タイの若者に「今バンコクで面白いところを教えて?」と聞くと、よく返ってくるのが「チャイナタウンのソイ・ナナがいいよ!」という答え。ここ数年、若いクリエイターが作ったショップが集まり、とてもユニークな空間になっているのだそう。ということで、さっそく連れていってもらいました。

タイの伝統文化がぎゅっと詰まった隠れ家バー

タイの友人が「ソイ・ナナの中でもここがイチオシ!!」と教えてくれたのがテップ・バー(Tep Bar)。ソイ・ナナの通りから一本細いソイ(小道)を進んだ奥にあるのですが、古い建物をリノベーションしたバーは、エントランスからして何か起こりそうなカッコ良さ!

店内は2階までの吹き抜けで、1階のステージではタイの伝統音楽の演奏もあります。お客さんは、タイ人から外国人まで若者がほとんどで、開店からすぐに満席になりました。
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このお店のオーナーのコンさんは、フリーランスのデザイナー。広告代理店で働いていた時の同僚と3人でこのお店を作りました。本物のタイの良さや伝統を知ってもらう場所にしたいという思いから、歴史と古い街並みが残るこの場所を選んだそうです。

ソイ・ナナにこうしたお店ができ始めたのは、ちょうどこのバーがオープンした3年前。今ではこの狭いエリアにいくつもの個性的なお店が集まっていて、定期的にイベントも開催されています。

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テップ・バーでぜひ試してもらいたいのが、ここでしか飲めないタイらしい飲み物。左はヤードンをベースにしたカクテル、ソンクラン280バーツ。右はヤードンの飲み比べセット200バーツ。ヤードンとは、タイの滋養強壮酒で養命酒のようなもの。ちょっぴり薬のような味わいがクセになります。テップ・バーでは医師に作ってもらった自家製のヤードンを使用しています。

ヤードンとべセット

もちろんタイ料理も豊富。左はオーナーのお母さんのレシピを再現したという手の込んだ一品、ムー・サーロン(豚ひき肉団子の中華麺巻き揚げ)180バーツ。お酒のあてにちょうどいいメニューもたくさんあります。

ムー・サーロン(豚ひき肉団子の中華麺巻き揚げ)

とにかくお店の雰囲気が素敵なのですが、このお店のインテリアからお店のロゴ、スプーンなどの小物にいたるまで、コンさん自身がデザインしているそう。
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例えば、テップ・バーのロゴマークは、寺院の屋根の突端部分に飾られている「チョー・ファー」をモチーフにしたもの。またゴールドを用いたバーの壁は、ヤワラー通りにあるお寺、ワット・トライミットの話からインスピレーションを得たもの。

約700年前、スコータイ時代に造られた黄金の仏像を、ビルマ軍の侵略から守るために漆喰を塗って隠したのですが、それが1985年の廃寺取り壊し工事の最中に見つかったという実話。漆喰で覆われていた仏像の中には、約5.5tの金で作られた仏像が隠れていたそう。ワット・トライミットもこの近くなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

Tep Bar
住所:69-71 Soi Nana, Maitrichit Rd.
電話:+66-98-467-2944
時間:17:00~24:00(金・土曜は~翌1:00)
休み:月曜
URL:https://www.facebook.com/TEPBARTH/

なにこれ! 可愛すぎるカフェ!!

ナヒム・カフェ×ハンドクラフト(Nahim Cafe×Handcraft)

ソイ・ナナに集まるお店は、ほとんどが夕方頃にオープンするのですが、朝から開いているカフェがこちらのナヒム・カフェ×ハンドクラフト(Nahim Cafe×Handcraft)。とにかくなんでも可愛くて、インスタやセルフィーのスポットにもなっています。

ナヒム・カフェ×ハンドクラフト

なかでもおすすめなのが、水玉模様のドリンク各種。まるで絵にかいたようなきれいな水玉なのですが、どうやってこの水玉を作っているのかは、飲んでからのお楽しみ。なるほどねぇ!と思いました。

マンゴーミルクシェーク140バーツ

日本人は「ほんのり可愛い」のが好みだと思うのですが「とことん可愛い!」というのがタイっぽいところだと思います。おすすめはマンゴーミルクシェーク140バーツ♪

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お店のスタッフもおしゃれで、この日は日本語が話せる女の子もいました。雑貨もいろいろあって、楽しいですよ。

Nahim Cafe×Handcraft
住所:78 Soi Nana, Maitrichit Rd.
電話:+66-2-623-3449
時間:11:00~21:00(土・日曜は9:00~21:00)
休み:なし
URL:https://www.facebook.com/nahimcafe.handncraft/

懐かしさを感じさせる古き街並み

ソイ・ナナ

ソイ・ナナへはMRT(地下鉄)のファランポーン駅から歩いて10分ほど。チャイナタウンからも近く、昔ながらの家がまだまだ残っています。チャイナタウンの文化と、新しいお店が共存しているというこの街の雰囲気が一番の魅力。タイらしいエリアを散策したいと思っている方はぜひ出かけてみてください。

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Photo/Kazuyo Kawatoko