はじめてでも安心! バンコクの地下鉄の乗り方・使い方を紹介します

はじめてでも安心! バンコクの地下鉄の乗り方・使い方を紹介します

バンコクの主要な公共交通機関の一つ、MRT(バンコク・メトロ)。このMRTを乗りこなせば、行動範囲はさらに広がります。MRTを利用するときの注意点、切符の買い方など、MRTの使いこなし方を徹底的に紹介します。これを読めば、もうあなたもMRT通?

バンコクのMRT、これだけは知っておこう

バンコクのMRT

MRTとは、Mass Rapid Transitの略。バンコク・高速道路とメトロ社が運営している交通機関です。

開通したのは2004年。当初は1路線だけでしたが、2016年にもう1路線増えて、現在は2路線あります。その2路線とは以下の通り。
・ブルーライン
・パープルライン

その2路線とは以下の通り。

ブルーラインは、旅行客にとって使いやすい路線です。一方、パープルラインはまだ非常にローカル色が濃く、観光客向けの施設があるような路線ではありません。それだけにバンコクのローカルな空気は濃厚です。ぶらりと乗って、沿線風景を眺め、駅を降りて散策するのも楽しいかもしれません。

料金は、ブルーラインが16バーツ(約58円)~42バーツ(約147円)。パープルラインが14バーツ(約49円)〜42バーツ(約147円)。14歳未満かつ伸長が90cm以下の子どもは無料、14歳未満かつ91cm~120cmの子どもは通常料金の半額、14歳未満でも120cm以上の場合は通常料金です。

ブルーラインを使いこなそう

ブルーラインはタオプーン駅からフアランポーン駅までを走る路線です。このブルーラインの開通により、国鉄の始発駅であるフアランポーン駅へぐっと行きやすくなりました。

このブルーラインの主要駅といえるのが、チャトチャック駅、スクンビット駅やシーロム駅、ペッチャブリー駅。というのは、これらの4つの駅はBTS(バンコク都心を走る高架鉄道)の駅やエアポートリンク(スワンナプーム空港とバンコク市内を結ぶ鉄道)の駅と接続しているからです。

接続駅は下記の通り。
1. MRT チャトチャック駅 ⇔ BTS モチット駅
2. MRT スクンビット駅 ⇔ BTS アソーク駅
3. MRT シーロム駅 ⇔ BTS サラデーン駅
4. MRT ペッチャブリー駅 ⇔ エアポートリンク マッカサン駅

1のチャトチャック駅は、土日に開催されるウイークエンドマーケットの最寄り駅。2のスクンビット駅は、大型の商業施設やおしゃれな店が広がっているスクンビットエリアへの玄関口。3のシーロム駅からBTSに乗り換えてBTSのサパーンタクシン駅に行けば、チャオプラヤー川のボートに乗って川下りを楽しめ、アイコンサイアムやアジアンティークといった人気のある商業施設にも簡単にいけます。

MRTの路線沿いのホテルはBTSと比べると、比較的料金が安く設定されているので、あえてMRTの駅近くのホテルに滞在するという旅行者も少なくありません。MRTとBTSをうまく使いこなしてバンコクを楽しむのはリーズナブルな選択肢ではないでしょうか。

さらに、MRTの路線にも魅力的な施設はたくさんあります。以下、主な駅ごとにおすすめの施設を挙げてみました。

・チャトチャック駅:ウイークエンドマーケット
・タイカルチャーセンター駅:ラチャダー鉄道市場(ナイトマーケット)・エスプラネード(大型ショッピングモール)
・ラーマ9世駅:フォーチュン・タウン(電子デバイス系の店が多い)・セントラルプラザ(大型ショッピングモール)
・ペッチャブリー駅:エアポートリンク・マッカサン駅と接続
・ルンピニ駅:ルンピニ公園
・フアランポーン駅:タイ国鉄フアランポーン駅と接続

主要な駅や乗り換えを頭に入れて、MRTのブルーラインをガンガン使いこなしてみてください。

バンコクの地下鉄、切符はこう買います

切符はこう買います

MRTに乗るために必要なのがトークンと呼ばれるプラスチック製の黒くて丸いコイン。これを自動改札にかざしてトークンを買う方法は2つ。自動販売機と窓口です。

自動販売機

自動販売機は、小銭と20バーツ・50バーツ・100バーツのお札以外は使えません。手元に500バーツ札や1000バーツ札しかないというときには、窓口に行きましょう。

TICKET OFFICE

窓口は「TICKET OFFICE」という表示が目印です。窓口に行ったら、スタッフに行き先(駅名)を告げてトークンを買います。

自動販売機の使い方は以下の通り。

1. 壁面に並んでいる自動販売機のところに行きましょう。
自動販売機

2. 画面の右上にある「ENGLISH」のボタンをタッチして、駅名表示を英語に変更し画面上の行きたい駅の「M」をタッチします。
自動販売機

3. 駅名ボタンを押すと、右側に運賃が表示されるので、その分のお金を自動販売機に入れます。なお、料金表は壁や柱に貼ってあるので、それを事前に見ておくと運賃がわかります。
自動販売機

