで全身をマッサージします。ほどよい温かさでとろみのあるオイルとセラピストの絶妙なハンドタッチで、あっという間に夢心地に。施術後のお肌はしっとりもちもちです。60分のコースで2,500,000ドン(約12,500円、税・サ込)です。

SHINE Spa(シャイン・スパ)
時間:9:00 -21:00(要予約)
休み:無休

13:00 ダナンの街の魅力も味わいたい

ダナン&ホイアンエリアの旅ではどうしてもダナンの街は見過ごされがち。がしかし、空港への道すがら通り過ぎるにはもったいない、魅力あふれる街なんです。ダナンはベトナム第三の規模を持つ商業都市で海外企業の進出も増え、伸び盛りの勢いが感じられます。

そんなダナンでは、地元の人が通うローカル食堂巡りがおすすめ。ホイアンのレストランは雰囲気重視のところが多いですが、ダナンは地元の人向けの食堂が多く、彼らが普段食べている庶民派グルメを楽しめます。たとえばこちらは、ソイ・ガーというベトナム風おこわが人気のお店。注文すると店頭にぶら下がった鶏を包丁でざくざくさばき、たっぷりのハーブとともに豪快におこわにのせたワンプレートごはんを出してくれます。

Quan 48(クァン48)
住所:48 Trưng Nữ Vương, Bình Hiên, Q. Hải Châu, Đà Nẵng
時間:7:00~21:00

といいつつ、この日私が食べたのはピザ。ベトナムでピザ? と言うなかれ。日本人がオーナーを務めるホーチミン発のピザショップ「ピザ・フォーピース」は、今やハノイ、ダナンにも支店を持つ、超人気店。在住外国人もベトナム人も口を揃えておいしいというので気になっていたんです。

注文したパルマハムとブッラータチーズのピザは29,000ドン(約1,450円)。ハムの塩気とチーズのクリーミーさが絶妙で、店内の大きなピザ窯で焼かれたクラストは香ばしい。野菜もしっかり味がありました。聞けば、自前のチーズ・スタジオでチーズを作り、野菜は国内の有機栽培農家と契約して仕入れているのだとか。ベトナム産の食材で作ったピザ、思い出すとまた食べたくなります。

Pizza 4P’s(ピザ・フォーピース)
住所:8 Đường Hoàng Văn Thụ, Phước Ninh, Hải Châu, Đà Nẵng
時間:10:00~22:30(土・日は9:00~) 10:00 – 22:00 (Last Order: 21:30)
https://pizza4ps.com/

16:00 ダナンのメインストリートでおみやげ探し

そろそろ最終日のTo Do、おみやげ探しに着手。ダナンのメインストリートといえるのは、ハン川と並行するチャンフー通り。とくにロン橋とソン・ハン橋の間のエリアに、街のシンボルであるピンクの大聖堂や市場があり、レストラン、ショップが軒を連ねています。

ピンクの大聖堂の向かい側にあるハン市場内には雑貨、食品の店がぎっしりと並びます。ドライフルーツ、ライム塩、ココナッツクッキーといったいわゆるばらまき系みやげならここで物色してみても。まとめ買いでぐっと安くなるアジアのローカルマーケットらしいやりとりを楽しむのもいいでしょう。

もうちょっと気の利いたベトナムらしいおみやげはないかしら? という方には、日本人オーナーが経営する「ホア・リー」がおすすめ。ロン橋に近いショップには、プラかご、刺繍を施したきんちゃくなどの定番ベトナム雑貨からコスメや食器まで、質がよく日本人好みの繊細なデザインのものがセレクトされて並べられています。

Hoa Ly(ホア・リー)
住所:262 Trần Phú, Phước Ninh, Hải Châu, Đà Nẵng
時間:8:30~18:00
休み:無休

もうひとつ、ダナン発のオーガニックコスメショップ「アリヤ・タラ」も注目ショップです。シナモンやココナッツなどの天然素材で作ったコスメが人気。照明を落とした落ち着いた店内、シンプルな再生紙パッケージ、レジ袋のかわりに布袋に入れてくれるなど、さすがわかっている、という感じ。ダナンオリジナルのコスメは仲の良い人にプレゼントしたいですね。

Arya Tara(アリヤ・タラ)
住所:141 Đường Trần Phú, Hải Châu 1, Hải Châu, Đà Nẵng
時間:8:00~20:00
休み:旧正月期間

開放感あふれるビーチリゾート、古都の趣ある街並み、そしてアジアらしい活気を感じる都市、3つの魅力を併せ持つダナン&ホイアンエリア。短い期間でもめいっぱい楽しめるので、ぜひ次の休みの候補地に加えてみてくださいね。
※10,000VND=50円で計算。

■取材協力/シェラトングランド・ダナンリゾート

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