バンコク郊外にあるクレット島は日帰りで手軽に行ける観光スポット。1周7kmほどの小さな島の路地をめぐりながら、屋台やマーケット、お寺やグルメが楽しめます。具体的な行き方や見どころを紹介しましょう。土日のみオープンしているという店や屋台も多いので、ぜひ週末にお出かけください。

クレット島へのアクセスをお教えします

クレット島

バンコクの隣県・ノンタブリーに位置するクレット島に行くには、ワットサナムヌアという寺院の右手奥にある船着き場から船で渡るしかありません。

では、ワットサナムヌアの船着き場にはどのようにして行けばいいのでしょう。方法は以下の3つです。

船着き場に行こう

ワットサナムヌアの船着き場

1. タクシーで行く

タクシーで行くのが一番楽で時間も短く済みます。ただし、サイアムやチットロムなどのバンコク中心部から乗車すると費用も時間もかさむので、BTSモチット駅からのタクシー利用をおすすめします。

時間は約30分~40分。タクシー代はおおむね150バーツ(約500円)前後です。運転手さんには地図を見せても通じないことがありますが、ワットサナムヌア(วัดสนามเหนือ)のタイ語表記を見せるのが確実です。

2. チャオプラヤー川エクスプレスボート+タクシーで行く

BTSサパーンタクシン駅を降りてすぐの場所にあるサトーン船着き場から、オレンジの旗が目印のチャオプラヤー川エクスプレスボートのオレンジボートに乗って、終点のノンタブリーに行きましょう。運賃は14バーツ(50円)。そこから、ワットサナムヌアの船着き場にタクシーで向かいます。料金は100バーツ(約320円)程度です。

平日であれば終点がワットサナムヌアのグリーンボート(特急のエクスプレスボート)に乗って行くことも可能ですが、このボートは土日は動いておらず、しかも平日も朝と夕方の運行のみ。クレット島のマーケットは土日でなければ楽しさが半減するので、オレンジのボートに乗ってタクシーに乗り換えましょう。

3. バスで行く

一番わかりやすいのは、BTSチットロム駅から歩いて10分ほどの場所にあるバンコク伊勢丹前のバス停から505番のバスに乗る方法です。料金は23バーツ(約70円)。1時間に4、5本ほどの頻度で運行しています。ワットサナムヌアは終点ですから乗っていれば確実に到着します。

ただし、時間が非常にかかります。渋滞状況にもよって違いますが、最低でも1時間半は見ておいた方がいいでしょう。さらに降りたバス停から船着き場までは歩いて6、7分ほどかかります。
以上から、私の一番おすすめは1のタクシーで行く方法。チャオプラヤー川のボートに乗り、町並みを見ながら時間をかけて目的地に着くプロセスを楽しみたいなら2や3の方法も楽しいかも。お好きな方法を組み合わせてみては?

なお、ガイドブックなどではクレット島はタイ語で「コ・クレット」と紹介されていますが、実際には「コ・ケッ(ト)」(トは口の形だけ)と発音したほうが通じます。ご参考までに。

渡し船に乗ろう

船着き場への看板

ワットサナムヌア寺院に着いたら、その右手奥にある船着き場を目指します。歩いてすぐの船着き場に着いたら、渡し船に乗りましょう。10分ほど待っていると船がやってきます。運賃はわずか2バーツ(約7円)。すぐに対岸のクレット島に到着します。

クレット島の散策方法は自転車か徒歩

クレット島は1周約7km。のんびり徒歩で歩いても2、3時間ほどですが、途中、お店などが何もない場所もあるので、おすすめは自転車で回る方法です。

クレット島 レンタル自転車のお店

船着き場を降りて少し歩けば、レンタル自転車のお店がいくつも出ています。料金はどの店も1日借りて40バーツ(約130円)。自転車で島をゆっくり回りながら、気になるスポットやお店があったらそこで自転車をとめ、風情あるクレット島を堪能しましょう。島のあちこちに地図が掲示されています(英語表記もあり)。

クレット島の路地

なお、道が非常に狭く、急な曲がり角も多いので、くれぐれもゆっくり安全運転で進みましょう。

どこか懐かしいマーケットの魅力を徹底紹介

クレット島 マーケット

クレット島の魅力は、素朴で少しノスタルジックな風情にあります。

クレット島 マーケット

駄菓子やお菓子、素焼きの食器、せっけんなどを販売する店が集結しているマーケットも小さな路地、川べりに流れる空気やお寺も、懐かしくのんびりレトロな印象なのです。

OTOPヴィレッジ・チャンピオン

お店が連なっているのは島の北側。ここには、「OTOPヴィレッジ・チャンピオン」という商店街が続いています。買物心をそそるOTOP(One Tambon One Product = 一村一品運動の略)グッズがたくさん販売されていますが、やはり、この島に来たら素焼きのアロマプレートや壺、お皿を買いたくなります。時間の経過とともに飴色に変化する素焼きグッズを記念にどうぞ。