4. 運賃分のお金を入れたら、トークンが下の取り出し口に出てきます。お釣りがある場合はお釣りもここから出てくるので、取り出すのを忘れずに。

これでトークンが手に入りました。あとは改札を抜けるだけです。

注意したいのが、自動販売機の紙幣やコインの認識機能が低く、お札やコインを入れても戻ってくるケースが少なくないこと。コインを入れても、取り出し口から戻ってくるという場合には別のコインを入れてみてください。お札も同様です。

バンコクの地下鉄、改札のスムーズな入り方・出方

無事、トークンを購入したら、あとは電車に乗るだけです。でも、改札ではどのようにトークンをかざせばいいのでしょう? 出るときも同じなのでしょうか。

入るとき、出るときに分けて説明します。

改札

改札に入るとき

自動改札口には、トークンやメトロカード(後述します)をかざす場所がわかりやすいように図示されています。この部分にトークンをかざしてください。

改札

するとすぐに改札のドアが開くので、通り抜けます。

自動改札の前の床には黄色いラインが引かれています。このラインを超えてトークンをかざすとエラーになりやすいので、ライン手前の位置に立ってトークンをかざしましょう。

私は以前、改札にかざした途端にトークンを落としてしまい、転がってしまったトークンを取りにいっている間に改札が閉まってしまったことがありました。こういう場合には、自動改札の端にいる係員や窓口の人に告げてください。入れてくれます。

その2路線とは以下の通り。

改札を通ったら、プラットフォームに向かいます。フォームの柱や壁に路線図が出ているので行き先を確認して、該当するプラットフォームから地下鉄に乗りましょう。

改札を出るとき

改札を出るとき

目的駅に到着したら、改札口に向かいます。改札は前後2箇所にあるので、目的地に近い方の出口番号を確認してから改札に行きましょう。

自動改札では、トークンをかざすのではなく、左側にある穴にトークンを入れてください。入るときのようにトークンをかざしても反応はしないので要注意。必ず、穴に入れることです。

改札を出るとき

穴に入れたら改札のドアが開きます。わかってしまえばとても簡単です。

バンコクの地下鉄の注意点

年々混雑が激しくなっているバンコクの地下鉄。乗客が多すぎて乗れない、何本も電車を待ってようやく乗れた、というケースは決して珍しくありません。

バンコクの地下鉄の注意点

とりわけ混むのが、BTSとの乗換駅であるスクンビット駅とシーロム駅。この2つの駅は夕方6時〜7時には大混雑し、トークンを買うのも一苦労。窓口や自動販売機には長い列ができています。

もし、これらの駅を利用する場合には、できれば夕方の時間帯は避けた方が賢明でしょう。

また、タイ人は日本のようなすし詰め電車は好みません。車両の中の方にあまり詰めないため、余裕を残したまま電車が出てしまうことが一般的です。これはBTSも同様です。

日本人なら「まだ乗れる」と思えますが、ぎゅうぎゅうに押して乗る行為は嫌がられるので、避けることをおすすめします。ここはタイ、のんびりと行きましょう。

プリペイドカードを作って地下鉄にガンガン乗ろう!

バンコク滞在中にMRTを頻繁に利用する可能性が高い方、混雑時にもできるだけスムーズに地下鉄に乗りたいという方は、プリペイドカードや1デイパス、3デイパスを購入しておきませんか。

以下、それぞれについて説明します。

プリペイドカード

お金をチャージして使うプリペイドカードは駅の窓口で購入します。

初回の手数料は180バーツ。発行手数料が30B、チャージ100B、デポジット50Bという内訳です。つまり、初回には100バーツがチャージされているわけです。

この100バーツがなくなったら金額をチャージしましょう。チャージ金額は最低100バーツ~最高2000バーツまで、窓口でチャージします。

プリペイドカードには一般、学生、子ども、シニアの4種類があり、それぞれ色や割引率が異なります。

プリペイドカード

一般:青(割引なし)
学生(23歳以下の学生):赤(10%オフ)
子ども(伸長91cm~120cm、14歳以下):緑色(50%オフ)
シニア(65歳以上):黄色(50%オフ)

1デイパスと3デイパス

その名の通り、1デイパスは1日間だけ、3デイパスは3日間有効なパスです。
料金は以下の通り。
1デイパス 120バーツ
3デイパス 230バーツ

これらのパスがあると乗り放題できるので便利です。いずれも窓口で購入しましょう。

MRTはまだ2路線のみですが、今後はさらに延伸される計画です。BTSに加えて、MRTも自在に使いこなせばバンコクのいろいろな場所に自在に足を運べます。バンコク滞在の充実度を上げるためにぜひMRTも使ってみてくださいね。

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