投稿者 : 三田村 蕗子、投稿日 2017 年 12月20日

車で1時間半!タイの魅力が詰まったサムプランリバーサイドへ行こう

サムプランリバーサイド(旧名:ローズガーデン)は、チャオプラヤー川の向う側にある自然豊かなテーマパーク。深い緑に包まれた広大な敷地でタイの伝統文化を体験できる空間です。バンコクから半日で行ける手軽さも魅力のサムプランリバーサイドにぜひ出かけてみましょう。

豊かな自然の中でタイの伝統文化を体験できる!

豊かな自然の中でタイの伝統文化を体験できる!

サムプランリバーサイドは、豊かな自然に抱かれたタイの伝統文化を体験できるテーマパーク。スリル満点のアトラクションやグルメなお店があるわけではありませんが、豊穣なタイの大地で育まれた独自の文化と伝統を見て、感じて、体験できる他に例がない施設です。

創立50周年を機に名称がローズガーデンからサムプランリバーサイドに変更になりましたが、もともとの名前が示すように、約28万平方メートルの敷地の随所でバラの花が栽培されています。11月から1月に訪れると美しく咲き誇ったバラを鑑賞できますよ。

サムプランリバーサイドの魅力を以下にまとめてみました。

1.緑が豊か
2.心癒されるのどかな雰囲気
3.稲作やタイシルクの織物、陶器、ハーバルボール(ハーブを使ったタイの民間伝統療法)など13種類のワークショップが体験できる
4.タイの伝統的な結婚式や舞踊、武術、ムエタイなどを紹介するショーを鑑賞できる
5.バンコクから車で1時間半の場所にあるので半日観光にぴったり

さあ、行きたくなりませんか?

サムプランリバーサイド

サムプランリバーサイドへ行くならこの方法が一番カンタン!

サムプランリバーサイドはナコンパトム県にあります。バンコク中心部から車で約1時間半。バスツアーなどを利用するのでなければ、行く方法は以下の3つ。

1.バスで行く
2.タクシーで行く
3.バスとタクシーの組み合わせで行く

サムプランリバーサイド

バスで行く場合

BTSシーロム線の終着駅であるバンワー駅(Bang Wa)の4番出口を降り、大通りを歩いて1分ほどの場所にあるバス停から84番のバスに乗りましょう。バス代は18バーツ。約30分で、サムプランリバーサイドに近いバス停に到着します。

ただし、バス停からサムプランリバーサイドの入り口までは徒歩5分ほどかかります。また、園内は非常に広く、入り口からチケット売り場に行くまでが一苦労です。トータルで20分近い歩きは覚悟した方がいいでしょう。

タクシーで行く場合

一番簡単な方法ですが、費用はバンコク中心部から乗車した場合、300~400バーツほどかかります。

一番オススメ!バスとタクシーの組み合わせで行く場合

一番のオススメが3の方法です。1のように、まずバンワー駅までBTSで向かい、そこからタクシーを拾いましょう。タクシー代は約100〜150バーツほど。タクシーの運転手に「สามพราน ริเวอร์ไซด์」(サムプランリバーサイドのタイ語表記)を見せると確実です。

入園料は一人600バーツ。園の手前の入り口で一人50バーツの入場料を取られますが、入園料を支払うときに50バーツのチケットを見せると、入園料を50バーツ割り引いてくれます。

なお、タイビレッジの営業時間は午前と午後の部に分かれていて、午前の部は09:30〜12:00、午後の分は13:00〜15:30となっています。ただし、メインのタイカルチャーショーの時間は15:00~15:30の1回だけなので、一番いいのは13時過ぎに到着するように出かけてタイビレッジを楽しんだ後、ショーを鑑賞して帰途につくというスケジュールです。イベントを満喫した後、園の外に広がる庭園や池をゆっくり散歩するのも一興ですよ。

サムプランリバーサイド

象乗りも楽しめます。料金は大人120バーツ(約400円)、子供60バーツ(約200円)。ほんの10分ほどの体験ですが、象の背中に乗ってゆらり揺られて園内を歩くのはタイならではの体験でしょう。

サムプランリバーサイド

とはいえ、たくさんの機能が詰め込まれた施設ではないので、あまりに滞在時間が長いと持て余すかもしれません。お昼を食べてからサムプランリバーサイドに向けて出発するといいでしょう。ショーを軸にスケジュールを組み立ててみてください。

タイビレッジは絶対見逃せない!

