タイと聞いて多くの人がなんとなくイメージするのは、煌びやかな寺院とキンピカに輝く仏像ではないでしょうか。今日ご紹介するバンコクのワット・ポーは、まさにドンピシャでそれに当てはまるところですが、楽しみはそれだけではありません。あまり知られていない、観光プラスαの魅力を掘り下げてみました。

タイ最古の寺院、ワット・ポーってどんなところ?

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王宮に隣接するワット・ポーは、バンコク観光のハイライトのひとつ。アユタヤ王朝末期のプラペートラチャ王時代に建立されたといわれる、バンコク最古の寺院です。その後18世紀末にチャクリー王朝のラーマ1世が7年以上かけて再建、さらにバンコク王朝のラーマ3世の時代には16年7カ月かけて大改修と増築が行われました。

タイに古くから伝わる医薬資料を集め始めたのもこの頃から(後にタイ初の古典医療の拠点として発展)。加えて仏教や文学の学問所がおかれるなど、立派な教育現場でもありました。

タイの仏教寺院を代表する巨大像に注目

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ワット・ポー(タイ語で「菩提の寺」の意味)の別名は「涅槃寺」。一度見たら忘れられない、本堂以上にインパクトのある巨大寝釈迦仏がその名の由来です。ときは1832年、ラーマ3世の命によって建立されました。

専用の仏堂に横たわる寝釈迦仏は全長46m。足の裏だけで幅5m、高さ3mといわれています。悟りを開いた釈迦が涅槃に入る直前を表現したもので、なんとも穏やかな表情が特徴的。全身は金箔で覆われ、薄く開かれた眼と足の裏には真珠貝が用いられています。

古式マッサージ&ヨガ体験もできる!

学校直営だからマッサージテクは確か

ワット・ポーはいわばタイ古式マッサージの総本山。1955年に「ワット・ポー・タイ伝統医学&マッサージ学校」が同じ敷地内に開設され、タイ国教育省および保険省が認可する国内初のメディカルスクールとなりました。

現在は伝統技術が学べる場として機能するだけでなく、実際にここで技術を学んだ生徒から施術を受けることができます。「信頼できるところで体験したいけれど、どこがいいかわからない」と迷っている人は、まずここでお試ししてみるといいでしょう。タイ古式マッサージは30分、60分のコースから選べます。

ルーシーダットンも受けられる!

ワット・ポーでは毎朝8時から30分間、タイ伝統古式ヨガ(ルーシーダットン)の無料クラスが開催されています。ルーシーダットンはセルフストレッチの要素が強いので、ヨガよりも簡単。ゆっくりとした動作で無理なく体を伸ばしていくので、老若男女だれでも飛び込み参加できます。こり固まった姿勢をほぐし、骨盤のゆがみ矯正や冷え症改善にもいいのだとか。

クラスの開催場所はマッサージ・サービスセンターの前。ワット・ポーの開館は8時30分のため門は閉まっていますが、チケット売り場でルーシーダットンに参加の旨を伝えて拝観料を払えば、中に入れてくれます。

 

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Photos by Tourism Media