素焼きのマグカップやコーヒーカップ

素焼きのマグカップやコーヒーカップなど、普段使いできそうなモノも見つかります。小さな壺なら50バーツ(約160円)、コーヒーカップなら160バーツ(約520円)ほど(ソーサーつき)。好みの一品を見つけてください。

よりどりみどりのお菓子やスナック

よりどりみどりのお菓子やスナック

マーケットではさまざまな色や形のおやつやお菓子がズラリ。童心にかえって買い食いしながら歩くのも楽しいですよ。

よりどりみどりのお菓子やスナック

とりわけ見た目も可愛く、楽しめるのがお菓子。バナナを材料にした飴状のお菓子から卵黄と砂糖でキュートに仕上げたお菓子などが揃っています。お店によっては、写真のように非常に手の込んだお菓子を出すところも。甘さもさほど強くありません。一口サイズなので軽く食べられますよ。

クレット島の名物

花の天ぷらも見逃せません。アンチャン(藍色の花)、ブーゲンビリア、プルメリアといったトロピカルな花をその場で揚げて、甘めのソースをかけて食べるスナックはクレット島の名物の1つ。

クレット島天ぷら

クレット島ならではの「食」を体験してみませんか

クレット島クラフトビール

クレット島の名物の1つといえるのが、地元産のクラフトビール。チットビアは、店内でブリューイングアカデミーまで開いているマニアックなビールの店だけあって、品揃えは豊富。店の名前がついた「Chit Beer」を始め、地元産を始め20種類ほどのクラフトビールが揃っています。値段は100バーツ(約320円)〜160バーツ(約500円)。

クレット島 Chit Beer

看板が小さいので見落としがちですが、中に入るとビール好きの観光客でぎっしり。川沿いの席はいつも客でにぎわっています。この店がうれしいのは食べ物の持ち込みが自由なこと。屋台で買った食べ物を持って店に行き、穏やかな川の流れを見物しながら好みのフレッシュなクラフトビールで喉を潤してはいかが?

ただし、基本的には土日のみの営業なので、確実にチットビアを飲みたいときには週末に出かけてくださいね。

Chit Beer

Chit Beer
営業時間:12:00〜21:00 土日のみ
行き方:船着き場を降りて、川沿いに左手に歩いて徒歩5分強。Coffee & Galleryの前

クレット島には特にグルメで有名なお店というのはありませんが、もしレストランに行くなら、De Palaへどうぞ。

チットビア フライドチキン

いわゆる一般的なタイ料理ならほぼ揃っています。おすすめは、バジルソースで味付けをしたフライドチキン。小サイズで149バーツ(約500円)、大サイズで249バーツ(約800円)。写真は小サイズです。

この店の楽しい点は、写真のようにテラス席で足を川につけながら食事ができること。あまり衛生的とはいえませんが、良い思い出にはなりそうです。

De Pala

De Pala
営業時間:10:00〜21:00 土日のみ
行き方:船着き場を降りて、川沿いに左手に歩いて徒歩5分弱。

コーヒーを飲むなら、ぜひCoffe & Galleryへ。ここは美味しいコーヒーを出すだけでなく、自分でコーヒー豆を焙煎したり、挽いたり、淹れたりといったワークショップも満喫できます。

体験型のユニークなカフェ

DIYセットを頼むと自分で焙煎した豆でコーヒーを淹れて飲むことができます。料金は200バーツ(約640円)。挽いた豆の持ち帰りも可能です。体験型のユニークなカフェです。

Coffe & Gallery コーヒー&ギャラリー

Coffe & Gallery コーヒー&ギャラリー
TEL:086 609 5566
営業時間:09:00~18:00
公式サイト:https://www.facebook.com/handroasted/
行き方:行き方:船着き場を降りて、川沿いに左手に歩いて徒歩5分強。Chit Beerの前

クレット島は土日に賑わう観光地ですが、ウイークエンドマーケットのように大混雑する観光スポットではありません。素朴でノスタルジックな空気の中に、地元の特産品やお菓子、タイならではのグッズが勢揃いしているどこかほっとするような場所に一度訪れてみませんか。
バンコクから1時間半程度で行ける手軽さも魅力です。大都会のバンコクにはない魅力に触れに、ちょっと足を伸ばしてみませんか?

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