タイビレッジ

タイビレッジは、タイの伝統文化を鑑賞できるだけでなく、自ら参加し体験できるワークショップ。

メニューは全部で13種類、用意されています。費用は一部かかるものもありますが、ほとんどは無料です。

1.バンブーダンス
2.ハーバルボールとバーム
3.タイの剣術
4.ムエタイ
5.タイシルク
6.日傘の絵付け
7.タイ音楽とタイ舞踊
8.タイの伝統編み物
9.タイの陶器
10.タイ料理
11.マーライ (花輪)
12.フルーツカービング
13.脱穀と田植え

タイビレッジ

女性には2のハーバルボールやバームのワークショップが人気です。料金はハーバルボールが一人120バーツ(約400円)、バームは60バーツ(約200円)です。香りの良いハーブを使って、民間療法に使用するハーバルボールやリラックスに最適なバーム、バラや蘭の花びらを用いた花輪を簡単に作ってみませんか。もちろん作ったものは持ち帰りできます。

タイビレッジ

繭から糸を紡ぎ、タイシルクに仕上げるプロセスを紹介する5のタイシルクコーナー、シュロヤシの葉を使って帽子やかご、魚や虫の形に仕上げる8の編み物も見逃せません。10のタイ料理のコーナーでは、香ばしい焼きバナナを試食できます。
13のコーナーをくまなく回って、ぜひタイの歴史と伝統、文化を体験し、その豊かさを感じ取ってください。

これを見たらタイがわかる!? カルチャーショーを鑑賞しよう

これを見たらタイがわかる!? カルチャーショーを鑑賞しよう

サムプランリバーサイドの目玉といえるのが、15:00から小さな劇場で上演されるタイカルチャーショーです。

ムエタイ

タイの伝統的な音楽の演奏に始まり、タイ舞踊、竹を使ったバンブーダンス、伝統的な結婚式の模様のほか、タイの伝統的なマーシャルアーツ(武芸)やムエタイも鑑賞できます。

タイ舞踏

ショーの最後を締めくくるのは、観客も参加できるタイ舞踏。スタッフが観客に声をかけて参加を募りますが、もちろん自分から出ていって参加してもOK。軽快な音楽に合わせて見よう見まねで踊ると、タイ人の気分を味わえますよ。

サムプランリバーサイド

いかがでしょう。サムプランリバーサイド内にはほんの小さなコーヒーコーナーが園内に2ヶ所ほどあるだけで、レストランはありません。また、土産物も10店ほどの小さな店が園内と園のすぐ外に並んでいる程度。ここはタイの伝統に浸ることのできる施設だと考えた方がいいでしょう。豊穣の大地が醸し出すのんびりほっこりした癒しの空間でぜひタイの豊かな文化に触れてみてください。

サムプランリバーサイド(旧ローズガーデン)Sampran Riverside สามพราน ริเวอร์ไซด์

住所:Phet Kasem, Yai Cha, Sam Phran, Nakhon Pathom
TEL:034-322-544
入場料(当日券):大人600バーツ、子ども300バーツ
営業時間:タイビレッジ 09:30〜12:00 13:00〜15:30 (無休)
タイカルチャーショー 15:00〜15:30 (無休)
公式サイト(英語):http://sampranriverside.com/

[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Bangkok-Hotels.d178236.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]バンコクのホテルを探す[/button]

[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Bangkok.d178236.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]バンコクへの航空券を探す[/button]

[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Bangkok.d178236.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]バンコク旅行・ツアーを検索[/button]